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HOP (Human & Organizational Performance)

他大学にはあまりない特徴として、VanderbiltはHuman & Organizational Performance (HOP)というHRに特化した専攻があり、2019年にはプリンストンレビューのMBAのHRプログラムランキングで2位に選ばれました。そのため、選択科目の授業にも人事や組織関連の授業が多数あり、HR専門の教授陣も多く抱えています。採用活動でOwen を訪れる企業の中でも一番数が多いのがHOP専攻の学生向けとのことですので、それだけOwenのHOPプログラムが認知・評価されているということが伺えます。以下が代表的な授業となります。

Image by Perry Grone

Managerial and Organizational Effectiveness

組織マネジメントについて学ぶ授業です。パーソナル、グループ、組織というように個人から企業にスケールアップしながらマネジメントについて学んでいきます。フィードバックの重要性とその方法、ネットワーキング、上司との対話など、ある種泥臭いところに関しても言及している授業です。

Image by Headway

Negotiation

ビジネスの場で交渉する際のスキルを学ぶ授業になります。交渉の場での状況を正しく理解し自身の利益を主張すると同時に相手の利益を理解して、相互にとって利益となる交渉を達成することを目指します。授業外でクラスメイトと交渉のシミュレーションをすることが課されており、実践に近いトレーニングができていると思います。

Finance

VanderbiltではMBAの他にもアカウンティングやファイナンスのマスターコース(期間約10か月)も提供しています。特にMaster of Science in Finance (MSF) は2018年のWall Street Journal/Times Higher Education 2018 master's in finance list にて1位をとったこともあるなど、充実した環境とカリキュラムを提供しています。MBAの生徒も選択科目として、MSFが提供してる授業と全く同じものを受講することができるため、Financeの知識を深めるのにはこの上ない環境があるといっても過言ではありません。MSF生と一緒に授業をとり、グループワークをすることで大いに刺激を受けられること請け合いです。

​以下が代表的な授業となります。

Image by Science in HD

Entrepreneurial Finance

ベンチャー企業がどのようにベンチャーキャピタルやプライベートエクイティファンドから資金調達をするのか、その方法やその結果Ownershipはどう変化するのかなどを学ぶ授業です。この分野はやはりアメリカが最先端で、かつ事例も多くあるので、もしベンチャー企業のファイナンス方法やベンチャー企業投資などに興味がある人は受講をお勧めします。

Image by Jamie Street

Corporate Financial Policy

企業の財務戦略について学びます。取締役の報酬制度、最適資本構成、IPO手続き等を、毎週の講義及びケーススタディを通じて扱います。これらの財務戦略が企業価値にどのような影響を与えるか、という視点で意思決定を分析するため、財務部門の方のみならず、経営を将来行う立場にある方には必須の知識であると感じています。

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