プロフィール その1
【留学形態】社費留学
【出身業種】製造業
【専攻志望】Strategy/Finance
【海外経験】大学時代10ヶ月、ドイツに交換留学経験有り
【キャンパスビジット】なし。COVID-19の影響で不可
動機(Why MBA?)
直接的には、自身のキャリアで叶えたい目標を見据えた際に、MBAで包括的にビジネスについて学びなおす道が、最短で目標に近づく道であると考えられた為、MBAを目指し始めました。但し、その際にMBAという選択ができたのも、社内で多くのMBAホルダーにお会いする中で、皆がとても魅力的な人間であると共に、在学中の学びや経験は人それぞれではあるものの、皆MBAでの経験を楽しそうに振り返り、全員がMBAへ行って良かったと話をしていたことがきっかけであることは間違いありません。
勉強方法
TOEFL/IELTS
私は、当初TOEFLで準備を進めていましたが、90点を超えたあたりから、だんだんと行き詰まりを感じていました。そんな時に、Affinityの飯島先生と出会い、先生が仰るIELTS選択のメリットに納得を感じて、IELTSへ切り替えました。切り替えた当初の夏(7月)にAffinityでIELTSの解き方を学び、その後はGMATの勉強が本格化するのと共に、IELTS単体の勉強は自主学習となり、充てる時間の比率も下がりました。但し、月に1回程度の受験は続け、12月に出願スコアのOA7.0の獲得が出来ました。RLSWどこかのセクションであと0.5上がればOA7.0という結果が夏から続き、しんどい時期が続きましたが、最終的にはGMATでの勉強がIELTSの点数押し上げに繋がったかと思います。但し、GMATを勉強しているとListeningだけは勉強できない為、Listeningだけは勉強を続けることをお勧めします。個人的には毎日、ディクテーションを30分することを続けた結果、2か月程で成果を感じられました。
GMAT
GMATは夏以降、勉強を本格化させました。特に良かったのが、Affinityで受講したRCの講座です。それまでRCは苦手科目でしたが、AffinityでRC講座を受講して解法を聞いて、目から鱗でした。Affinityで習った解法を自分のものになるまで問題を解いて、体に染み込ませることにより、最終的にはRCでのミスは最低限に抑えることが出来て、自身の得意科目になりました。内宮先生のRC講座、本当にお勧めです。また、何よりもGMATの勉強はなかなかしんどいものがありますが、ぜひ受験仲間を作られることをお勧めします。私の場合は、同じ塾に通う仲間と毎日Verbalの問題を解いて、分からない問題や各人の解法が異なる場合、互いに教えあい議論をしておりました。結果、毎日問題を解く強制力が発生し、継続して問題に触れることが出来たと共に、友人に自身の解法を説明することで自身の理解も深まったと感じております。
エッセイ
Affinityの佐取先生にカウンセラーをお願いしました。カウンセラー選択は非常に重要です。ご自身に合うカウンセラーを早く見つけることが大切です。またMBAのカウンセラーは抱えられる生徒数に限りがあり、この点でも早めに動きだし、コンタクトを取られることをお勧めします。私の場合は、英語の試験、GMATの勉強の進捗が思うように進まなかったこともあり、エッセイの取り進めが正直遅くなってしまったと感じております。そんな中でも、佐取先生とまずは日本語から内容を洗い出し、ディスカッションが出来たことは結果として、私にとっては良かったと感じております。
インタビュー
インタビュー対策は、1月中旬頃から、Nishさんと始めました。Nishさんは長年多くの生徒を抱えており、各学校のインタビューの特徴を良く知っています。また、その年の情報も多く持っている為、各学校に合わせた的確なアドバイスを頂けました。また、インタビュー前で不安になっている時も、いつも私をモチベートして頂けました。おかげ様で自信を持って、インタビューに臨むことが出来、自分の持っている力を発揮できたと感じております。
Owen を選択した理由(Why Owen?)
Owenを選択した理由は、主に以下の3点です。
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少人数のクラス
Owenは全体として180人程のクラスサイズであり、教授陣が生徒1人1人を見ることができる規模間に魅力を感じました。実際、学校側もWorld-class business education on a personal scaleを謳っており、教授との距離の近さは授業が始まった今、とても感じております。 -
中規模サイズの都市に立地
大都市であれば、学校以外の繋がりも多くあり、クラスメイトも学校外に出ていく機会も増え、クラスメイトとの交流が薄れてしまうと思いました。一方、あまりに田舎の学校へ行くと生活をするのに不便ではと考えていた際、Owenに出会いました。在校生や卒業生のお話から、OwenのあるNashvilleは丁度よい街の規模感ではと感じられ、Owenに魅力を感じました。実際来てみて、クラスメイトの学校へのコミットメントは非常に高く、またNashvilleは思ったよりも都会であり、日本のものも結構揃います! -
International Studentsの比率
OwenはInternational Studentsの比率が20%程と、割と米国人の比率が高い学校かと思います。私は、その点が米国人との会話やディスカッションにどっぷりとつかるのには良い環境ではと魅力を感じました。また、International Students1人1人に求められる授業や課外活動での貢献度合いも高まるかと感じ、自身がMBAの2年間で高めたい力と合致すると感じました。
最後に
MBA受験は長く大変な道のりかと思います。また今年はコロナ禍の中、対面で学校の説明を聞いたり、友人と勉強をしたり、キャンパスビジットを行うことが難しく、色々な場面で苦労をされているかと思います。そんな中でも、ぜひ友人を作り、各学校の在校生・卒業生、塾の講師やスタッフの方々を頼られてみてください。私も受験の際、上で挙げさせて頂いた多くの方々に非常に助けて頂きました。MBA受験の関係者の方々は他人に対して、非常に快くサポート頂ける方が多いなというのが私の実感です。もちろん、私もOwenの在校生として、受験生の皆さんのお力になれることがあれば、ぜひお力になりたいと思います。少しでもOwenに興味のある方はぜひお気軽にOwen日本人在校生ホームページよりお問い合わせください!お待ちしております。最後に、皆さまのMBA受験が1人1人納得したものとなられることを祈念しております。
プロフィール その2
【留学形態】社費留学
【出身業種】製造業界
【専攻志望】HOP/Operations & Analytics
【海外経験】海外旅行数回程度(留学、駐在経験なし。業務での英語使用もほとんどなし)
【キャンパスビジット】あり(2020年2月 Discover Weekend参加&Interview)
※合格後、COVID-19の影響で1年入学を延期しています
動機(Why MBA?)
情報システム部門にて様々なプロジェクトに携わる中で(たとえシステム一つでも)何かを変えることの難しさや多くの関係者を巻き込んだ意思決定の難しさを実感し、実践的なリーダーシップを磨いていきたいと思ったため。また、入社以来ずっと同じ会社の同じ部署で働いており、仕事内容に不満はないものの、一度違う環境で自分を鍛え直してみたい・自分がどの程度通用するのか確認してみたいという思いがあったため。
勉強方法
MBA受験といえば「TOEFL!GMAT!」というイメージですが、最近はほとんどの学校でIELTSとGREを受け付けているので、試験の選択から戦略が問われます。試験の相性でスコアがガラッと変わることもあるため(私がそうでした)、自分がどの試験に向いているかは早い段階で模試を受けるなどして確認しておく方が良いと思います。試験選択及び勉強方法の戦略についてはAffinity英語学院飯島先生の学習カウンセリングに大変お世話になりました。
IELTS(TOEFLから転向)
LR:Affinity英語学院の内宮先生の講座を受講しました。問題の解き方ついての体系的な説明や躓きやすいポイントといったIELTS向けテクニックはもちろん、英文の読み方・聞き方の基本的な事項も丁寧に教えてくれる大変素晴らしい授業です。自宅での学習は内宮先生の授業の予習復習に加えて『IELTS 本番形式問題3回分』を解いたのみでしたが、きちんと解法を身に着けていたおかげでLRは高得点を取れました。また、Lの自宅学習としてはディクテーションがおすすめです。IELTSは単語を書かせる問題があることに加え、聞けない原因を分析することにも役立つので、かなりの時間をディクテーションに費やしました。
SW:Affinity英語学院Nishの講座を受講していましたが予定が合わなくなり途中で断念、ほとんど独学でやってしまった(なんならあまりやっていなかった)ため点数が伸びませんでした。世間で言われている「書いて添削に出す」「オンライン英会話でとにかく練習する」といった当たり前の反復練習をもっとたくさんしておくべきだったと反省しています。SWは(正しいフィードバックを受けられる環境での)訓練あるのみです。
GRE(GMATから転向)
Verbal:RCを中心に対策しており、Affinity英語学院の内宮先生のRC講座を受講していました。RCは難しいと思われがち&対策が軽視されがちな科目ですが、実は解答のパターンが決まっており(内宮先生が教えてくれます)、それさえ掴めば安定して得点源にできる科目です。GMAT・GREで共に出題される科目なので、転向の可能性を考慮しても力を入れておいて損はないと思います。その他の科目はGWにAGOS中山先生のVerbal集中講座に通った後、隙間時間にOGや「GMAT ToolKit」というアプリで問題演習をし、苦手なポイントは別途単語帳アプリに記録して見返せるようにしていました。
Math:本当に苦手だったので、数学から逃げてきた己の人生を悔い改めながら恥を捨てて中学レベルの問題集からやり直しました。初見でOGが半分も解けない、という人はOGやマスアカ、ジェイマスを一旦脇に置いて、まず数学の基礎を固めた方が良いと思います。
エッセイ
Affinity英語学院の佐取先生と契約し、英文のネイティブチェックをNishにお願いしました。
つっこんだ自己分析は母語の方がやりやすいですし、ちょっとしたやり取りも気軽にすぐに行えたため、個人的には日本人の方にメインカウンセラーをお願いして良かったと思っています。
インタビュー
対人の練習はNishと数回行った程度です。自宅では自分で話している姿をビデオに撮って客観的な印象を確認し、余計な部分(姿勢の悪さや髪の毛を触ってしまう癖など)で与える印象を悪くしないように話す姿を修正していきました。また、こちら側からの質問はどんな相手でも・どんな会話になっても対応できるよう10個以上準備して臨むなど、とにかく熱意&会話を楽しもうという気持ちを持って挑みました。
Owen を選択した理由(Why Owen?)
・Small Schoolで他の生徒や教授、スタッフとの距離がとても近いコミュニティに魅力を感じたため。日本人同士の繋がりも強く(かといって各学年に日本人が多すぎもせず)、キャンパスビジットで出会った在校生も皆フレンドリーで、ここなら初海外生活でも安心して色々なチャレンジができそうだと感じました。
・HOP(Human and Organizational Performance)という学びたいことど真ん中の専攻があるため。キャンパスビジットでもHOPの教授の模擬授業に感銘を受けて「ここで学びたい」という気持ちを強めました。
・キャンパスビジットでナッシュビルを訪れた時、あまりに素敵な街で「ここが私のアナザースカイって言いたい……」と思ったため。ダウンタウン周辺の毎日が音楽フェスのような賑やかさと大学周辺の静かさのバランスが良く、とても住みやすく楽しめる街だと思います。日本でも免許を持っていないので、車がなくてもギリギリ生活できる点も高ポイントでした。(日本食スーパーがやや遠いので車持ちの方に甘えざるを得ない場面もありますが……)
最後に
渡米後2か月経過してこちらを書いていますが、既に「2年しかいれないのが寂しくて仕方ない」という心境です。
MBA受験は辛くしんどいですが、「この先に素晴らしい体験が待っているし、受験プロセス自体も成長に繋がるし、ここでサボると合格できたとしても行った先で十分な学びを得られない可能性がある(※ネイティブの怒涛のディスカッションスピードに圧倒されてグループワークで「無」になる、等)」と思ってあきらめずに頑張っていただければと思います。
プロフィール その3
【留学形態】私費留学(休職)
【出身業種】製造業(自動車業界)
【専攻志望】Operation/Strategy
【海外経験】8-9, 12-15歳アメリカ在住、社会人で2年間アメリカ駐在
【キャンパスビジット】なし
動機(Why MBA?)
アメリカ駐在時に現地のマネジメント層のリーダーシップ力と専門性の高さを目の当たりにし、同じ土俵に立てるようになりたいと思ったことがきっかけです。専門性を身に付けるという点でMS(Master of Science)とも迷いましたが、最終的にマネジメントを視野に入れていることと、過去担当したジェネラルマネジメント系の業務が楽しかったことを踏まえ、幅広く学べるMBAを志望しました。
勉強方法
全体を通して独学中心でした。各対策は下記しますが、プロセスを通して活用したリソースはAGOS(説明会、ウェブサイト)、「日本人のためのエッセイインタビューキャリア対策」(本)、GMAT Club(ウェブサイト)、Clear Admit(ウェブサイト)です。
2019年秋からリサーチを始め、2020年から本格的に準備を進めました。社内でも前例が少ない休職制度活用だったため、早めに2020年春に上司に休職希望と推薦状を依頼したい旨を伝えました。
学校がApplicationをオープンにしてから1st Roundの〆までの時間は短いです。その間に、事務的な内容を記入したり、エッセイを書いたり、ビデオエッセイをアップロードしたりと、たくさんのことをやらないといけないので、特に1st Roundを考えている方は何事も前広に準備されることをおすすめします。
GMAT
公式問題集と、Magoosh、Kaplanのオンライン教材を活用して本番に備えました。特にMagooshのビデオ解説は活字だらけの勉強の中で非常に重宝しました。
エッセイ
複数校出願した中で、代表的な設問が入っている1校分のみ米国のStacy Blackman Consultingにカウンセリングをお願いし、残りの学校はこのバージョンをアレンジして活用しました。費用を抑えたかったので、ある程度自分で経験を棚卸し、ドラフトを書き上げた状態で依頼しました。
カウンセラーを使うか迷いましたが、振り返ってみると少しでも見てもって正解だったように思います。特に「アジアの人は控えめに書く傾向があるけど、もっと打ち出してOK」とのアドバイスが印象に残っています。また、「なぜ?」の問いかけも自分では忘れがちなので第三者に見てもらうことで自己分析が進んだと感じています。
アレンジ版の文法は無料のGrammarlyでチェックしましたが、提出後読み返してみるとたまに間違いがあり。。とはいえ合格できましたので、細かい文法に時間を割くよりも、等身大の自分とこれまでの成果をうまく表現することに注力した方が良いのではないかと思います。
インタビュー
毎朝支度中にNPRのポッドキャストを聞いて耳を慣らしてたり、鏡やビデオ録画で想定質問に対して独り言で回答していました。また、Poets&Quantsが出しているMock Interviewのビデオ(Youtube)の辛口アドバイスが面白くたまに見ていました。余裕のある方は一度見てみると参考になるアドバイスが見つかるかもしれません。
コロナで面接が100%オンラインに切り替わりましたが、私は普段オンラインのビデオを使ったことがなかったので、写りや音の加減を失敗しました。もちろん面接の中身が大切ですが、印象が良いことと心に余裕があるに越したことはないので、ビデオ等のテクノロジーはもう少し準備しておいた方が良かった、というのが私の反省点です。
Owen を選択した理由(Why Owen?)
少人数であること、オペレーション専攻があること、リーダーシップデベロップメントに力を入れていることが主な理由です。また、元々ナッシュビルに馴染みがあり、温暖な気候や、街の規模感がちょうど良いと感じていたのでOwenを選択しました。
最後に
実際に授業が始まり、Owenを選んで良かったと日々感じています。周りは優秀な学生ばかりですが皆とても協力的で、お互いの強みを活かして皆で成し遂げようという意識が大きいです。これは個人の好みですが、私はCollaborativeな環境の方が落ち着くのでOwenで正解だったと思っています。
学校選びから勉強方法まで、MBA受験は十人十色かと思います。仕事をしながらの受験は大変ですが、無理はしすぎず、自分のペースで頑張ってください。