プロフィール その1
【留学形態】企業派遣
【出身業種】金融業界
【専攻志望】HOP ⁄ Strategy
【海外経験】2~4歳ワシントン在住、大学時代に半年間海外シンクタンクにてインターンとして勤務、香港に5年間駐在、その他フィリピンでのホームステイを含む海外旅行30カ国以上
【キャンパスビジット】あり(2017年1月Interview及びキャンパスツアー)
動機
将来的に海外拠点長になりたいと志す中で、外国人の同僚に対していかにリーダーシップを発揮できるか壁を感じ始めたので、経営知識及びビジネススキルの習得を目指して志望しました。
勉強方法
2016年3月末に海外留学候補生に決定、その後駐在先の香港にて6月末まで受験対策を行い、6月末に帰国以降は主にアゴスとイングリッシュビレッジを活用して受験活動を本格化させました。TOEFL及びエッセイ対策はスムーズに進められたものの、GMATにおいて大変苦しめられ最終的にGREに切り替えました。GMAT/GREは受験プロセスの肝要となりますが、必ずしも長期間取り組めば良いという試験ではなく、相性によってはGREとGMATの間で同時期に受験してスコアの相性を図って頂くのも戦略の一つになるのかも知れません。
TOEFL
留学候補生に選ばれる前に半年間、終業後に香港大學の夜間のビジネス英語コースを受講し、日常業務でも英語は頻繁に使用していた為、ある程度英語試験に対してベースを整えて受験に臨めました。ただ、それでも 「スコアを出す為の勉強」は一定程度時間がかかるものだと思います。
・Reading
「英単語3800」をカバーし、問題量を多くこなす戦術でKaomanfenいう各種受験用の試験問題が大量に解けるサイトで過去問中心にひたすら解くことを繰り返しました。満点にまで近づける為には、問題量中心から質を高めるべく「なぜ間違ったか」を徹底的に納得できるように取り組み、希望スコアを獲得できるようになりました。
・Listening
こちらも毎日上記のサイトで問題を解きました。また、Scientific AmericaやTEDなども毎日聞くようにし、通勤時間は無料で取得できるBloombergラジオを視聴して耳を徹底的に英語なれさせる様に努めました。序盤は、メモを取ることに力を入れすぎてスコアが伸びなかった為、適当なメモを取るペースを掴むという意味でも問題量をこなす意味はあったと思います。
・Speaking
最もスコアが出づらくまたどうやったら出るのか分かりづらいセクションでした。香港駐在中にオンライン英会話のスキマトークを使って簡単にレッスンを受けてからと、日本帰国後にイングリッシュビレッジで徹底的に練習してからとでもスコアに大きな差異はなく、最終的にはスコア維持に努めてしまった感があります。ただSpeaking対策に時間を費やし過ぎて他のセクションのスコアを下げることは避けるべき状況だと思いますので、一定程度のスコアが出ればスコア維持に専念し、他のセクションのスコアを最大限高める方が総合的にスコアを出す戦略としては有効かも知れません。
・Writing
当初は、Jack juniorという在米講師によるe-mailを通じたライティングレッスンとインターフェイスのStone先生による通信講座を並行して学習していましたが、最終的にインターフェイスに特化しました。インターフェイスではindependentとintegrated双方の通信講座を3~4回受講する中で自分なりのテンプレートの作成を仕上げる事ができました。その後は、毎日Kaomenfenの問題集を活用し回答バリュエーションを増やせる様努めました。あと1~2点積み上げたいとなった状況で、イングリッシュビレッジで細かな文法のチェックを受けたところ、すぐに希望スコアに到達することができた為、回答バリュエーションと文法的な正確性の積み上げが大事な気がいたします。
GMAT
Verbal、Mathともに苦労しました。特にMathが大変足を引っ張った為に、Verbalの試験対策をきっちり積み上げても試験当日にMathに多大なエネルギーを奪われる・或いはスコアが振るわない結果、Verbalも希望スコアに届かないという事を繰り返してしまったと思います。私は受験過程の途中からアゴスの中山先生による個別レッスンを受講し回答精度を高められるように努めました。個別レッスンではレベル別の問題を先生が出題され、実際の試験で必要なスピードで回答し、答え合わせをした後に、先生が私の回答に至るまでの思考回路を確認されます。この思考回路の確認は非常に効果的で、Verbal、Math共にどこで間違ったか或いは詰まったかを見直すことができました。
GRE
GREはVerbalにおいて独特の語彙力が問われますが、Barronsの単語集の評判が高い様です。また、GMATでMathに苦労してもGREの方が現状はMathの負担はかなり軽い為、試験中の精神的負担もかなり違う様に見受けられます。実際、私はGREの試験対策はMathで満点近く取れる様にMagooshのオンライン問題集に集中的に取り組み、VerbalはBarronsの単語帳の暗記に2週間程度割いただけでしたが、獲得スコアは希望スコアにかなり近づけることができました。振り返ってみましても、Mathで一定スコアを獲得できたという安心感が大きかったと思っています。
エッセイ
私は受験プロセスの初期が香港における活動であった為に、香港で活動する日本人としてのValueを高めるべく4月初旬にはレジュメのたたき台を完成させ各ビジネススクールのアドミッションやアルムナイとの積極的に交流し、その交流を通じてエッセイを書く上で肉付けとなるアイデアを多量に得ることができたと思っています。TOEFLでスコア獲得以降は、毎朝1時間程度をエッセイ充てて内容の深堀と、エッセイを書くことで実際にそうしたいと思うモチベーションの形成に繋げていました。尚、第三者の視点として江戸義塾のEdにアドバイスを貰い内容の精度を高めていました。
インタビュー
個人的には、早い段階でレジュメのたたき台を完成させ自分の目的を明確化させて、アドミッションやアラムナイと積極的に交流し反応を見ながらどう言った話が最もインパクトを与えられるのか知ることで、インタビューの精度を上げることができたと思っています。 また、出願前にアドミッションに志望理由と自分自身が何を成し遂げたいのかを記載したメールを通じてコンタクトしたところ、出願前ではあったものの私が記載したアプリケーションの内容をreviewする、ほぼInterviewに近いスカイプ面談の機会を貰うことができました。同時にスコアメイクにおいては大変苦労していた為、本番のInterviewはオンキャンパスで実施したいと熱意を伝えました。本番は雑談も交えたアットホームな環境で面接を受けることができました。
Owen を選択した理由
過去に自社の先輩留学生が在籍していた為、学校について知る機会があったのと、スモールスクールを志す中でアドミッションのアットホームな対応に魅力を感じました。また、外国人の同僚に対していかにリーダーシップを発揮するかを考えるにあたって、Owenは他のビジネススクールよりもHuman Organizational Performanceという組織運営論のクラスが大変充実し専攻することもできる点で自分自身の中で差別化を図ることができたのも大変大きかったです。
最後に
MBA受験期間中は、勉強や仕事以外でも精神的に厳しくなる出来事が多々あった為、非常に辛いプロセスでありましたが、最終的には自分自身を信じて諦めずに粘り強く取り組んだ事が合格に繋がったと思います。同時に、単純なスコアだけでなく熱意やパーソナリティを踏まえて総合的に判断してくれるのがOwenの良さだとも思います。実際にMBA生活がスタートしてからは、毎週1回は同級生とハッピーアワーやディナーを楽しみ、Owen以外の学生とも週1回はサッカーをしたり、イベントを企画したり、或いはスタートアップ企業の運営について意見交換をしたりと刺激的な毎日を送れており、Owenに来れて良かったと心の底から思っています。各クラスは チームワークをベースとした課題が多く、自然と勉強仲間ができてくるのも、日本では得られない経験機会を積み上げる上で魅力的な環境だと思います。スモールスクールで様々なチャレンジ機会がある環境を望まれるのであれば、Owenは最適な環境であると思いますので、ぜひご一考頂ければと思います。
プロフィール その2
【留学形態】企業派遣
【専攻志望】Strategy
【海外経験】海外旅行程度
【キャンパスビジット】あり(2017年3月)
動機
技術職の仕事をしてきましたが、企画や戦略立案の仕事するフェーズになると、今までの知識や経験だけでは太刀打ちできない状況が増えて来ました。体系的に経営の知識を学ぶ必要性を感じ、海外MBAの社内選考に応募することを決めました。
勉強方法
スコアメイクに関しては、勉強開始時の英語力や数学力に大きく影響しますし、効果的・効率的な勉強方法は、個人によって大きく異なると感じています。自分のなりの点数が上がる勉強方法を早めに見つけることをおすすめします。
IELTS
最終的にIELTSで出願しました。過去問を中心に継続的に学習することで、徐々に点数を上げていき、11月に目標の点数に達することができました。
・Reading
一番点数が出やすいセクションだと思います。ただ、個人的には時間が余らないように感じるので、自分なりの解き方のスタイルを身につけた方が良いと思います。
・Listening
ディクテーション、シャドーイングを継続的に行いました。Listening力で鍛えられる部分が違うと思うので、必要があるのならばディクテーションも行うべきだと思います。それとある程度の単語の暗記は必須だと思います。
・Speaking
問題パターンはある程度決まっているので、予め問題パターンを確認しておくことをおすすめします。テスト時には、話す構成に気をつけるようにしました。
・Writing
一番苦戦したセクションです。ただ、試験勉強を通じてアカデミック・ライティングの基本を身に付けることができたので、非常に有用でした。
GMAT
最終的にGREで出願しました。Mathは非常にやさしいですが、継続して満点を取るのはなかなか厳しいかと思います。時間不足になりがちだったので、過去問題を使って問題演習を繰り返しました。Verbalは英単語の勉強と長文読解の演習を繰り返しました。個人的にはGMATの読解よりも難しいのではないかと思います。12月にひとまず目標の点数に達することができました。
エッセイ
江戸義塾にてエッセイ、インタビュー対策を行いました。あらかじめ自分でエッセイを作成した上で、カウンセラーとディスカッションを重ね、ひたすら深掘りしていきました。業務経験が豊富であったのと、バックグラウンドで差別化できたため、エッセイに関しては、そこまで苦労しませんでした。ただ、エッセイは他のアプリカントと差別化するために重要だと思うので、力を入れるべきだと思います。
インタビュー
エッセイ作成後、インタビュー対策を始めました。私の場合は、決められた時間内で、効果的、効率的に伝えるために、ある程度どのようなことをアピールするのかは考えておきました。
Owen を選択した理由
当初からスモールスクールを中心に受験校を検討していました。Owenを知ったのはアゴスの夏祭りです。アラムナイの方に話を聞き、興味を持ったのとフィット感を感じたので、かなり早い段階から志望していました。2nd Roundで出願し、2月末にビジットし、3月中旬に合格通知を頂きました。入学に際しては、最終的には直感で決めました。
最後に
MBA受験勉強中は、業務がある中で非常に大変な日々が続きましたが、諦めずに頑張り続けました。家族には大変な負担と苦労をかけたと感じています。学生生活が始まってからは、自分のキャリアを通じて成し遂げたいことを頭の片隅に入れて、優先順位をつけて日々を送るようにしています。同級生は様々なバックグラウンドから様々な目的を持って学んでいますが、Owenはそれを受け止めることができる非常に良い環境が揃っているのではないかと感じています。
プロフィール その3
【留学形態】企業派遣
【出身業種】製造業
【専攻志望】Finance ⁄ Strategy
【海外経験】大学時代に1ヵ月アメリカ短期留学
【キャンパスビジット】あり(2017年2月Discovery Weekend参加)
動機
比較的経営陣に近い立場での仕事が多かった中、常に自分の知識不足を痛感しており、体系だった経営学の勉強をしたかったこと、グローバルな環境においても自分らしくリーダーシップを発揮できるよう経験を積みたかったことから海外MBAを希望しました。
勉強方法
2016年4月末に海外留学候補生に決定、6月よりアゴスに通学し、本格的な受験勉強を開始しました。日頃英語を使う機会がほとんどなかった上、限られた期間の中で、結果を出さなければいけなかったため、本当に苦しみました。秋ごろからはTOEFLの得点が上りきらないまま、GMATとエッセイ対策を進めるという三重苦の状況となり全てにおいて結果が出せない状況が続きました。受験期間は十分に確保されること、TOEFLだけでも早い段階でスコアメイキングをしておくことが重要だと思います。
TOEFL
アゴスにて一連のTOEFL講座を受講し、その後はウェブTOEFLでライティングコースを受講しました。基本的にはテクニックでこなせるテストではなく、日々の積み重ね以外に高得点を取るための手段はないと思います。そのため私は、どれだけの時間をどのセクションに費やすかという、1週間の計画表作成により、日々のタイムマネジメントと効果測定を行っていました。途中、エッセイ準備とGMAT対策との並行で思ったように実行できないことも多々ありましたが、順調に計画をこなせていた時期は点数が伸びていったように思います。
・Reading
「英単語3800」でLevel3までをおおよそカバーし、アゴスの講座を全て終了した後は、満点近くを取れるようになりました。語彙力を高めるのが高得点への近道だと思います。ただし、私の場合、他セクションへの勉強時間を割いたところ、得点が低下し始めてしまったので、安定して得点を獲得できるよう一定間隔での練習が必要だと思いました。受験最終局面では、OGをやりきってしまったため、Hackers TOEFL Actual Testをこなしました。OGに比べ難易度が高めで良い教材だと思います。
・Listening
3日に1回くらいの間隔で新しい教材に取り組み、家ではシャドーイング練習、通勤中には苦手な箇所を中心に1センテンスごとに暗唱できるよう練習を繰り返しました。特にアゴスのリスニング講座上級編とHackers TOEFL Actual Testの教材はスピードが早く、私には効果的でした。
・Speaking
日本人らしく、一番苦手なセクションでした。いくつかのテーマに即して答えを準備するということをした後、秋ごろからインタビュー対策もかねてレアジョブを毎日お昼休みに受講し、1ヵ月を過ぎたころ、少し得点が伸びました。
・Writing
得点源とすべきセクションですが、Independentで最後まで思うように得点を上げることができず、全体の得点低下を招いたと思います。Integratedはアゴスのテンプレートを使用することで一定の得点を稼ぐことができたので、Independentでもテンプレート使用を試してみましたが全く効果がありませんでした。振り返ってみると、いろいろなテーマに本番同様の練習を積み重ねていくことが一番重要だと思います。
GMAT
Verbal、Mathともに苦労しました。Verbalはアゴスと濱口塾のオンライン講座、Mathは濱口塾のオンライン講座とマスアカで勉強しました。Mathは初回でそれなりの得点が出たため、安心しきっていましたが、まぐれだったようで最後まで足を引っ張りましたので、初めからきっちり対策をし、確実に得点が取れるように対策をしておくべきだったと思います。Verbalでは濱口塾の教材が自分に合っており、問題数も非常に多いため大変役立ちました。SCはやりこなして得点源にというアドバイスを得て濱口塾の教材を3回復習、CRも同様に繰り返しの練習で思考プロセスを習得した後に得点がアップしました。とは言うものの、目標点に達しないまま、受験回数の5回を使い切ってしまったため、GREを一回受験し、若干の得点アップで終わりました。GMATに比べ、Verbalは単語の難易度が上りますが、Mathが格段に易しいため、Mathが苦手な方はGRE受験を検討されるのも良いかもしれません。
エッセイ
アゴスのLee先生に助けてもらいました。数校のエッセイができるまではディスカッションを重ね、ある程度のネタができた後は、どの学校もスムーズに取り組むことができました。
インタビュー
2nd roundに出願後、スコアメイキングもできていない状況でしたが、入学したい熱意を伝えようとDiscovery weekendのタイミングでビジットし、インタビューを依頼しました。ぎりぎりまで試験対策をしていたため、面接対策としては1週間ほどしかありませんでしたが、エッセイと同じLee先生に2回練習をしてもらった後は@Englishの10回面接対策で、基本的な質問に対する繰り返しの練習を行いました。また、日本国内で年末に開催された在校生とのコーヒーチャットやキャンパスビジットによって、実際の学校生活や校風、そして人となりを知ることができ、インタビューに向けた準備を進めるなかで効果的なインプットとなりました。想定していない質問もありましたが、あせらずに自分の考えをきちんと述べ、Owenへの志望度が高いことをうまくアピールできたことが良かったのだと思います。
Owen を選択した理由
Owenを知ったきっかけはアゴスの夏祭りで、なんとなくブースに立ち寄り、アラムナイの方に話を聞いたことです。私はスモールスクールを中心に学校選択をしていましたが、その中でもOwenは卒業生の母校への愛をひしひしと感じたこと、在校生・卒業生、お話した方皆さんがとても親切で魅力的であったこと。さらに、キャンパスビジットで、協調的な校風も感じとることができたため、第一志望の学校となりました。
最後に
MBA受験勉強中は、仕事も家事もこなしながら、体力的にも精神的にも非常に辛く、家族にも大きな負担と心配をかけた時期でした。特に私はウェイトリスト入りしたため、その後も試験を受け続け、アドミッションにコンタクトをし、最終的に合格することができました。辛く長い道のりでしたが、やはり基本的には自分との戦いで、目標実現に向けあきらめない気持ちが一番大事だと思います。
MBA生活が始まった今、自分の英語力の低さに苦労する毎日ですが、クラスメートやチームメートの協力的な姿勢に助けられることも多く、本当にOwenに来て良かった痛感しています。また、単にスコアだけでなく、受験生の人間性も含め総合的に見てくれる素晴らしい学校です。Owenに興味をもたれた方はぜひビジットしてこの雰囲気を感じてもらえれば幸いです。お待ちしております!