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コメント その1

コメント その1

Class of 2004 Y

 

Owen の満足度

小さいクラスサイズ、豊富なカリキュラムが大きな理由でOwen を選びましたが、2年間飽きることなく興味のある科目を取り続ける事ができましたので非常に満足しております。 学生、教授も非常にフレンドリーであり、生活環境もよく、充実した留学生活を送ることができました。
 

Owen に来て自分はどう変わったか

最初のコアの半年で、自分にどんなスキルが足りないか、どんな強みをさらに高めるかを見極めることができ、それに基づいて選択科目を幅広く履修でき、知識、スキル、視野は大き く広がりました。Marketing & Strategy 専攻ですが、最終的にはあと一科目とればOperation 専攻、あと一科目とればInternational Emphasis になるようなかなりGeneral Management に 近い履修形態でしたが、目的意識を失わなければ得るものは非常に大きいです。
 

学校生活を通じて得たもの

就職活動を含め時間のやりくり、上手く手を抜くコツ、遊ぶ時は遊ぶという割り切り(笑)
 

好きな教授Top3(上から1位~3位)

Marketing 専攻なので、Marketing で纏めてみました。

Kumar:

彼の授業はアートです。僕の漠然としていたMarketing のイメージをきちんと形にする方法を教えてくれた教授。

Rados:

レポートに「Shame on you! 」と書かれたり厳しい教授ですが、授業内容は実学に徹していて好感触。好き嫌いが別れるタイプ。美しいTakeaway と論理を求める 人には嫌われると思います。

Rich Oliver:

授業は眠いのだけれども、インターン中に質問を投げかけても直に返信が来たり、質問に対しても答えも的確。知識に深みがある教授。

 

Owen でもっとも影響を受けた人物

同級生達。こういう機会でもないと異業種、異文化の人々と机を並べて勉強する事はないですから。日本人同士でも全然違っておもろかったです。
 

Owen でもっとも役に立ったと思う授業

コアの授業全般。コアの授業を理解できていないと、選択科目から得るものが少なくなる。
 

Owen でもっとも面白かった授業

単純に「面白かった」ってはPersley( Economics 担当)のクラス。雑談授業に近いものがあるので。
 

Owen でもっとも辛かった授業

Corporate Value、やっぱりFinance は馴染みが無いだけに苦労します。その分得るものも多いのだけれど。
 

Owen でもっとも印象に残っているイベント

なんだろう?やっぱり最後のFollis であゃゃ with S さん?
 

Owen の満足度は何%?

90%
 

Owen の学生・スタッフのキャラクターを一言で表すと?

Friendly、お人よし、といえるほどFriendly
 

Owen の日本人は?

私費としては私費学生が少ないのが寂しい。
 

アメリカ生活でもっとも嬉しかったこと

靴が20足増えた事。アウトレットだとFerragamo が$199ですよ!おくさん!
 

アメリカ生活でもっとも恥ずかしかったこと

自分自身の存在???最初っから最後までセレブといい続けたのに、誰も認めてくれなかったこと。
 

日本に帰ったらやりたいこと

アシヤレーヌ、青柳姉妹から「VERY 」を奪うこと。
 

就職する(戻る)会社にどんなことを期待されてる?

E - business 担当なので、新しい試みをどんどんして欲しい、好き勝手にやってくれといわれてるので、好き勝手します。
 

会社にどんな貢献ができそう?

土着営業あがりなので、現場の雰囲気を持ち込むことはできるかと。
 

ナッシュビルに来たらここは絶対行っとけ!な場所

Ken's Karaoke。通信カラオケDAM 完備のカラオケBOX がNashville にあるのは奇跡です。

コメント その2

Class of 2004 S

 

Final Comment ~2004春

時のたつのは本当に早いもので、2002年7月中旬に、International の留学生必須のサマープログラム、U.S. Communications を受講してから、二年近い日々が過ぎようとしています。 そのころは、まさか自分が卒業するなどと予想すらできなかったのですが、過ぎ去ってみると本当にあっけないものでした。卒業の記念に何かコメントをとのご依頼ですので、どれほど お役に立てるかわかりませんが、編集者のご質問にお応えする形でしたためたいと思います。

前提条件
筆者は、邦銀から派遣された社費留学生。留学前、10年間勤務(4年半のNY 勤務を含む)。専攻はFinance 及びAccounting。Strategy を専攻にしようと思えばできるだけの単位はあった ものの、将来のキャリアを勘案し、Finance とAccounting に。家族構成は妻のみ。趣味はスポーツ観戦(一般)、テニス、水泳、読書、ガーデニング、音楽鑑賞(主にポップス)、国立 公園めぐり、ドライブなど多数。別の言葉で言うと節操がない。かに座のB 型。酉年。

 

Owen の満足度

全体的な履修システムや講師陣については、全体的には満足しています。たとえば、Finance は大きく分けて、企業金融(Corporate Finance )と証券投資(Securities )に分かれますが、 ともにCore から各専門分野に派生するシステムは一貫しており、選択の幅が広い。さらに、理論で押し通す授業は少なく、最新の情報を提供し、現実の世界で起こっていることをどう 理解していくかの応用を深めていく方法は大体の授業に共通してすばらしかったと思います。また、講師陣にはそれぞれ熱意があり、こちらからの質問にも時間をとってしっかり回答して くれます。

邦銀からの派遣という意味からしても、意義は大きかったと思います。Owen を選択した一つの理由に、伝統的Finance が強いという点がありました。米国のビジネススクールなので、 米国の金融機関にかかわる内容が中心ではありますが、邦銀や日本経済の長らくの苦境には講師陣も学生も興味を示し、その背景や対応方法当について、時間を割いて解説していたものが 多かったように思います。また、学生も投資銀行出身者が少なからずいますので、話をしていて非常に刺激的です。自信に満ちている人間がほとんどです。自分を含め、邦銀の担当者も もっと自信を持っていいはずと、エネルギーが沸くこともしばしありました。
今後の業務においても非常に有意義なものだったと考えます。

Owen は伝統的に宿題等課題の負担が重いと言われていました。他のビジネススクールと比較する機会はないので、一概に言えませんが、特に一年生の前半は厳しかったように思います。 特にグループワークが重なると、個人の勉強の時間にも支障が出たりします。ここに就職活動が加わると、本当にしんどい状況が続きます。しかし、自分としてはこのような中で時間管理 (Time Management )をいかにしていくかも同時に習得できたと考えます。下手をすると、生活時間がかなり不規則になりますので、健康管理にも留意する必要が出てきます。 これは将来のビジネスのも大きく係っていると考えています。

小生が在学中の1年目にUSA Today のランキングが大幅に下落いたしました。ビジネススクールのランキングとしては権威のあるもののひとつだったので、自分にとっても、Owen の Community にとっても、大いなるショックでした。これについては、当サイトに優れた分析が掲載されていますので、詳細はそちらに譲ろうと思います。ただ、小生が実感していることは、 もともとFinance に強く、その60%近くを占めるOwen の学生が、世界的な金融不況を背景に、その就職先である金融機関が採用を絞ったのが最大の原因だろうということです。それを 裏付けるように、従来Finance が強いとされてきたビジネススクールは軒並みランキングを下げています。また、金融専門紙Wall Street Journal での評価は昨年15位と依然高い評価を 受けています。このランキングを受け、講師陣や学生等、Owen Community の士気の低下が危惧されましたが、大まかに言って、この低下は一時的要因と受け止めており、校内は 相変わらず活気にあれています。つまり、ランキングには一喜一憂せず、Owen の実力を信じて学べば、相応の力は身につくものと考えています。

 

自分がどう変わったか

まず、自信がつきました。ビジネススクールで得たものがどこまで実践に生きるかは、卒業後、新しい職場で何年か応用してみないとわかりませんし、結論は出ないことなのかも しれません。ただ、ビジネスの最前線で活躍するMBA ホルダーがビジネススクールでどのような " Finance " 及び関連科目の知識を習得してきたのかを肌で実感することができました。 その意味では、ライバルと少なくとも"前提条件"を共有する立場に立てたものと思います。

次に、ビジネスやファイナンスの世界では前提条件や分析する人間が違うと、こうも結論が変わってくるものかという驚き、社会の不確実性を強く実感しました。たとえば、企業価値を 算出するのに、同じ数字を使い、同じ理論を駆使しているのに、Assumption 次第ではグループにより、大幅なプラスにもマイナスにもなります。明らかなエラーを除き、納得しうる Assumption であれば、どれのような結論も捨てきれず、全部正しいと言わざるを得ません。自分だけかもしれませんが、日本で受験を経験していると、数字にかかわる正解は原則として ひとつ、という考え方に慣れ,なかなか受け入れがたい状況です。現実の世界でも、そのような状況に応じる準備ができたという意味で有意義だったものと考えています。

 

学校生活を通じて得たもの

自分にとって一番大きかったのは、国際色豊かな環境でした。米国のビジネススクールなので、アメリカ人が周りに圧倒的に多い(全学生の約75%) のですが、そのほかにも、世界 各国から生徒が勉強しに来ています。海外からの留学生はInternational Student と呼ばれ、サマースクールとして簡単な英語のコースを履修するため、最初に仲良くなるのが米国人以外 の"外国人"学生です。中国、台湾、韓国、タイ、トルコ、フランス、ペルー、ベネズエラ等々が一堂に会します。
我々が外国に触れるのは、マスコミや世界史等の勉学においてが中心だと思いますが、どうしても固定観念にとらわれやすい。敵対国とか、国際情勢の中での位置づけとか、歴史的関係 とか。確かに、背負っているものが違うという点はあります。会話や授業の中でも、カルチャーショックは多々あります。でも、同じようなショックは日本人同士でも少なからずあるのでは ないかと思います。米国を含めた各国の学生と触れ合っていく中で、基本的には彼らもそれほど自分たちと変らない、同じ一個の人間なんだ、ということを実感させてくれました。固定 観念にとらわれすぎると、それが誤解につながり、成るものも成らなくなってしまう危険性が孕んでいると実感しました。

まじめ部門の最後に、MBA の幻想についてしたためたいと思います。よく、MBA ブームといい、多くの日本人もビジネススクールで学ぶため、仕事等の厳しい時間の合間を縫って受験勉強、 申請作業に血眼になります。しかし、正直なところ、MBAで本当に新しく " 勉強 " することは、わずかの割合であったように考えます。なぜでしょうか。恐らく、長いMBA の歴史の中で、 その知識は既にビジネスの現場に広く応用されていたり、社内試験等の場で試されたり、各種書物に著されたりしているため、自然と頭に入っていたり、身についていたりしているのでは ないかと考えます。確かにその知識の背景にあるもの、現実への応用例は具体的に詳しく英語で学べますが、実際に新知識を学びにいく、というのは幻想に過ぎないのではないでしょうか。 誤解を恐れずにいうと、MBA の意義は、
1. まとまった時間、仕事を忘れて勉強に集中する
2. 人脈をひろげる
3. MBA ホルダーという箔をつける
といういわば " 外部効果 " に過ぎないのではないかというのが小生の問題意識です。極端な例を挙げると、有名投資銀行で何年か本格的に勤務して きたアメリカ人も、ファイナンスを専攻するためには、必須科目であるCorporate Value というコーポレートファイナンスの基礎コースを取る必要があります。予復習等まったく必要な さそうでした。そういう意味では、応用経済学によく登場する、就職活動における " Signaling " の意味合いが強く、資格のひとつとしての性格が色濃なってきているように思います。 それなら、CPA のように、何科目かの試験にしてしまっても変わりないように思いますが。

皆さんが有意義なOwen 生活ひいてはNashville ライフをエンジョイされることを願い、ペンをおきたいと思います。

 

好きな教授Top 3

1. William Henderson (Accounting ⁄ Tax )
2. David Parsley (Economics ⁄ Strategy )
3. Hans Stall (Finance )

 

Owen でもっとも役に立ったと思う授業

International Corporate Finance (Mara Faccio )
 

Owen でもっとも面白かった授業

International Management and Global Market Place (David Parsley )
 

Owen でもっとも辛かった授業

Federal Income Taxation of Mergers and Acquisitions
 

Owen でもっとも印象に残っているイベント

Follies 2004 (自分たちの出し物の反響がすごかった)
 

Owen の満足度は何%?

85%(B+)
 

Owen のここがイヤ

車の数に比して、駐車場スペースが限られている。
 

Owen の学生・スタッフのキャラクターを一言で表すと?

寛容
 

Owen の日本人は?

変り種が多い。周りが変っているのか、自分が変っているのか最初混乱したが、自分が普通であると信じることにした。多分それが正しかった。
 

アメリカ生活でもっとも嬉しかったこと

最高レベルのスポーツの感動と興奮を肌で感じられた。
 

日本に帰ったらやりたいこと

温泉旅行
 

会社にどんな貢献ができそう?

従来の銀行員の殻を打ち破り、邦銀の新機軸を構築する。
 

ナッシュビルに来たらここは絶対行っとけ!な場所

Gaylord Entertainment Center (アイスホッケー)、Coliseum(アメリカンフットボール)

コメント その2
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