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プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】 私費留学
 

MBA 留学を志したきっかけ

1998年に大学を卒業し、某自動車メーカーの海外営業に配属、北東欧のマーケティング担当となり、販売代理店との価格交渉、担当子会社の管理運営リストラ、Distribution 合理化等、 「担当市場内で起こること全て」が僕の仕事となりました。必然的に、Marketing の知識のみならず、Finance、Operation など広範囲な知識、スキルが要求され、仕事を進めていく中で 自分の能力不足を痛感したのがMBA を志した直接のきっかけです。

とはいえ、会社にはMBA 留学派遣制度など無かったため、留学の為には会社を辞めねばならず、迷いましたが2001年3月、丸3年某自動車会社を退職し、受験の為に上京、知り合いに紹介し てもらった会計系コンサル会社で契約社員として働きながら受験勉強を続けることにしました。受験勉強の為に会社を辞めるのには賛否両論あるかと思います。
僕の場合は、
1. 会社が浜松にありTOEFL、 GMAT 受験不可
2. 頻繁な海外出張
3. 受験勉強が会社に迷惑を掛ける
という理由により退職を決意しました。もし、会社が 東京にあったなら無理してでも勤務を続けていたかな?と思います。
 

受験勉強

TOEFL

仕事で英語を頻繁に使っていたこと、Businessweek を購読していたせいか分かりませんが、TOEFL はETS が出しているOfficial 問題集を何回か解いて受験に臨んだ所、2001年7月の初回 受験である程度のスコアが取れたので、勉強の力点をGMAT にシフトしました。

GMAT

独学では到底歯が立たず、PrincetonReview の講座を受講しました。解法テクニックを効率的に身につけられ、個人的には大変満足しています。講義終了後はOfficial Guide を繰り返し 時、3回の受験でスコアがあがりその後はエッセイに集中しました。

Essay

エッセイに取り掛かり始めたのは早かったのですが、なかなかネタがまとまらず、カウンセリングを受験予備校に頻繁にお願いするほどの資金もなかったので、アイディアを練って MBA ホルダーのアメリカ人知人に見てもらうことが多くなりました。メーカーの海外営業担当でしたので、ネタに事欠くことは無かったのでしが、構成、表現、他者との差別化には 苦慮しました。
 

出願

MBA 取得後も自動車業界、もしくはメーカーのマーケティング職に就きたい、という希望と、少人数の学校で密な授業を受けたいとの希望から以下の基準で受験校を選択しました。

1. メーカー(特に自動車業界)に多くの卒業生を輩出している
2. Marketingが強い
3. 少人数の学校
4. 田舎の学校(=生活費が安い)

12月に2校、2月に3校、3月に3校、合計8校出願しました。
 

Why Owen?

出願の箇所に書きました基準を全て満たしているのに加え、学校から年$14,000の奨学金を頂けたのも大きな理由です。(コンサルティングや投資銀行に行くのでしたら、授業料が 高くてもランキングの高い学校に行ったほうが良いのでしょうが・・・)

また、Owen は一学年200人ちょっとという小規模の学校中では、選択科目の数が非常に多いこと、また、コアが基本的に最初の半年で終了するために、自分にあったMBA をカスタマイズ するには非常に良いスクールだと思いますし、入学後も同じように感じています。

プロフィール その2

【留学形態】 社費留学(メーカー)
 

MBA留学を志したきっかけ

会社に入る前から、社費派遣を狙っていました。就職活動の基準のひとつが「MBA 派遣制度があって、自分が留学できるチャンスがある」でした。入社後すぐに応募開始、3年目に2年 がかりのプロジェクトをやることになり、その際にプロジェクト終了後の留学権利を獲得、入社6年目で派遣となりました。

以下、予備校や講師の具体名等記していますが、あくまでも私見です。皆さんに具体的な情報をお伝えしたいという趣旨であり、他意はありませんことをご理解ください。
 

TOEFL

・予備校
イフで1ヶ月受講しましたが、授業では問題を解くだけだったので、自分で勉強するのと変わらないと思いやめました。その代わりに駿台の夏期講習(GMAT とセット)に行きました。 全体のレベルは?ですが、村川先生の授業はとても役立ちました。また、コース受講者は、その後1年間、駿台の教材(村川先生の教材)、PC ルーム、自習室の使用を認められたので、 むしろこちらの方が役に立ちました。

・問題集
リスニング:
駿台の村川先生の教材(駿台PC ルームにて)
文法:
はじめてのTOEFL ―必ず出題される基礎文法集中攻略(長本 吉斉)
TOEFL test 620点 - 実戦型文法完全制覇マニュアル(長本 吉斉)
おそらくどちらも基本レベルですが、私にはこれで十分でした。
TOEFL Preparation Kits(過去問5年分くらい)

私は、スタートが遅かったため、11,12月にTOEFL、GMAT、ESSAY を全てこなさなければならず相当大変でした。TOEFL はGMAT の基盤にもなるため、早めの対応をお勧めします。
あとリスニングに関して、CNN やNHK 基礎英語を聞くとよい、などとよく耳にしますが、短期的な効果は期待できないと個人的には思います。それよりも、TOEFL 形式の英語をひたすら 聞いて、TOEFL のためだけに勉強した方が合格という目的への近道となります。長期的視点を持って勉強されている方にはTOEFL 専門勉強よりもCNN を聞くことをお勧めしますが。

GMAT

・予備校
駿台の夏期講習(TOEFL とセット)に行きました。教材の質は他の予備校(プリンストンと比べましたが)と変わらないと思いますが、講師の質は?でした。

・問題集
駿台夏期講習テキスト
GMAT 完全攻略ストラテジー
GMAT 公式問題集

・その他
どの学校も出願後に点数が上がれば、FAX で受け付けてくれるので、最後まであきらめずに受け続けるといいと思います。(今は年5回制限があるようですが)

Essay

英語のチェックは、アメリカに留学している友人に依頼して、その友人の友人(MBA アメリカ人)にチェックしてもらいました。そのため、予備校には、英語のチェックは求めませんで した。内容について日本語で相談できる、また、気軽にいつでも何度でも相談できる、安い、という意味で駿台のカウンセリングコースを受講しました。

アメリカ人MBA の英語チェックは非常に有効でした。彼らも良く分かっていて、内容は全く変えずに、文法、表現、構成だけを美しくしてくれました。ただ、彼らのレベルで修正して くれたため、思いも付かない単語や表現に書き換えられた箇所は全て元に戻したりもしました。

入学後にAdmission と話をする限り、英語そのものよりも内容が肝心で(Admission は、日本人=英語が苦手ということを認識しています)、何か一つでもいいから人と違う面白い経歴を 持っていて、それをアピールすることが大切なようです。
 

その他

先日、Waiting List の方が、TOEFL、GMAT とも点数が低かったものの、面接に来てアピールして、見事合格をもぎ取った例がありました。英語が得意、あるいは、英語が苦手でも コミュニケーションが得意、という方は、挑戦してみる価値はあると思います。アメリカは、日本人から見て過度のアピールでも歓迎してくれます。メールや電話の問い合わせ等も アピールの場だと思います。全く遠慮をする必要はありません。是非、頑張ってください。

プロフィール その3

【留学形態】 社費留学(金融機関)
 

MBA 志望動機

私が就職して以来の約10年間は、そのほとんどが日本では " 失われた10年 "といわれる期間と一致します。経済界は明るい話題は少なく、閉塞感ばかりが先行していました。一方、米国で は、80年代に経済界が同じように苦境にあえいだ経験をしており、今をときめくChase やCitibank といった大手金融機関も、(状況は違うとはいえ)かなり厳しい環境にあったことを ものの本で知り、どのようにして復活したのか、また、その背景にある経営哲学やその過程で生まれてきた金融技術は何か、非常に興味を持ちました。MBA に通われた先輩方に話は聞くので すが、百聞は一見にしかず、やはり、自分で経験しみたいという考えが日に日に強くなっていきました。
 

受験勉強

受験過程
しかし、業務との両立は想像以上に困難で、受験過程は今思い出しても厳しいものでした。一時は上位校入学は無理ではないかと真剣に悩みましたが、同僚の方々の励ましもあり、何とか Owen 合格にこぎつけました。特に社費で留学を目指す方は、入学までに仕事と受験勉強、そして出願作業との両立に苦労されることと思います。最近は米国の日本に対する関心が薄れて きているため、かつてのように、GMAT の高スコアで合格する、という環境ではなくなってきました。上位行を突破するためにはGMAT 高スコアは当たり前、プラスビジネス 経験と志望理由が合格基準になる、非常に厳しい状況だと思います。

TOEFL

完全に自習しました。参考書はETS が出しているOfficial Guide がいいと思います。ただ、私が受験したときには、PC ベース受験移行への過渡期であったためか、ペーパーベースを基準 に作られているものしかなく、苦労した記憶があります。特に日本人が苦手とするリスニングの傾向がかなり違っているように思いました。したがって、市販のもので、本番シュミレーション 用CD - ROM つきのものを買いあさり、パソコンに向かって徹底的に練習しました。TOEFL で一番苦労したのは、Writing です。Section 2で、せっかく満点を取っているのに、Writing が 悪いために最終的にはスコアが伸びないう、もどかしい思いをしてきました。

GMAT

世の中で一番嫌いな試験です。なぜこれがMBA受験で重要な地位をしめているのか、未だ理解できません。とはいっても、この登竜門をくぐらないとビジネススクールにいけないので、 やらざるを得ないのですが。Math については特に何もしませんでした。

米国勤務中に勉強することになったため、米国内の予備校に通いました。Kaplan のマンツーマンのコースを選んだのですが、苦労したのは、英語力の差です。講師は当然アメリカ人 なのですが、当然理解しているとされるレベルが、やっぱりネイティブのものとは違っていました(特にスピード)。英語の上達には一役買ったと思いますが。
参考書は、ETS のOfficial Guide にかなうものはないと思います。他には、手前味噌ですが、Kaplan のものがベストだと思います。Kaplan は傾向も、難易度もよく練られていたと 思います。ここでも一番重要なのが、本番のシュミレーションだと思うのですが、Kaplan には、Computer Lab があり、模擬試験を9回まで受けられました。Princeton Review のCD - ROM も 試しましたが、とても簡単で、実試験と難易度が乖離しているように感じました。ほかの出版社も似たり寄ったりです。

そして、最大の難関は本番の精神状態ではないでしょうか。特にVerbal は時間との戦いなのですが、焦って頭の中が真っ白になったら終わりです。はじめのほうが肝心なので、ひとつずつ、 落ち着いて解いていけばいいのでしょうが、受験回数制限ができた昨今、勉強不足の場合など特にそれが難しいんですよね。楽な気持ちにいかにもっていけるかでしょう。最後は、 これは、MBA 受験とは関係ないんだ、ただの遊びだと暗示をかけて受けました。スコアメイクするまで苦しい日々でした。
 

入学後の感想

入学前は、ファイナンスに強い、トップ30以内のビジネススクールを中心に志望校をしぼりました。入学後は、勉強に追われてかなり厳しい生活が続くと聞いていましたが、その通り、 睡眠時間を削って、土日も関係なく机に向かう、ハードなものでした。

しかし、そのハードさも、ただつらいのではなく、よく練られた、高度な課題をこなしていく、刺激的なものでした。恐らく、いい加減に済まそうとすれば、たいして大変ではないのかも しれません。しかし、興味をわかせ、より質の高い回答を求める授業の構成と教授陣、そして何よりもその高度な要求に応えようとする学友たちのおかげで、少しでも優れたものをと 目指す姿勢そのものがこの刺激的な生活の根底にあるものと信じています。

入学後、エコノミー及びファイナンス系の授業を中心に履修していますが、非常に充実しており、満足しています。個別のコース自体がおもしろいのはさることながら、基礎から応用へと、 各種コースが一貫して設定されています。

また、学友は精一杯勉学に励む一方、ハロウィーンやクリスマスをはじめとする、各種イベントにも力を入れ、積極的にOwen ライフを盛り上げようと躍起になっています。勉学以外でも 交流は盛んです。少人数制ですので、ほぼ全員と仲良くなれます。バックグラウンドが多種多様なので、話をしていて、これももた刺激的です。

今、日本はMBA 進学ブームと聞いています。多くの皆さんがこの刺激的な学園生活を手に入れられることをお祈りしています。

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