Class of 2007
1 私費留学 (Marketing ⁄ Strategy 専攻)
3 企業派遣 (Finance ⁄ Strategy 専攻)
コメント その1
Class of 2007 TA (Marketing ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
95%。私費留学でしたので、高い満足度への一番大きなContribution は、就職関連と思います。留学以前から、就職先として考えていた企業でインターン、フルタイムでの内定が 出た時点でOwen への満足度とロイヤリティは高くなったと思います。プログラムやコースの内容に関しては、もちろん改善点を希望したい点も有りますが(どこのスクールにもあると 思います)、数百万の自己資金を学費として投じた価値としても納得できる経験やスキルの向上が図れたと思います。
Owen に来て自分はどう変わったか
知識やスキルはつきましたが、Before ⁄ After で、自分の中で何かが本質的に変わったというのはあまり実感がありません。また、そんなきれいな話は無いと思います。でも、確実に 違うのは、苦しい状況や、不確実性、半分自信の無いことに向かう事が楽しいと感じられるようになった事。特に、就職活動中などは、情緒不安定にもなりやすかったですが、一方で 自信を持っていて、苦境を自ら切り開いていっている充実感を感じることがありました。
Owen でもっとも影響を受けた人物
特に、グループワークで苦楽を共にした同級生からいろんな意味で影響を受けました。同じビジネス・スクールで学ぶ人間ですが、それぞれ様々なバックを持っています。異なる性格、 得意分野、意見を持った人間といかに効率よく意思疎通し、限られた時間内で最大の結果を出していくか、またチームをどうリードしたらよいかなど良い体験ができました。残念ながら、 全ての生徒とは言い難いですが、Owen には優秀な学生が集まっていると感じています。
学生生活を通じて得たもの
ビジネス・スクールでは、新しいビジネスのコンセプト、フレームワークやアナリシスの為のツールを多く学ぶ事ができますので、将来のキャリアに直接的に役立つ豊富な知識や教養 が得られたというのは当然の事です。それに加え、物事を論理的に考え、整理し、伝える能力が身についたと思います。思考力というのは、クリティカル・シンキングの本を読んだから 直ぐ身につく類の能力ではないですので、2年間の習慣を通じて、論理的な思考力を自分の能力としてすり込む事ができたのは大きな財産になったと思います。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Richard L. Oliver
Highlycited.com で紹介されるOwen を代表する2名の教授のうちの1人(もう一人はHOP のDaft 教授)。私はマーケ専攻として、2年間を通じて彼のクラスを3つ履修しました。特に、 Adv. Consumer Analysis は、学会でも有名なOliver 自身のEDP Model を使って顧客満足が形成されるメカニズムを学ぶ事ができました。老練で、ビッグな教授の割には、生徒の名前と 顔をしっかり覚えていてくれ、生徒の発言に対してもしっかり丁寧にレスポンスしてくれます。Oliver に学べた事は、私にとって、Owen 最大の誇りとなりました。
2. Bruce Cooil
Cooil 教授は、Owen の統計分野で人気のある教授で、10年以上前にOwen に来たときから多くのTeaching Awards や生徒の人気投票に選ばれています。コアの統計からはじまって、 Elective ではARIMA モデルを使ったBusiness Forecasting を教えています。B - school でマーケを学びたいと志した時から、統計や定量的なマーケティグ・アプローチに興味を持って いましたので、この素晴らしい教授からForecasting を学ぶ事ができたのは大変良かったと感じています。
3. Nancy Lea Hyer<
Hyer 教授は、熱心な教え方が定評のオペレーションの教授です。担当コースであるManaging & Improving Processes は、オペ専攻者のみならず、GM 専攻や、Brand (Product ) Managerを 志す方にお勧めしたい授業です。プロマネ、プロセス管理や、シックスシグマなどを学ぶ事ができます。
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Consumer Analysis & Advanced Consumer Analysis (Richard L. Oliver )
2. Business Forecasting (Bruce Cooil )
3. Marketing Engineering (Thomas Novak ) 編者注:現在は開講されておりません。
Owen のここが好き
まず、小規模校ですので、アットホームで、Cooperative な文化があります。こういったB - school の文化的要素は都会の大規模校には作りたくてもなかなかできないOwen の Advantage だと思います。また、1授業における生徒数も少なく、グループワークや授業で発言しやすい環境が作られています。人気授業でさえも10 - 20人程度の超少数クラスで受講 できる事も珍しくありません。教授との距離感も非常に良く、中には最初のクラスが始まる前から生徒の名前をしっかり覚えてくれる教授までいます。快適な環境で伸び伸びと自分を 成長させたい方にお勧めの学校です。
Owen への要望
Marketing 専攻者としての要望になってしまいますが、昨年は担当教授不在の為、開講されなかったMarketing Engineering のコースを復活させて頂きたいと思います (編者注:類似のコースを2008年春学期に開講予定)。また、Core のMarketing Management と、Elective のBrand Management の授業は担当教授の入れ替えが必要な分野と思います (編者注:Brand は担当教授が変更される予定)。Owen は非常に生徒の評価にResponsive な学校で、学校側もこの2つの科目の低い評価を事実としてしっかり受けとめていますので、 来年度以降のプログラムでの改善が期待できると思います。
Owen で最も印象に残っているイベント
Japan Business Club 主催の北米Nissan 上級副社長のゲスト・スピーチ。クラブをあげて、企画、企業との交渉、告知に取り組みました。結果として、アメリカ人、インターナショナル を問わず、Owen 最大の講堂に入りきらないくらいの聴衆が集まりました。スクール側もJBC の貢献を非常に高く評価してくれ、2年間の思い出に残るイベントとなりました。日本人同士で 集まる、集まらないというのは議論が分かれるところですが、人が集まるからこそ出来ることがあると思います。日本人同士での協力が無かったら、こういう形でのコミュニティへの 貢献は難しかったと思います。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
生活面で最も楽しかったのは、ナッシュビルの地元の人との交流でした。ナッシュビルは敬虔なクリスチャンの多い土地です。多くの教会がいたるところにあり、地元コミュニティへ の奉仕活動を積極的に行っています。教会の中には、信者以外も対象にしたイベントや、英会話スクール、パーティなどを開催するところもあります。また、子供の保育園主催のイベント なども頻繁にあります。うちは私費、しかも子持ち家庭ですので、遠方への旅行やゴルフなどは充分にできませんでしたが、家族でフリーのイベントなどに積極的に出かけ、地元の人と 交流を図ることなどができました。初の海外生活を体験した妻や小さな息子の心に残る思い出をたくさんつくることができました。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
生活面で最も苦労したのは、オン / オフの切り替えでした。Owen は週4日が授業日ですので、平日の授業以外の時間、それから週の残り3日(金・土・日)は基本的に自由です。 休みとして使うのも良し、個人課題をするのも良し、グループでミーティングをするのも良しです。ですので、自分のオフ日をしっかり設定しておかないと、どんどんミーティングが 入り、忙しさにかまけて、休める時間が圧縮されるという事になりかねません。基本はオフ日をしっかり設定し、限られた時間内でできる事を最も生産的にするということに心がけました。 でないと、勉強したい事、読みたい本、課題へのこだわりは無限にわいて出てきてしまいますので。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
Bellevue エリア。多くの方は学校近辺に住まれる方が多いと思いますが、是非Bellevue 地区にも足をお運び下さい。バーベキューのできる大きな公園、ゴルフ練習場、Alpha Bakery、 Loveless Café Bellevue Center、Red Caboose Park など、家族で満喫できるスポットがたくさんあります。
それから、Downtown のCountry Bar, Gaylord Entertainment で行われるプレデターズ(アイス・ホッケー)戦やサーカスなどがナッシュビルで味わえるエンターテイメントです。
コメント その2
Class of 2007 KK (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。私費留学の私にとって最終的に希望の業界でのインターン・フルタイムのオファーを獲得できたこと、そのためにソフト・ハード両面から色々なものを与えてくれたOwen に大変満足して います。
Owen に来て自分はどう変わったか
物事を多面的に見て考え行動するようになったと思います。
Owen でもっとも影響を受けた人物
苦楽を供に乗り越えた同級生
学生生活を通じて得たもの
・どんな苦難にも負けない忍耐力と諦めない気持ち
・ファイナンス・アカウンティング・ストラテジーの知識(カリキュラムは大変満足しています)
好きな教授(上から1位~3位)
1. Hans R. Stoll:
彼のDerivative の授業は難解でしたが、とても勉強になりました。Owen で彼の授業を取らずしてFinance 専攻とはいえません。また、彼はテニスも大変上手であり、授業の後、生徒と 大学のテニスコートでダブルスをやったりしました。彼のボレーはDerivative の授業以上に衝撃のうまさです。
2. Mara Faccio:
コーポレートファイナンス系の授業でお世話になりました。同じ教授の授業を3コマ履修したのは自分のOwen での2年間で最大でした。質問など深夜でも週末でもメールで送るとすぐに 返事が来るなど学生へのケアは抜群でした。学期末には学生とバーへ飲みにも行きフレンドリーな面もありました。残念ながら、現在は他校へと移ってしましました。
3. Nicolas Bollen:
マーケット系の授業でお世話になりました。彼のクラスノートは完璧で授業も無理なく無駄なくまとめてあり、非常にわかりやすかったと思います。 また、彼は最初の授業から学生の名前を覚え、名前で呼んでいるのが印象的でした。
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. International Corporate Finance:
2年間の授業の中で一番面白かったです。Corporate Finance に始まり、Derivative やInternational Markets, M & A など今まで に学んだことの集大成だったと思います。その分ケースは大変でしたが。是非履修をお薦めします
2. M & A :
企業価値評価・M & A の戦略などをLaw School の学生とteam を組んで行いました。入学前から楽しみにしていた授業の一つであり、M & A の基本を学べたと思います
3. Corporate Strategy:
Finance, Marketing, Operation, HR など様々なケースを扱いました。また、Finance 専攻以外の学生とteam を組むことでよい刺激のもなり、 勉強にもなりました。
Owen のここが好き
なんと言っても、アットホームなところでしょう。一学年が200人弱と少なくみなフレンドリーなので、みんなとすぐに仲良くなれます。アメリカ人の学生も協力的であり、team での 作業もやりやすかったです。
Owen への要望
学生からの評価が高い教授を学校としてもう少し評価して欲しい。教え方がすばらしいにもかかわらず研究成果が今一ということで解雇される教授もおり、やや残念に感じます。
アメリカ生活で最も楽しかった事
Gupton Dudge Marathon
妻やOwen の友達やその奥様方と参加しました。Goal はTitans の本拠地LPフィールドです。是非記念に走りましょう!(5kでOK です。)
教会の季節行事
ハロウィーンのかぼちゃのカービングやエッグハント、クリスマス会など家族みんなで楽しみました。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
Ladnor Lake 州立公園
毎週末に妻とお散歩に行きました。勉強で疲れた体をリフレッシュするのにお薦めです。もちろん、運動不足解消にも貢献。
White horse(カントリーバー)
カントリーダンスを教えてもらえます。一部の奥様たちの間で話題のカントリーバーでした。子供たちも楽しめます。
コメント その3
Class of 2007 HA (Finance ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。そう感じる理由は、Owen での2年間が私の人生で最も充実した期間だったからです。楽しい感覚と努力する姿勢が、これほどうまく調和し続けた期間は他にありませんでした。
Owen に来て自分はどう変わったか
不確実性(Uncertainty )のなかで、深く考え、結論を出し、実行し、そしてその過程を楽しむことが出来る能力を身に付けたと思います。実際のビジネスに活かせるかどうかは卒業後 のこれからに掛かっていますが、少なくとも留学前の自分と比較すると、思考プロセスの選択肢が大幅に広がり、質も向上したと感じています。
Owen でもっとも影響を受けた人物
一人には絞れませんが、数人のアメリカ人の友人とアメリカ文化に最も影響を受けました。
学生生活を通じて得たもの
得たものは幅広い知識と自信だと思いますが、中でも重要なのは、常に自分で考え、結論を出し、実行する、という感覚を得たことだと考えています。例えば、2年間の留学のうち 最後の半年をケニアのNGO で過ごした友人がいましたが、もちろん彼はその選択肢を学校から与えられたわけではありません。自分の人生経験と価値観に基づいて、考えて、結論を出し、 実行しただけです。その単純なことを、私は、周りの目や常識を過剰に意識し、日本では出来ていなかったように感じます。ですので、その感覚を得たことは、私にとって大切な変化だと 考えています。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Dewey Daane: Seminar in Monetary and Fiscal Policy
2. Hans R. Stoll: Derivatives Market など
3. Mikhael Shor: Game Theory など
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Game Theory
2. Seminar in Monetary and Fiscal Policy
3. Corporate Strategy
Owen のここが好き
規模が小さく、みな人付き合いが良いため、多くのクラスメートと友人になれること。プログラムの面では、幅広い選択科目と少人数クラス制。
Owen への要望
学生からの評価が高い教授を学校としてもう少し評価して欲しい。教え方がすばらしいにもかかわらず研究成果が今一ということで解雇される教授もおり、やや残念に感じます。
Owen で最も印象に残っているイベント
Owen Follies、Nissan North America 講演会、Global Food Festival。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
多くの人と知り合い、一緒にお酒が飲めたこと。言葉と文化の壁を乗り越えた気がする感覚(アルコールが入っているとたまにある。しらふでは難しい。)は非常に快感でした。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
電話やケーブルテレビ接続などの生活セットアップ。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
来たらというより住んだら行って欲しいのは、Ladnor Lake 州立公園です。ウォーキングを楽しむ人がまばらにいる程度の非常に閑静な場所で、湖で水を飲む野生のシカを間近で 見たりと、車で15分で本物の自然を楽しめます。
コメント その4
Class of 2007 EK (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
95%。学習環境、生活環境共に100%大満足と書きたいところだが、5%はOwen の更なる向上への叱咤激励のため差し引いて・・・。
Owen に来て自分はどう変わったか
「勉強する癖」がついた。
Owen でもっとも影響を受けた人物
日本人同級生。すべて英語という慣れない学習環境でアメリカ人学生、各国から集まる他の留学生に負けまいと猛勉強する優秀な日本人同級生の背中を必死に追いかける2年間だった。
学生生活を通じて得たもの
Owen で得た一番の財産は友人。この財産は一生大事にしたいと思う。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Hans Stoll:
Owen Finance の重鎮。デリバティブの講義は噂以上に「きれて」いた。Finance 専攻でなくとも、Owen に籍を置く学生ならば是非Stoll 教授の授業を 履修して欲しいと思う。
2. William Henderson:
Owen で、tax と言えばHenderson 教授の横に並ぶ教授はいない。スーパーdemanding な講義を行うが、そのユーモアに富んだ授業は忘れることが出来ない。
3. Hui Chen:
丁寧な授業、note taking に優しいhandouts に定評がある。Chen 教授のお陰でAccounting という学問に対する興味が芽生えた。余談ではあるが、教授の 子供と我が息子が同じ音楽教室に通っていたという点も、親近感が大の教授であった。
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Taxation of Business and Investment Transactions:
Finance あるいはAccounting に精通する上で避けては通れないのがtax であり、一番の難所であると思うが、この授業を通してtax に対するアレルギーが払拭出来た。
2. International Finance and Instrument:
これぞMBA のFinance 授業。卒業後すぐにでも実践出来る知識が目白押し。
3. Law and Finance of M & A :
お勧めは後半のLaw セクションの講義。Strategy を担保しているのはやはりシステム(制度)であると痛感することになった。 「M & A 実務に携わる人間には必須」と言いたい講義。
Owen のここが好き
少人数、アットホームな雰囲気。学生もスタッフも2年間でほぼ顔なじみに。
Owen への要望
近年低迷するランキングの打破に向けて、引き続き努力して欲しい。
Owen で最も印象に残っているイベント
2年間毎週欠かさず行ったOwen Voice パートナーとのランチ。アメリカという国について、アメリカ人の世界観、アメリカ人の日本人観など理解が深まった。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
家族で全米各地を訪れる機会に恵まれたこと。最高の家族の思い出が出来た。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
生活の立ち上げ。言葉と文化の壁を体感した。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
Tennessee Titans、Nashville Predators の観戦。大観衆と一緒に「我がチーム」を応援することでNashville 愛に目覚めます!
コメント その5
Class of 2007 TN (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。学生かつ社会人という特殊な立場だったが総じて当方の期待に応えるものだった。
Owen に来て自分はどう変わったか
様々な人生があることを知り、可能性、選択肢はまだまだ遥かに大きいということを知った。
Owen でもっとも影響を受けた人物
やはり同級生。MBA 取得の意志をもつというカテゴリーの中の、俯瞰すれば自分と同類であるはずの人々でさえ、これまで全く巡り合うことの無かったバックグラウンドを持つ同級生 ばかりだったことに驚き、また彼らを尊敬できた。
学生生活を通じて得たもの
日本で身に付けたビジネス上の合理性が、標準ではない場合が多々あることに気づく技術が身に付いた。例えば、日本人のいう「正確性」が常に品質のひとつである必要は無いなど。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Chen
2. Bart Victor
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Corporate Strategy
2. Management Tax
3. M & A
Owen のここが好き
協調性と競争性が両立している。
Owen への要望
大方満足しているが、強いて言えば、他学部との交流も積極的に行ってほしい。他学部の授業がとりづらい。
Owen で最も印象に残っているイベント
JBC で日産とのタイアップで講演会を行ったこと。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
車でいろいろな場所に旅行へ行ったこと。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
やはり渡米直後は英語がよく通じないし、わからないため苦労した。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
Harpeth などの都心から車で15分以上はなれた郊外ならどこでも。ある程度の規模の都市にもかかわらず、すぐそばにこれだけの膨大な自然が残っている環境は本当にすばらしい。
メッセージ
2年間のOwen でのMBA 生活は、海外に行ったことの無い方々、また、都会で生活をされている方々にとって、おそらく思考方法、人付き合いの方法、性格など全てに亘り、かなりの インパクトを与えると思います。そして、いかに日本の一箇所で留まることがビジネス上のリスクになりうるかを知るのではと思います。あらゆる面でプラス(というか、私にとっては 矯正に近かったが。)になると思います。ぜひ楽しんで充実した生活をお過ごし下さい。
コメントその6
Class of 2007 YU (Strategy ⁄ Accounting 専攻)
Owen の満足度とその理由
90%。Owen のカリキュラム(選択科目の多様さ、Module 制など)、授業の質についてはかなり満足。ただ、オリエンテーションをもう少し長い期間とってじっくり行ってほしかったという点で90%。 ビジネスについてしっかり学ぶという貴重な経験ができたという点では大満足の2年間だった。なにより、社会人になってから(日本人を含め)世界中に友人ができたということが大きな 財産となった。
Owen に来て自分はどう変わったか
これまでの自分の周りの世界がいかに狭いものだったのかということを学び、物事をいろいろな側面から捉えることができるようになったと思う。
Owen でもっとも影響を受けた人物
友人
学生生活を通じて得たもの
アメリカを含めた世界各国の価値観、文化の相違に触れられたこと。そして生涯付き合える友人を得たこと。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Hui Chen
2. Bruce Lynskey
3. David Parsley
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Corporate Value Management
2. Fast Growing Business
3. Corporate Strategy
Owen のここが好き
設備の充実度と多様性を重視しているところ。また、様々な交換留学制度が設けられていて、アメリカの外ででも学ぶ機会をたくさん与えてくれているところ。
Owen への要望
Module が始まる前のオリエンテーションをもう少し充実させてほしい。
Owen で最も印象に残っているイベント
Japan Business Club で主催したNissan のソーシャルイベントとGlobal Food Festival。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
都会では体験できない本当のアメリカの生活を満喫できたこと。気候は温暖で治安も問題なく、安心して生活できたこと。ソーシャルイベントやゴルフなどを通じて様々な人と友人に なれたこと。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
生活立ち上げ。また、地元のアメリカ人の南部訛りには常に苦労させられた。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
ゴルフ場。他のどの州にも劣らないくらい充実したゴルフ場がたくさんあります。
コメント その7
Class of 2007 YY (Marketing 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。実務や独習を通じて得たマーケティングの知識を学術的に補完するという当初の留学目的が概ね達成できましたので、大変満足しています。教授、スタッフ、同級生達の 温かい人柄にも助けられ、充実した留学生活をおくることができました。
Owen に来て自分はどう変わったか
チームとしての生産性を考えるようになりました。
Owen でもっとも影響を受けた人物
Richard Oliver 教授、Bruce Cooil 教授、Thomas Novak 教授、Torsten Ringberg 教授。統計学と消費者心理学がマーケティングの基礎であることを改めて教えてくれた素晴らしい 教授陣でした。
学生生活を通じて得たもの
知識、異文化体験、日本と日本人を客観的に見る機会。
好きな教授(上から1位~3位)
1. Richard Oliver教授
Oliver 教授の著書、Satisfaction は、この2年間で最も夢中で読んだ本でした。教授の消費者行動論の解釈は本当に素晴らしいです。
2. Bruce Cooil
Cooil 教授の時系列分析の講義はテキストの理論を遥かに越えるものでした。学者としても教育者としても大変尊敬できる方です。
3. Tom Novak, Torsten Ringberg
残念ながら両教授とも現在Owen にはいませんが、Novak 教授のMarketing Engineering、Ringberg 教授のZMET 理論とともに深みのある大変質の高い講義でした。
Owen でお薦めの授業(上から1位~3位)
1. Advanced Consumer Analysis
2. Business Forecasting
3. Marketing Engineering ∗ 現在は開講されておりません。
Owen のここが好き
小規模、緑が多いキャンパス、スタッフ、教授、生徒の人柄、モジュール制。
Owen への要望
B - school ranking を上昇させるための努力をこれからも続けてほしいと思います。又、その一環として、著名な教授をさらに集めてほしいと思います。
Owen で最も印象に残っているイベント
Jack Daniels 工場見学。
アメリカ生活でもっとも楽しかったこと
学習に没頭できたこと。夏休みのヨーロッパ旅行。
アメリカ生活でもっとも困難だったこと
私生活と学習時間の調整。結局は「勉強をすることで会社に給料をもらっているんだ」と自分を通し、私生活では妻に苦労の掛けっぱなしでした。留学生活を充実させることができた 最も大きな要因は、妻の理解であったといっても過言ではないでしょう。
ナッシュビルに来たら是非訪れて欲しい場所
Hermitage。Nashville が南北戦争の舞台であったことを認識できる場所です。是非見学に訪れてください。
メッセージ
ご自身の留学目標をいつまでも忘れないことがMBA留学において最も大切なことだと思います。頑張ってください。