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プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】 社費
【出身業種】 食品メーカー
【専攻志望】 HOP (Human and Organizational Performance )
【海外経験】 3年(中国・北京)
【キャンパスビジット】 有り(2月)

 

動機

グローバルな人事戦略に関する知識の習得

受験勉強

予備校

駿台留学センター(御茶ノ水)に1年間通いました。

TOEFL

・単語
「TOEFLテスト英単語3800(旺文社)」を毎日コツコツと暗記しました。

・Structure
駿台・村川師のCD - ROM 「TOEFLテスト英文法」(既に絶版)を活用し、800問の問題演習をこなし、解説を読みこむことで、知識の徹底を図りました。

・Listening
当初は、「何度か聞く→スクリプトを見て意味を把握する→最後に何度か聞く」といった感じで、なんとなく分かった(聞けた)気になっていました。しかし、数ケ月たっても Listeningのスコアは停滞。その後、学習法を一変させて効果絶大だったのは、「ディクテーション(書き取り)」でした。「まず聞く → 聞き取れた単語やフレーズを書く → 2回目聞く → 新たに聞き取れた単語やフレーズを追加して書く → 3回目聞く」というように、センテンスが完成するまで10回でも20回でも聞いて書き取りを行い、その後にスクリプトで確認 しました。これは非常に苦痛な作業で、1問終わった時には既に1時間が経過していたこともしばしばありましたが、この練習を通じて、スコアがUP しました。また、駿台、村川師のCD - ROM 「やさしくリスニング激選1000」(既に絶版)での1,000問の問題演習も大いに役立ちました。さらには、イディオムの増強もスコア アップには欠かせないので、市販のイディオム集も活用しました。

・Reading
ボキャブラリーの増強とパラグラフリーディングの習得により高得点を狙えるセクションだと思います。ボキャブラリーの増強は、文意の把握のみならず、大量の同義語問題に効果絶大です。

・Writing
何度受けても低スコアしか取れなかったため、駿台のプライベート講座で弱点を発見してもらった 結果、スコアが少し向上しトータルスコアアップに大きく貢献してくれました。いずれにしても、出題トピックが公開されていますので、予め目を通し、書きにくそうなものを重点的に練習して おくと効果的です。

・TOEFL スコア結果
10年ぶりの英語学習をスタートさせた2月は目に余る低スコアでしたが、10月には目標スコアを獲得することができました。皆さんも絶対にあきらめることなく努力を続けてみてください。

GMAT

・全般
駿台の講座で基礎を学んだ後は、「OFFICIAL GUIDE 」を繰り返しやりました。「OFFICIAL GUIDE 」の問題をPC上で演習できる「GMAT KING 」を活用して本番と同じ環境で問題演習に あたったのも効果があったと思います。

・Quantitative
高校以来の数学だったので最初はどうなることかと思いましたが、まずは駿台の教材で数学用語を暗記しました。その後はひたすら『OFFICIAL GUIDE 』で問題演習を行った結果、何とか ハイスコアを確保することができました。

・Verbal
この「Verbal 」についても、駿台の教材を使って一から学習を始めました。「Sentence Correction 」は、TOEFL 文法とは異なる部分をおさえたうえで、TOEFL 文法の基本をマスターして おけば、ある程度は対応可能だと思います。「Reading Comprehension 」では、やはりTOEFL のReading 対策で習得したパラグラフリーディングが効果的でしたが、単語が難解のため うまく文意が取れないパッセージもありました。やはりボキャブラリーの増強は必須ですので、「OFFICIAL GUIDE 」で出てきた単語は意識的に暗記する努力をしました。 「Critical Reasoning 」は、駿台の授業で問題パターン別の対応策(考え方)を学び、その後は「OFFICIAL GUIDE 」を徹底してやりました。

・AWA
量は多いですが設問が公開されていますので、事前に目を通しておき、ある程度考えをまとめておくのが理想的です。AWA の点数は、TOEFL のWriting とは違い、トータルスコアには 関係ありませんが、推敲を重ねられる出願Essay とは異なり、限られた時間内での、真の表現能力がわかるという理由で、 MBA 合否判定においてはAWA を重視するビジネススクールも あるようですので、できる限りの準備が大切です。

Essay

駿台・学院長とのマンツーマン・カウンセリングを通じて、年末には全ての出願(10校)を終えることができました。安価な定額で、週に複数回カウンセリングを受講することができて 助かりました。大抵のスクールで共通して聞かれる質問(「MBA の志望理由」や「将来のキャリアゴール」等)がありますので、まずは日本語でじっくりと考えておくと、あとでかなり 楽になると思います。

Interview

2月に予定していたインタビュー・トリップ(7校)に向けて、1月からベルリッツでマンツーマン・レッスンを重ね、トリップ直前に駿台のインタビュー対策講座を受講しました。 インタビューに対する漠然とした不安も払拭でき、本番ではあまり緊張することなく自信をもって臨むことができました。

 

Owen を選択した理由

1. 選択科目(特にHOP 科目)の充実
2. 生活環境の良さ
3. フィーリング(アドミッション・在校生)

 

最後に

在校生一同、皆さんを全面的にサポートさせていただきますので、皆さんからのご連絡をお待ちしています。

プロフィール その2

【留学形態】 社費
【出身業種】 化学メーカー
【専攻志望】 Finance ⁄ Strategy
【海外経験】 無し
【キャンパスビジット】 有り

 

動機

1. 社内MBA ホルダーと一緒に仕事をする中で刺激を受けた
2. ファイナンス ⁄ マネジメント知識を中心に体系的に学び、将来グローバルに活躍するための幅広い知見を得る為

 

受験勉強

TOEFL

予備校テキスト、過去問を中心に学習しました

・Listening
プリンストンのテキストで基礎固め(シャドーイングを中心に勉強)
過去問のディクテーション、パワープレップ(繰り返しやりました)
ディクテーションは時間は掛かりましたが、効果は絶大でした。

・Structure
予備校の教材、過去問を一通りこなし、間違ったものを潰しました。GMAT のSC を始めてスコアが安定しました。

・Reading
単語(TOEFL 英単語3800)を覚えてから点数が安定しました。こちらもGMAT を始めてから随分、簡単に思えました。

・Writing
テンプレートを覚えて、時間を計って練習。文法のケアレスミスを無くして、長く書くことを心がけました。公表されている質問集を事前に見て難しそうなtopic で練習しておきました。
早いうちに力を付けておくとGMAT のAWA にも効いてきます。ある程度点数が出たら早々にTOEFL は切り上げ(or リスニングのみとして)、GMAT に移られると良いと思います。

GMAT

最後まで苦労し、時間切れとなりました。以下、反省を込めて。

・英語力+Time management の試験と感じました。SC,CR の基本が身についたら、GMATKING, 予備校のCD - ROM 等で時間を計ってタイムプレッシャーの中で試験形式で勉強すると効果的と 思います。

・速読力が追いつかず苦労しました。速読力をつけるにはリスニング同様時間が掛かりますのでMBA 受験勉強開始と共に速読の練習をされると良いと思います。

・長丁場の試験なので試験前は我慢して、十分な休養を。

Essay

・キャリアが比較的長く、topic にはそれ程、苦労しませんでした。自分の強み、人柄をダイレクトに伝えるネタを心がけ、第三者、予備校のカウンセラー ⁄ 知人の意見を参考に しながら構成、表現等検討して行きました。

・ 英文化するとニュアンス、言いたいことがズレてしまうことがありますので精神的にも余裕のある早い段階にある程度準備されると良いと思います。

・エッセイカウンセラーの合う合わないは受験後半戦において重要です。1人目がイマイチだったので思い切って変えて良かったです。

Interview

・11月後半から週に1回ペースでInterview の練習をしました。

・Why MBA, contribution, achievement 等中心に練習。直前に予備校カウンセラーとのインタビュー練習を録音してアドバイス等参考にしました。

・キャンパスビジット時は面接前に在校生の方とお会いして学校の特色、interview について等アドバイスして頂いたこととても役立ちました。学校の雰囲気もとても良く分かり良かったです。
・Interview 時は熱意と共に、イイタイコトは悔いの無いよう伝えるよう心がけました。

 

Owen を選択した理由

・学校全体の雰囲気(小規模、フレンドリーさ)
・選択科目の多さ(学びたいことをカスタマイズ出来る)
・ナッシュビルの住環境の良さ(バランスの取れた中規模都市。治安も良く落ちついて勉強できる)

 

最後に

最後まで諦めることなく粘り強く頑張って下さい。春には美味しいお酒が飲めると思います!お体には気をつけてご健闘をお祈りします。

プロフィール その3

【留学形態】 社費
【出身業種】 総合電気メーカー
【専攻志望】 Marketing ⁄ Strategy
【海外経験】 海外旅行、海外出張
【キャンパスビジット】 有り

動機

某総合電機メーカーに入社以来、オペレーションやマーケティング等、様々な業務を経験して来ましたが、年次的に中堅社員、さらにはマネージャー職になる前に、自分の専門分野を 固めたいと思い、MBA を志望しました。
 

受験勉強

TOEFL

Reading とWriting は、比較的勉強量に比例して、スコアが上がっていくと思います。一方でListening は、水物の要素もあるので、Reading、Writing のスコアをまず安定させてから、 Listening の上昇を待つ、という方法を取りました。

・Listening
通勤時間に、定番(?)の早聞きウォークマンで過去問のテープのリスニングを行いました。

・Reading
単語力と速読力強化に重点を置きました。英単語は、3800単語帳をレベル3まで覚えました。

・Writing
週に2~3回は、時間を計り、本番形式でエッセイを書く練習をしました。

GMAT

GMAT は、最後まで満足な結果を出せませんでした。Math は、マスアカ教材と過去問を一通り解いて、問題に慣れてきた頃に、高得点で安定するようになりました。Verbal は、OG を中心に 勉強しましたが、勉強するに連れて逆にスコアが下がっていくという悪循環に陥ってしまいました。

Essay

エッセイは、T ⁄ G セミナーという予備校のカウンセラーの指導の下、書き上げました。カウンセラーに指摘されたのは、まずは、日本語でしっかりとロジックを固めるということでした。 私の場合、英語力が乏しかったため、英語で書き始めると結局何を言いたいのかわからない文章になっており、カウンセラーとWhy?を繰り返し、中身を改善しました。

Interview

想定質問に対する回答を用意しました。これも、エッセイ同様、まずは日本語で回答案を考えました。本当は英会話の準備も出来れば良かったのですが、時間がなくて出来ませんでした。

 

Owen を選択した理由

・Visit 時、またその前後とも、学生、スタッフの方々の対応が素晴らしかったことが最大の決め手です。特に日本人在校生の方からの情報提供、アドバイスのきめ細かさは、他校にはないものでした。

・Vanderbilt 大学のリソースの豊富さ。アングラはトップクラス、また法学部や医学部など、アメリカでの知名度が高く、またOwen 自身も、他学部と連携し魅力的なプログラムを提供している点。

 

最後に

Owen は、Academic な面だけでなく、ナッシュビルの住環境の良さなど、総合的にバランスの取れているB - school だと思います。この魅力は実際に訪れてみないとわからないと 思いますので、興味を持たれた方は、是非キャンパスビジットをお勧めします。

プロフィール その4

【留学形態】 社費
【出身業種】 都市銀行
【専攻志望】 Finance ⁄ Strategy
【海外経験】 無し
【キャンパスビジット】 有り (2月)

 

動機

将来のManager としての視野を広げるため。私にとってのMBA は、Finance の知識を深めるだけでなく、経営者の観点からStrategy やEconomics、Marketing、Operation と幅広く 集中的に学ぶことが出来る大きなチャンス。2年間集中してビジネスの基礎知識を学ぶ機会はMBA 以外には無く、業務経験を2年間犠牲にする価値があると判断した。また、海外経験の無い 私にとっては、海外で家族と共に生活し、また世界中から集まる学生と友人になり日本では出来ない経験をすることも、私の視野を広げるために重要と考えた。
 

受験勉強

TOEFL
 

TOEFL 最終スコアは満足できるものであった。ただし、その過程はかなり厳しいものであった。2月初旬、社内選抜の合格が確定した日の会社帰りに八重洲ブックセンターでTOEFL の 参考書を買い込み、3月からは週末の予備校(Princeton Review )のTOEFL コースに通い、兎に角ひたすらTOEFL の勉強を行ったにも関わらず、7月までスコアが殆ど伸びなかった。この 時期は、結果が出ないことに対する恐怖感が強く、精神力維持に相当苦しんだ。7月以降は、ようやく努力が結果に結びつくようになり、最後10月にはかなり強引にスコアを実現した。
尚、TOEFL スコアアップのポイントは良く言われるとおりListening である。私のスコアも、Listening が5点伸びた7月から流れが急速に変わった。ただ、Listening を5点一気に伸ばす には何らかの急激な変化が必要である。私の場合は、6~7月、Listening に全てを捧げるつもりで勉強に臨んだことが良かったのだと思う。その期間は、毎日、勉強時間の半分以上を Listening に費やし、最低1回は御守を片手にPower Prep(TOEFL のオフィシャル練習ソフト)でスコアを計測し一喜一憂した。

GMAT

 

GMAT は、Verbal に苦労しハイスコアが出ずに終わってしまった。Quant は満点に近い水準で安定していたが、その強みを生かすことが出来ず残念であった。Verbal は過去の 実績からTop 10校の多くが30点以上を求めていると言われておりその重要性を十分自覚してはいたが、受験制限5回を、スコアアップの糸口を掴めないまま使い果たしてしまった。
GMAT のVerbal を引上げるためには、私にとってTOEFL のListening と同様に大きな変化が必要であったが、10月からエッセイ作成とGMAT 受験を同時に進める中で、全てを犠牲に してVerbal に賭ける自信・精神力が欠けていた。

Essay

スコアメイクを含めた出願過程の中で最も重要と言われているのが、エッセイ作りである。エッセイ作成のためには、所謂Future Goal を明確にした上で、今までの経験からそのGoal に 向かうためにはMBA が必要であること(しかも特定の学校である必要があること)を、説得力を持って英語で述べなければならない。私は、5月頃にPrinceton Review で実施された過去・ 経験の棚卸作業のようなものに参加し、その後、日本人カウンセラーにアドバイスを貰いながら、少しずつネタ作りを続けた。そして、10月にネイティブカウンセラーとのカウンセリングを スタートし、本格的にエッセイ作成に取り掛かった。具体的には、各学校のテーマに沿ったエッセイの下書きを担当カウンセラーに送り、1時間約2万円でアドバイスを貰い、また手直し して送るというものである。12月末~1月中旬の出願ラッシュ直前期約2週間は、最後のエッセイ手直しに加えてその他出願フォーム作成に追われ、平均睡眠時間が3時間を切るという 体力的に厳しい状態を経験した。
内容については、私のエッセイは過去の経験に捕われずに経営・社会貢献といった大きな視点から理想を論じた点が良かったと考えているが、一方で、これまでの金融市場での経験を 有効に使わなかったことが最大の失敗であった。私は、社会や文化を大きく変えるくらいの大きな夢を語ることがMBA のエッセイには必要と信じていたが、今は、寧ろ地に足の着いた 小さなビジネスプランを細かく述べることの方が重要であったと感じている。

Interview

英語に対するコンプレックスが強かった私にとっては、これが一番嫌であった。Interview では普通に人として会話することが求められるので、Future Goal を淀みなく言えるように 暗記するだけでは駄目であり、Princeton で1月にに初めて練習Interview を受けたときには「笑顔もいいし、相手の目を良く見ているのはいいけど、つまり過ぎ」と言われた。そこで、 8校出願するつもりであったところを6校に絞り、Interview の練習をPrinceton 及びManabi(Interview の電話練習サービス)で続けた結果、取り敢えず度胸だけは付いたと感じるまでには至った。 さらに、会社の同僚にお願いしCampus Visit のために5日間の休暇を貰い、On Campus Interview を行うことで、悔いのないところまでは持っていった。
私のように英会話など殆どしたことのない人にとっては、兎に角早めのスタートが肝心と感じた。TOEFL を受けながらは少し無理だと思っても、早めに一度予備校で練習Interview を 受けておくと良いかも知れない。

 

Owen を選択した理由

1. 小規模校(1年200名)であること
他の学生と少しでも深い友人関係を築く機会にしたかったため、規模に飲まれない可能性が高い小規模校を選んだ。

2. Programの内容とバランスが良いこと
視野を広げることが主眼であるため。

3. 暖かい雰囲気が伝わる学校であること
卒業生や学生への質問のメールを送ると、殆どの場合24時間以内に真摯な内容のメールが返ってきた。Interview でも暖かい雰囲気を感じた。

4. 生活環境が良いこと
田舎過ぎず都会過ぎず、妻と2歳の子供を連れて行く私にとっては、住環境は最高ランクの一つであった。

5. 日本語サイトが充実していたこと
これは本当に助かりました。

 

最後に

多くの受験生の方にとって、仕事と受験の両立は相当厳しいでしょう。私も、MBA 受験があるからといって業務が軽くなるわけではなかったので、寿命を縮めながら戦っている気分 でした。ですが、私の上司(MBA 卒)のある言葉が受験生活を支えてくれました。
「人生には、振り返って、これだけは人に語れる、というものがいくつかあるもんなんだよ。1年間の受験準備の苦労と、その後の2年間のMBA 生活は、間違いなくそのうちの一つになるよ」

最後まで頑張ってください。

プロフィール その5

【留学形態】 社費
【出身業種】 情報通信
【専攻志望】 Marketing
【海外経験】 2ヶ月(カナダ交換留学)
【キャンパスビジット】 無し

 

動機

∗ 自分自身のスキルの強化(マーケティング、IT 等)
∗ 自分自身のコンプレックスの払拭(定量分析、海外滞在経験 " 語学 " 含む等)
∗ コンフォートゾーンからの脱出(家族といっしょに新しい挑戦!)

 

受験勉強

TOEFL

予備校(プリンストン3ヶ月)と定番市販教材の反復
予備校でセオリーを習ったら、あとは、筋トレだとおもって、反復あるのみでした。非常にしんどいですが、だれもが通る道だと思い、こつこつやりました。特効薬はないという結論を 得ました。

GMAT

予備校(T ⁄ G セミナー3ヶ月)とオフィシャルガイド5回
TOEFL と同様ですが、真の意味で語学力がない場合、残念ながらテクニックに頼るしかない試験だと感じました。オフィシャルガイドの反復は、問題を暗記してしまい、あまり意味が なかったかもしれません。やらないと不安だったので、精神安定剤の代わりにしていました。しかし、安定剤では、所詮治療にはなりませんでした。

Essay

予備校(T ⁄ G セミナー、カウンセラー:Akiko 氏)
エッセイの上っ面だけでなく、「英語特有の論理」を非常に重視したカウンセリングでした。渡米した後も、彼女の指導は役に立っています。カウンセラーというよりも「良き英語教師」 を得たという感想です。エッセイに関し、日本語で、より本質的な議論がしたい方には、お勧めできる方です。

Interview

ビジット経験無し、電話及び日本でのalumni インタビューのみ
Owen を含め、業務の都合上、一度もビジットできませんでした。そのため、ほとんどが、電話インタビューでした。特別な対策はしていません。定番の質問に対する一通りのスクリプト (アイデア)を作成し、上記のカウンセラーに確認してもらったあとは、「ぶつぶつ」と一人で、反復していました。飽きたときは、たまに、英会話学校で、アメリカ人に「壁」役に なってもらっていまいた。本番で気をつけたことは、相手に自分を印象付けるために、「ひとつだけは、笑いを取ろう」とその学校に即したネタを用意していました。いくつかは、 大きくスベりましたが。。。

 

Owen を選択した理由

∗ より実践的なカリキュラムをフレキシブルに構成できる(専門科目を一年目の半ばから取ることができる)
∗ 魅力的な在校生
∗ ファミリーフレンドリーな街ナッシュビル

 

最後に

人それぞれ、MBAに対して、異なった目的があるでしょう。Owen は、どんな目的をもった方でも、よい意味で許容できるカルチャーをもっていると思います。国や人種はもちろん ですが、真の意味でのdiversity は、あらゆる個人のニーズに寛容な姿勢ではないかと最近よく思います。このようなカルチャーを好んできたける方を心よりお待ちしております。

プロフィール その6

【留学形態】 社費
【出身業種】 非営利組織
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 無し
【キャンパスビジット】 無し

 

動機

先ず、私にとって留学そのものの動機は「英語」を身に付けることにありました。実際、academic、professional school あるいは専攻等の選択について所属組織からの縛りは何ら 無く、2004年8月時点の組織内における留学選抜者決定の段階で私の希望(決裁)はlaw school でした。理由は単純で、法学部出身であること、法案作成等の仕事に携わっていたから です。ではそれが何故business school に希望が変化したかということですが、以下の2点に集約されます。

1. 今、アメリカでしか学べない新しい知識への渇望
上述の通り、私の留学主眼は「英語」にありましたので、留学を通して得られるacademic あるいはprofessional knowledge についてはあくまでも副次的なものであると考えていました。 しかしながら、留学は一生に一度の機会であることを考えると、このチャンスに、日本では学ぶことの出来ないこと、つまり最もアメリカらしい学問を吸収したいと考えるようになりました。 また、バックグラウンド(法律、非営利組織)以外の知識を短期間に吸収し、将来業務における視野を広げたいとも考えました。そしてそこからMBA に辿り着くまでは左程時間を要する ものではありませんでした。

2. 英語を話さざるを得ない環境の探求
既知の通り、business school ではgroup work が多数課せられます。また、授業もdiscussion - based が主流です。つまり、とかく座学に陥りがちであると拝聴していた他の school、major に比べ、英語を積極的に使わなければいけない環境に身を投じたいと考えました。このことは私の留学主眼とも合致するものでした。

無論、この他にも志望理由を挙げれば枚挙に暇がありませんが、この2点が大きな志望理由であったことは間違いありません。2年間は私にとって時間の投資です。 business school という留学の選択は最も現実的なものであったと思います。

 

受験勉強

TOEFL

比較的すぐに足きりライン(250)はクリアしたものの、最後までリスニングで苦しみ、結局点数は伸び悩んだまま終わりました。リスニングの勉強法は語る資格がないにせよ、他の セクションについてはとにかく単語と文法の勉強だけをしていました。正直に書きますが、本番以外で長文問題を読んだことはありません。単語と文法さえ理解していればリスニング以外 のセクション(writing を含む)では満点スコアが可能と思われます。

GMAT

上述の通り、勉強の開始が2004年9月でした。この超危険な状態からの勉強方法として私が打った手は、
1. 「GMAT 完全攻略」(和書、プリンストン・レビュー)、「Cracking the GMAT 」(洋書、Princeton Review Series )で先ず基本を押さえ、
2. 「Official Guidebook 」(洋書)で練習でした。学習開始2ヶ月目の11月受験の段階で最低目標ラインは越えましたので、初動の勉強方法としては間違いで無かったのかも しれませんが、独学の限界と時間の無さを実感している間に、また満足出来るスコアに至る前に、1月の出願時期を迎えてしまいました。(他校のWaiting のために(Owen の合格判明後も) GMAT の勉強は続けていましたが、ある程度納得が出来るスコアが出たのは遅ればせながらの4月でした)

Essay

これも独学で乗り切るかあるいはon - line の校正サービスを利用しようと考えましたが、留学経験のある先輩からその危険性を指摘され(独学は問題外として、on - line サービスは 文法等の形式的な修正しかしてくれないと聞きました)、渋谷にあるプリンストン・レビューのエッセイカウンセリングを利用しました。(なぜプリンストンかと問われた場合の答えは、 当時の住所から「場所が近かった」というだけで特に理由はありません。)ネイティブカウンセラーからのfeed back には満足していますが、「料金の割には・・・」というのが正直な 感想です。これについては、未だに何が良い選択だったのかよく分かりません。
エッセイ内容のアプローチですが、(キャンパスビジットが実質的に不可能な状況であったため)admission に日本人在校生を紹介してもらい(メールでお願いしました)、学校の情報 収集に努め、それをエッセイに反映させるよう努めました。

Interview

interview は電話で行なわれました。想定問答を用意して望みましたが、resume ベースで行われたという印象は無く、business school のapplication essay で一般的に問われるような 抽象的な質問に終始したと記憶しています。

 

Owen を選択した理由

1. 幅広い知識を吸収出来るカリキュラムの柔軟性
law school との連携プログラムがあることも魅力の一つでした。

2. Nashvilleという都市
家族が帯同する自分にとって、生活環境は学校選択の際の重要なポイントでした。

3. 校風
質問メールに対するadmission や在校生のresponse が非常によかったことは、現役学生のみならずprospective students も大切にしていることが伺い知れました。

 

最後に

apply を直前に控えた2004年12月時点で、未だ私はTOEFL、GMAT、Essay の「三役揃い踏み」状態にありました(つまりどれも終了していない状態です)。結局、全てに於いて中途 半端な完成度に陥ってしまい、今になって振り返ってみても「あってはならない」状態であったと確信しています。私の場合、受験勉強の開始が遅かったこともありますが、やはり、 「早め早めの出願準備が肝要」というのが受験を終えての結論です。皆さんには各自の目標が悔いなく達成出来ますよう、出来るだけ早期の動き出しをお勧めします。そして是非Owen で 共に学びたいものです。

プロフィール その7

【留学形態】 社費
【出身業種】 飲料メーカー
【専攻志望】 Marketing
【海外経験】 7年
【キャンパスビジット】 有り

 

動機

私には、留学する前に4年間所属していた本店市場リサーチ室に、心から尊敬している2人の上司がいます。私のリサーチャーとしての能力を向上させてくれただけではなく、学ぶことの 尊さを教えてくれた方達です。
彼らは、共にMBA ホルダーでした。常に社のマーケティング意思決定に重大な影響を与えるプロフェッショナルな分析・提言を行い、MBA ホルダーだからこそ、その知識、技術を社に 還元して当然だという考え方の方達でした。誰よりも勉強し、又、誰よりも厳しい方達でもありました。
私自身も、よい仕事をさせていただきましたし、独学で一生懸命勉強しましたので、納得いく知識や技能を身につけることができたと思います。しかしながら、私には、いつも、その上司達の 見ている景色と同じ景色を見てみたいという願望がありました。私が、限定された視野で見ているものと、彼らの見ているものとでは、大きな差があるといつも感じていたのです。 それはいつも、最終的なアウトプットに如実に反映されていました。つまり、私の上司達のモデルや分析からの知見には、私にはとうてい及ばない洞察や解釈が常に存在しました。
私は、その差を埋める拠り所をMBA に求めました。コアで私の学んだことのない学問分野を学び、エレクティブで自分の職務領域であるMarketing への理解を徹底的に深めようと思った のです。私にとってのMBA 留学は、従って、尊敬する上司達のようなプロフェッショナルなリサーチャーになるためのステップであり、社の発展にMarketing の側面から真に貢献する力量を 身につけることが目的となります。

 

受験勉強

TOEFL

・Listening
Power prep が最も優れている教材だと思います。私は、幼少の頃、イギリスに住んでいたことがあるので、ゼロベースの方達よりは苦労はしていません。ただ、高得点レンジを叩き出すのに 3ヶ月かかりました。いくつかよくでる学問分野の単語を暗記すること、又、Princeton の夏季講習などで、Listening の最大の癖であるInference 問題に慣れることが、高得点をとる上で 必須となります。いくつかの予備校で受講しましたが、Princeton のListening incentive が最もよく研究されていたと思います。

・Structure
長本の2冊を必ず繰り返し解くことが大切です。この2冊を抑えれば、本試験での満点の13がとれます。私は、これといくつかの補強教材を繰り返し解きました。

・Reading
市販の和書の参考書は、すべて解きました。TOEFL の教材は、Reading はよく研究されていますので、利用価値はとても高いと思います。本試験で出題されたsynonym を必ず復習して ください。何度か同じ試験場で受験していると、同じ問題にぶつかることがあります。これがCAT の限界です。Reading で満点を取らせない元凶はSynonym なので、これをしっかり 抑えることは極めて重要です。

・Writing
テンプレートと英文を書くことに慣れることがすべてです。Princeton の講座は大変役に立ちました。その他の老舗系の予備校にも行きましたが、内容、教材はPrinceton には、到底 及びません。

GMAT

・Verbal
受験までの期間が短かったせいもあり、GMAT は本当に苦労しました。一度は体調を壊し、食事をとってもその後すぐに嘔吐するという状況が2週間ほど続いたことを記憶しています。 Verbal については、独学は不可能です。必ず予備校にいき、指導を受けましょう。又、私には資金的な余裕がなかったのですが、CR の指導法に長けている(マイスター)、SC の指導法に 長けている(Princeton )など、予備校によってセクションごとに強みが異なることもあると聞きますので、試す価値があるかもしれません。

・Quantitative
Math Academy の教材, Official guide を繰り返し解きました。Math Academy に出会っていなければ、今の私はなかったと思います。特に私大文系卒の受験者は購入して勉強することを 強くお勧めします。いくつかの予備校でMath 対策を試みましたが、内容的には、Math Academy の2冊の本に、かなうものではありませんでした。

Essay

MBA 出願において最も大切なのがEssay です。人によっては、課題が類似している大学院を選択し、微修正をして量を出願するという方も多数います。これは、これで、ひとつの戦略だと 思います。しかしながら、私の場合は、Marketing に定評のある大学院でなければならないという絶対条件がありましたので、それらを調査した上で、個別にEssay を書きました。 結果、3校にしか出願できませんでしたが、よい結果を出すことができました。カウンセリングは、Princeton で、外人講師と行いました。Essay は、第一希望校を最後にというのは理に かなっています。何故なら、自分の文章力や、表現の多様性が、(GMAT の勉強などの影響もあり)時間がたつにつれて、向上するからです。

Campus Visit & Interview

2月に、Owen と、もう1校のビジットのために、渡米しました。ホテル内で、再度大学院の特徴や、Marketing のカリキュラムの確認、インタビューの練習を繰り返し行った上で、 インタビューに臨みました。両校とも、合格を頂きましたが、大切なポイントは、面接官に感謝し、大学院に敬意を表する気持ちを忘れないことです。一般的に、インタビューは、少し 誇張したぐらいがよいと言われますが、自分の過去の功績に自信があるのでしたら、過度に意識する必要もないと思います。流暢な英語など面接官は期待していません。何を大学院に 貢献してくれるのか、そして、何をその大学院に求めているのかを彼らは、測定しているのです。面接官の大学院に対する思いは、どの学校でも同じです。しっかりとした事前準備を 行い、Why your school に対する納得感のある回答を用意しておくことが、肝要です。

 

Owen を選択した理由

Owen を選択した理由は主に5つあります。

1. Undergraduate の全米における評判が極めて高いこと
Vanderbilt Univ. は、間違いなく米国の名門校です。特に、医学と法科が有名です。大学の格は、私にとっては、とても大切な決定要因のひとつでした。

2. Marketing のカリキュラムが充実していること
Owen のMarketing のエレクティブの数は、とても多いことが特徴です。又、Marketing 専攻に加え、指定クラスの単位を取得することで、Brand Management を強調分野として認めて くれます。

3. Elective を早めに受講できること
Owen は、セメスター制ではなく、モジュール制を採用していますので、約7週間タームで、受講クラスが入れ替わります。勉強はきついですが、セメスター制よりも、早く自分の学びたい 学問を履修できるので、学習効率がとてもよくなります。

4. 日本人が複数名いること
これは、私よりも妻のことを考えての決定要因でした。英語が不自由な妻が2年を過ごすのに、保険、病院、食材店などの情報を得やすいと思ったためです。

5. 少人数制であること
これは、教授との関係づくりにかかすことができません。Marketing やStatistics の教授と個人的に仲良くなることで、自分が実務で直面していた悩みへの回答や、彼らの研究内容を 教わる機会を得ることができました。Owen のこの環境は、私にとってはとても魅力的なものです。

 

最後に

もし、私のGMAT が700点近くあったなら、間違いなくトップ10校に出願していました。しかしながら、GMAT の点数を考慮した当時の自分の出願戦略を考えたときに、私には中堅校の 選択肢しかありませんでした。同じような境遇の方には、是非ご自身の目的を満たしてくれそうな大学院を真剣にリサーチすることをお勧めします。人によって、Owen の魅力の感じ方は 異なるかと思いますが、私にとっては、先に述べたように、Marketing のプログラムが魅力でしたし、教授との距離や、プログラムの柔軟性がその魅力を補完するものでした。実際には、 心から入学して良かったと感じています。MBA 留学を実りあるものにするのもしないのも、結局は、自分自身の姿勢です。Owen 入学を志す方は、是非ご自身の将来とOwen が提供して くれるもの、そして、同級生やクラスへ自分が何を貢献できるのかを真剣に考えてみてください。

皆さんの出願戦略が成就することを心からお祈り申し上げます。

プロフィール その8

【留学形態】 社費
【出身業種】 製造業・総合化学
【専攻志望】 Marketing ⁄ Strategy
【海外経験】 4年(南アフリカ)、1年(タイ)
【キャンパスビジット】 有り(1月開催のDiversity Weekend に参加)

 

動機

業務は石油化学工場直属の技術屋であり、エンジニアとしての勉強(化学工学)や経験(海外プラント建設等)は積んできたものの、今後マネジメント・ポジションになった際の土台 となる知識の欠如に不安を抱いていました。またMBA自体は名前程度しか知りませんでしたが、同期入社の3名が会社派遣にて国内留学を果たし、皆一様に素晴らしく良かった事を語って いました。そんな折、海外MBA 会社派遣の社内一般公募の知らせを目にし、心が躍った事を今でも覚えています。多少は英語が得意だという勘違いもあり、留学位は何とかなるだろうと 思ったことが、そもそものきっかけでした。社内選考合格後のその後2年間に及ぶ仕事と家庭と勉強の両立という地獄のような日々の始まりでもありました…。一体幾ら費やしたか、 今考えてもゾッとします。
 

受験勉強

TOEFL

予備校主催の模試を受け、リスニングとやらを少し勉強すればOK かな?とこれまた勘違い。結局勉強開始ほぼ1年間をかけて全セクション高得点獲得となりました。

・Listening
これが非常に苦労しました。結果的には、ただ受動的にテープを聴いているだけでは全く効果が無く、スコアも停滞しました。薦めに従いシャドウイングという手法を取り入れたら、すぐ スコアが高得点の入り口まで上がりました。正に私の耳が英語耳に文明開化した瞬間でもありました。教材も市販教材のほぼ全ての手を出しましたが、Princeton Review のListening Intensive と いう授業の教材のものが効果的で格段に良かったと思います。あと試験会場によってもばらつきがあるのでしょうが、頭の大きい私の頭に合うヘッドホーンが無く、試験最中に真っ二つに 粉砕し試験を断念した苦い記憶もありますので会場選定も要注意です。

・Structure
もともとある程度文法は好きで理解していたので、Princeton Review での授業と長本吉斉氏の本2冊で十分だったため、Writing に重点をシフトさせました。

・Reading
これも比較的好きな課目であり、アカデミックな内容は読んでいても楽しく思いました。(ならListening もOK だろ?と突っ込まれそうですが…)ただ、単語力が無いと点数のブレが あると感じ、TOEFL 3800をRank 4までをフリーウェアの単語記憶ソフトを利用し、反復練習により頭に叩き込み、その後は安定して高得点を取れる気がしました。世間的にはRank 3まで で十分という話を聞きますが、渡米後のことも考えると、Rank 4 まではMust でしょう。

・Writing
Princeton Review の講座も取りましたが、その後、Interface のDr. Stone のAWA 講座を取ったため、対策が不要となりました。良いところ取りした自分なりのテンプレートが完成した 後は、タイピング速度のアップの方が重要かな?と思ったりもしました。また、テンプレートに従えばあとは好き勝手に書けるので、比較的好きな科目でもありました。今日はいつも より大きめな音でタイプし、周りを邪魔してやろうと考える余裕さえもありました。

GMAT

思い出したくもない響きです。とにかく苦労しました。2年越しに合計9回も受けましたが、Verbal は徹底的にやり込みました。GMAT KING というソフトにSC とCR の問題も入力し、 入手可能な問題はほぼ全てやり込んだ気がします。正にGMAT オタクの領域でしょう。一人でやり切る気力も根性も無かったので、予備校等で知り合った友人等と勉強会を開催し切磋琢磨 したことは、今となっては良い思い出です。

・Verbal
SC
Princeton Review の中山氏、野口氏には非常にお世話になりました。過去問はパブロフの犬的に見た瞬間に答えが分かるようになった(記憶した)のですが、本番ではなかなか時間が かかり、2択まで絞ってから間違えているような気がしています。合言葉はbeing 一発斬り。
CR
最初はコンセプトが全く理解できず、クリティカルシンキング関連の本もいろいろ読みました。漫画教材は良かったかも。解き方が分かればあとは読解力の占める比率が上がるので、 RC の勉強がてら速読と単語力の強化にも励みました。文章が理解できた問題に限り、好きな科目でもありました。
RC
これといった対策は無く、単語力強化とScientific America 等の記事を時間を決めて読んだりしましたが、効果の程は不明でした。ひたすらTOEFL3800 Rank 4でした。

・AWA
Interface のDr. Stone の授業を受ければ対策は終わりでしょう。後からマイスターのテンプレートも入手し、自作テンプレートは史上最強となりました。

・Quantitative
理科系であったので、比較的好きな科目でした。マスアカ教材一式(通学講座時代の秀逸な問題セットが最高で、今でも現役な問題が多数ありました)をやればOK でした。が、本番では ケアレスミスや時間配分の失敗等で、安定したスコアがなかなか取れませんでした。

Essay

1年目は、スコアの出てないGMAT で時間が足りず、お金で解決しようとInterface の門を叩きました。が、低TOEFL & GMAT では有名カウンセラーには担当してもらえず、高額をつぎ 込んだものの、結果が出せませんでした。2年目は独立して個人ベースでやっていたRobert Clyne 氏にお願いしました。1つ目のエッセイを持っていった所、こんなものはだめだ!と 全て廃棄となり、1から作り直しました。彼の評価は賛否両論ありますが、いい加減な私には馬が合ったのでしょうか、結構仲良く仕上げることができました。恐らくエッセイのお陰で、 面接も無く合格した学校もあった位です。しかしながら、合格後に見直してみたら、タイポも含めお粗末な内容であったことが判明。アドミッションが保管しているなら差し替えたい 気持ちで一杯です。

面接(Campus Visit )

電話ベースでのサービスをしている沖縄在住のアメリカ人と練習を繰り返しました。褒めと酷評を巧みに使い分ける方で、意外と効果的に弱点補強ができたと思います。結果的に不合格と なった学校の面接官と口論(喧嘩)に近いような展開にもなったりしましたが、よくここまで口論できるまで話せるようになったものだと結果はさて置き、自画自賛したものです。 Owen にはCampus Visit したのですが、事前に知らされていた面接官と異なり少々焦りましたが、在校生のアドバイスが大いに役に立ち、Visit して経験したことも踏まえて会話に花が 咲き、合格への決め手になったと思っています。機会が許す限りCampus Visit はお勧めです。

 

Owen を選択した理由

予備校主催の学校説明会にたまたま参加し、その説明内容に惹かれ、GMAT を一緒に勉強した友人に教えたところ、1年先に留学を果たしてしまいました。その友人からの生の情報も 得られており、キャンパス・ビジットした際の職員、教授の対応が素晴らしかったのみならず、日本人も含めた在校生の熱烈歓迎振りから、志望順位が一気に上昇した事を覚えています。 結局、複数合格を頂きましたが、フィット感を重視して、合格校の中ではランキングが一番低かったOwen を選択しました。また、バックグラウンドが理科系で工場しか知らない人間で あり、会計、財務等は必ずや友人の力が必要になると感じていましたので、少人数の雰囲気の良い学校を。という点ではぴったりの学校でした。

余談ではありますが、音楽が好きで、ナッシュビル自体がカントリー・ミュージックの聖地でもあったので、いつかは行ってみたいという思いが、思いがけず留学という形で果たすこと が出来たという面もありました。そういやJack Daniel も好きだったっけ…。

 

最後に

昨今の各種ランキングでは、Owen は下降傾向にありますが、本来はTOP 30程度には入る学校であると、入学後も実感しています。(昨年度のBusiness Week では辛うじてTOP 30だった かしら?)またTOP 20~30程度の学校の中では、格段に「お買い得度」の高い学校だと今尚思っています。最終的に進学先を決定するのはご自身の判断ですが、一考の価値はある学校だ と思います。キャンパスで是非ともお会いしましょう。Owen フリークにさせる自信アリです!!

プロフィール その9

【留学形態】 私費
【出身業種】 家電メーカー、Marketing Planning
【専攻志望】 Marketing ⁄ Strategy
【海外経験】 短期留学(半年)
【キャンパスビジット】 有り(1月)

 

動機

MBA を目指す理由は、自分への挑戦と更なる成長。20代後半は会社での生活も充実し、仕事のペースも安定していましたが、入社5年目くらから仕事を通じて得られる「学び」が 少なくなってきていることに気づきました。以前から、「このままで良いのか?」という漠然とした将来への不安感は持っていましたが、その不安感が「何かしなくては」という焦りに 変わりました。また、私は今の会社で働いていて、黙って順番に与えられるポジションを順番に待つよりは、退職して自らの限界に挑戦してみたい。そう考え、MBAを目指すことにしました。

では、なぜMBA なのか?それは、企業経営に必要なビジネスの知識を幅広く吸収できるから。具体的には、アカウンティング・ファイナンス・企業戦略・マーケティングなどの幅広い 分野を学べるから。仕事をしながらこんなにたくさんの事を短期間で同時に学んでいくのは、不可能ですし、実際、企業にいながら、効率よくそれらを経験していくことも難しい。 特に私の会社のジョブローテーションは3~5年。MBA では2年間で自分にとって未知の分野を開拓できる。その分野の専門家になろうとする方には不向きだが、各分野のプロと一緒に仕事が できるレベルまで自分のボトムラインを底上げできる。そうすることで、企業内でも、1つファンクションに囚われず、多面的な視点で企業の抱える問題に対してアプローチできると 考えています。また、MBA では、グループワークを通じて自分のリーダーとしてのスキルも磨くことができる。

 

受験勉強

TOEFL

基本的には市販の教材の充実度が高い分野なので、市販の教材を使ったら良いと思います。但し、イフの文法・TWE Writing のクラスは価値はあったと思う。特に、吉井先生の文法の クラスは非常に効果があった(現在は退職されて独立)。TWE も2ヶ月履修し、同時に実際のTopics を使ってNSR 等で10問位添削してもらい、自分の間違えやすい部分をネイティブに 指摘してもらうと良い。英文Writing の初歩をマスターするくらいのレベルにはなると思う。Listening は市販の教材を繰り返し何度も(少なくとも5・6回)聴いたり、練習問題を解く ことである程度までは伸びました。Reading は初期段階においては、単語力を伸ばす為に長文の音読法(左に長文、右にわからない単語のリストと その意味を準備し、長文を意味を頭で理解しながら音読。わからない単語はリストを参照。)単語帳を眺めるよりずっと効果的に単語力をUPできる。長文読解をする上で、日本語に訳す 癖のある人にはお勧めの方法です。ある程度までレベルが上がったら、音読法を止め、GMAT のVerbal の練習へ切り替えると良い。Reading はGrammar の次に得点を出しやすい分野で ある。

GMAT

・全般
予備校に通い、コツとテクニックを学んだ。最終的には自分の英語力が物を言うが、予備校の授業はどのように試験に臨み、どうすれば得点できるかを教えてくれる。それをマスター すれば絶対高得点が出せるというものではないが、試験慣れしていない初期段階で、GMAT の各セクションの仕組みについて知ることができる。私は点数が伸び悩んでいた為、7ヶ月ほど イフの授業を履修した。その後はW - Limits やGMAT King などを活用して練習すると良い。

・Sentence Correction
この分野は比較的受験テクニックがうまくヒットする分野。もっぱら予備校のテキストを使って学習。ある程度、テクニックを覚えてきたら、Official Guide の練習を繰り返し、覚えた テクニックを定着させるように心がけた。

・Critical Reasoning
受験初期は予備校で教えてくれるテクニックを重視して問題に取り組み過ぎていた為、正攻法で解いて取れる問題でミスをする事が多かった。テクニックは回答時間を節約することには 効果的であるが、依存すると、自然な読解による文章の理解が減ってしまう。回答テクは頭の片隅に少し置き、読解に支障が無い程度に実行すると良い。

・Reading
TOEFL とは全く違う読み方をしないと完全に時間オーバー。コツは文章をさらっと読んでいく。画面を読みながら、筆者のトピックに対するスタンスを軽くメモり、軽く参照にしながら 問題を解く。なるべく本文には戻らないようにした。

・Quantitative
Math Academy は文系出身者必見。4冊とも繰り返し練習して身につける価値があります。特に、英文のDigit や%、数の範囲、複利計算の表現には慣れておいた方が良い。私はこれを 学んでから、Official Guide の問題を数回繰り返して、Math で50をとることができました。文系出身でもしっかり対策をすれば、高得点を出せます。

Essay

受験プロセスの中で、最も楽しく、最も意味があった。私は四谷のAMT を選んだ。エッセイ・カウンセリングを通じて、英文Essay の基礎的な書き方、正しいWord Choice や表現、魅力的 なIntroduction, Closing を書くコツなど非常に実用的なwriting skills を向上させる事ができたと思う。受験が終わった今も、長い時間苦労し積み上げてきたこの能力は大きな財産で あると感じてます。最も大切なことは、" Simple & Concrete " であることである。頭でわかっていても、これを実践する事はそれ以上に難しい。

Interview

準備としては、エッセイのアイデアをベースに、ネイティブとモックインタビューを3~5回繰り返しながら、硬く複雑な言い回しはより口語的なシンプルな表現に変えていく。話す内容も 情緒的なことを意図的に入れると、話がしやすくなります。そして、最後に一番大切なことですが、Interview の最大の目的はコミュニケーション能力を示すこと。海外経験の少ない アプリカントは面接で背伸びして流暢な「真似」をする事は逆に危険。英語表現の細部に拘り過ぎず、自分の熱い気持ちを心で表現して、共感してもらう事が重要と思います。

 

Owen を選択した理由

まず1つ目に、カリキュラムの充実とマーケティングに強み。まだ、コアでマーケティングの授業を履修していないですが、Owen のマーケは、卒業生から聞いた感想も悪くないですので、 十分充実していると思います。選択科目も17つと他のトップ校と比べても多い方ですし、今年の1年生はマーケ専攻予定者が、19名中10名と多いです。また、VMA(マーケクラブ: ファイナンスクラブに次ぐ大所帯)の活動も非常に充実しています。

2つ目は、Owen のプログラムは、生徒のニーズに対して柔軟であること。1年目のコアは約半年で終了し、残りは選択科目を履修できる。これは特にサマーインターンをする学生にとって 有益で、夏までにしっかり自分の専門分野を強化しておけるのは大きな強みになる。実際、日本人卒業生も、有名米系メーカーでサマーを経験し、フルタイムで入社されています。 また、プログラムオフィスは生徒の声に非常にResponsive です。今年からHealth Care に特化した新しいプログラムをリリースしたのも、市場と生徒の声に敏感な証拠。

3つ目は、就職活動におけるアドバンテージが大きい事。今年は私費学生が5名で、トップ校の中では多い方です。就職活動は情報戦なので、情報交換のチャンスなど多いほうが断然有利。 また、Owen のCareer Management Center は非常に細やかなサービスを提供してくれる。スタッフは、それぞれファイナンス、マーケティング、HR、コンサルなどの職業を経験した スタッフを各分野に揃え、1年目の7月から、アラムナイとの交流の場を設けたり、Resume や Interview のsession を開いたり、個人的な相談にも時間をしっかりとって対応してくれる。

最後に、ナッシュビルは家族で暮らす場所として最高です。そこそこの都市生活も可能ですし、他の大都市へのアクセスが良い、治安も非常に良い場所と思います (もちろん悪い地区もありますが)。

 

最後に

私は受験の情報収集という必要に迫られて、この2年間で200人近いMBA の方と話をする機会がありました。MBA 友の会のイベントで、ビジット先で、予備校のクラスの隣の人と。 多くの人は、志高く、人間的にも、プロとしても尊敬できるビジネスリーダーでした。そんな人たちと話すといつも、「頑張ってこんなこの人たちの様になりたい」と感じることが できました。是非、受験生の方には受験期間中に多くの人に会ってもらいたいです。何かを本から学んだり、情報を調べたりする事は、やろうと思えば、今すぐにでもできますが、 人間関係はそうはいかない。何度も時と場所を共有して、志や想いを語り会ってようやく人間関係が形成される。ばっと会って、さっとやって、ぱっとさいなら、なんて、自分の都合の いいようにはいかない。だからこそ、人との出会いは今まで以上に大切にしていきたいです。そういう意味で、MBA 受験によって学んだことは大きかったです。Owen にも志高い将来の リーダーがたくさん集まってます。是非、Owen へ。

最後に、Key success factor は家族です。長く厳しい受験中、私を励まし支えてくれた妻に感謝。

プロフィール その10

【留学形態】 私費
【出身業種】 製造業 化学品の法人営業
【専攻志望】 MARKETING ⁄ STRATEGY
【海外経験】 大学留学(米国)
【キャンパスビジット】: 無し

 

動機

1. マーケティングキャリアを求めて
2. 様々な人との出会いを求めて
3. より良い給料を求めて

 

受験勉強

TOEFL

(免除)

GMAT

大阪で1ヶ月、東京で3ヶ月と二種類の予備校に通いました。GMAT 自体を理解してなかった自分には多少なり役立ちましたが、教室の空気を吸うだけでは思うように点が伸びず、年末に 受けた3回目で諦めました。VERBAL は人並みに取れましたが、MATH に関しては当初のスコアは日本人国籍を剥奪されかねない程酷かったような気がします。
勉強方法についてですが、予備校から頂いた印刷物と市販の参考書や問題集などしかカバーして無いです。CD ロム付きの問題集も含め、ほぼ網羅しました。オンラインソースは Wlimits(http://wlimits.com/gmat/free-GMAT.jsp)の「今日の一問」と「無料ミニクイズ」しか使用していません。GMAT KING などにも手を出そうとしましたが、お小遣いが足りませんでした。
以上ですが、改めて振り返ると駄目な見本かも知れません。点を取るコツのような物を理解せずに、ダラダラと勉強しただけの様な気がします。Do NOT try this at home です。

Essay

エッセイについては、米国の大学留学時代に山ほど書いた経験もあり、苦労はしませんでした。但し、MBA アプライ用のトピックとして適当か、強調する点がずれていないかを確認する 為に予備校にてチェックして頂きました。結果、やはりMBA 用のネタがある種存在するようで、役に立ちました。

Interview

当校についてはキャンパスビジットをせず、電話面接でした。面接自体については、過去に各種MBA フォーラムでの個別面接や、他校ビジットによる面接を経験していた為、問題は ありませんでした。又、個人的な意見ですが、ご家族と一緒に来られる方にとっては、ビジットは非常に重要だと思います。短いとはいえ2年間ありますので、生活環境、治安などは ご家族の理解を得る為にも直接肌で感じて頂いた方が良いと考えます。

 

Owen を選択した理由

1. 学校全体の評判
2. 2年間を通じて取得可能な授業の多さ
3. 情報量の多さ(当HP です)

 

最後に

MBA 受験活動を振り返った際に、改めて重要だと思うのは出願までのスケジューリングです。学校のランクやルールにもよりますが、早く出した方が合格率も高まりますし、奨学金の 額も変ると聞いています。各校による日本でのリクルーティングが入学対象時期の1年程前に始まりますので、それまでにGMATや各校共通の書類(志望動機などのエッセイ)を準備して いると、アドミッションが日本に来た時により具体的な話ができ、効率良く前に転がす事が出来ると思います。(経験上ですが、いくつかの学校は東京での面接によりビジット面接を 免除してくれました)但し、学校によっては年度毎の要求事項が更新される所がありますので気を付けて下さい。エッセイトピックの変更に気付かず、出願1日前に全部書き直した事も ありました。まあ何よりも、早く決まると笑顔で年を越せます。自分は家に引きこもり、年末恒例の格闘技も隠れて楽しんでました。

Owen についてですが、短期モジュール制を採用している為、勉強量は物凄く多いです。1モジュール毎(7週間)で教科書、プレゼン、ペーパーなど一般的なワークを終わらせるので きついのは当然ですが。ですので、この情報をアップするのが遅れてしまいました。この場をお借りしてお詫び致します。すいませんでした。

人種の多様性については多い方だと思います。欧州からは若干少ないですが、世界中から生徒が集まっています。アメリカ人も気さくな生徒が多く、様々なイベントを通じて交流が 出来ます。また殆どの生徒が夜中まで学校に残って勉強をする為、輪に入れば自然と生活を楽しむ事が出来ると思います。

ナッシュビルについてですが、賃貸の物件、ショッピングモールなどの商業施設、飲食店、ご家族用の施設を考えると、アメリカの中でも比較的暮らし易い場所だと思います。治安は 悪くも無いですが、別段良いと言う訳でも無いと思います。但し、安全な場所と危ない場所がハッキリ分かれていますので、不必要な行動を取らなければ全く問題は無いと思います。

最後に、他の方の体験記とも重なりますが、MBA 留学についてはご家族からのご理解が非常に重要だと思います。生活の手助けもありますが、海外生活自体がご家族個人への精神的、 肉体的負担となる場合もあるので、常に感謝の気持ちを持って共に過ごす必要があると考えます。私自身も、共に海を渡ってくれた妻、愛犬(4歳)に日々感謝しています。

" If you are the big tree, we are the small axe. Sharpened to cut you down, Ready to cut you down."

プロフィール その2
プロフィール その3
プロフィール その4
プロフィール その5
プロフィール その6
プロフィール その7
プロフィール その8
プロフィール その9
プロフィール その10
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