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プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 都市銀行
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 あり(但し、幼少時)
【キャンパスビジット】 なし

 

動機

銀行においてシンジケートローン組成業務に携わり、事業法人と金融機関の橋渡しをする中で、事業法人の海外展開を肌身で感じておりましたが、銀行としての海外展開のあり方も 新しい展開・意識が必要だという問題認識を持っていました。特に、直近にクロスボーダー・シンジケートローンに従事する中で、本邦金融機関と海外企業の橋渡しをするという経験を 通し、より深く海外企業と日本の金融機関(何より自らの銀行)が取引をしていく新しい方法を見つけ、実践していく肌感覚のようなもの(カルチャーやバックグラウンドの異なる エグゼクティブ達はどのような思考や行動の選好を持っているのか、等)を自分は身につける必要があると感じ、留学を決意しました。
 

勉強方法

TOEFL

社内公募に受かった後、4月頭より本格的に勉強を開始。AGOS の授業をベースに約3か月でテスト用のベースを作り、あとは可能な限りテストを受け続けました。海外経験といっても 5歳までシンガポールにいた、という程度で、私を含め平均的な日本人は、Speaking はどうしても高得点は難しいと聞いていたので、Speaking以外のセクションで高得点獲得を目標としました。結果としては目標スコアを達成し出願することができました。

GMAT

こちらもAGOS にお世話になりました。Official Guide を少し見たところで、Math は中学受験の経験から若干の単語を除いては準備を後回しにしてよいと考えたので、Verbal を中心に 磨くことにしました。AGOS 名物の中山先生の授業とその方法論はVerbal への取り組み方のベースを作る上でとても役に立ちました。結果的には3回目で目標点をクリア させることができました。

エッセイ・インタビュー

社内公募後、準備を開始できたのが、一般的にはちょっと遅いタイミングだったこともあり、取り組んだ際にはテスト勉強と並行して進めておりました。Interface は、1週間に一度の カウンセラーとの相談時間を動かせないという拘束をペースメーカーとして利用しようと考えました(私は、Roah さん。今は独立されてご自身のオフィスを立ち上げられました)。 エッセイ始めMBA 受験のアウトプット・プロセスは、自分の来し方を棚卸し、Why MBA, why now, why this school を考える作業です。確かに負荷が高いですが、それだけ充実した時間 でもありました。そのような自分で考えた骨子や展開を然るべき視点からアドバイスしてくれるので、やはりカウンセラーはとても有用でした。それぞれのアプリカントの状況・性格に 応じて、合うカウンセラーのタイプが異なるでしょうから、比較検討されてご自身に合ったカウンセラー選びをされることをお勧めします。

インタビューについては、やはりInterface で社長のDevalier さんによるグループ・トレーニング及び他のカウンセラー(通常の人以外の時間を個別にもらうこともできます)との 1 - on - 1 トレーニングをしました。また、家では妻に相手役をやって貰い、模擬練習もしました。

 

Owen を選択した理由

カルチャーの異なる将来のエグゼクティブ候補との、ビジネスを離れた密な双方向コミュニケーションにより、その考え方の違いや接し方を理解すること、という自分の目的と、 ビジネスパーソンとしてのベースナレッジを高いレベルで身につけたいという希望もありましたので、グループワークとレクチャーのバランスが取れていること。あと、仕事で行きうる 東・西海岸ないしシカゴ地域以外で、かつ(否が応にもビジネスのコアたる)アメリカの文化的源流があると言われる南部に身をおくことで感得できる何かがあるのでは、という期待から Owen を選びました。また、所謂マンモス校でない、学校コミュニティのコミュニケーションの密接さ、金融コンサル以外の業種の卒業生が多いことも、ポイントでした。
 

最後に

Vanderbilt 大学が所在するNashville をご存じない方は少なくはないと思います。私も実際にOwen を受験するまで聞いたこともなかったのですが、来てみて感じることは想像以上の 町の美しさ、清潔さと、世に言われる南部独特のコミュニティの温かさです。

もちろん、文化的な違いはあり、その相克に思いめぐらせることもありますし、これからもあるのでしょうが、「アメリカとは何か「を考える普通とは一味違う経験を与えてくれるのでは ないかとわくわくしております。

MBA 準備を始める前と後で認識が変わることは多いと思います。これからMBA を考えられる方、正に準備中の方、等様々な方が読まれているものと思いますが、 " Planned happen stance "、を持ち、来る変化を楽しんでいきましょう!

プロフィール その2

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 金融機関
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 なし

動機

業務に関連して適時身につけたファイナンス・会計等の知識を体系的に整理したいと思ったこと、自分の属する業界で今後国際的な統合の流れが予想されることから、英語での交渉力 を身につけたいと思ったことなどが主要な動機です。また、単純に海外で自分の実力を試してみたいという気持ちもありました。
 

勉強方法

TOEFL

正直最も苦労しました。海外経験のない日本人にとって、Speakingの壁が立ちはだかるので大変だと思います。恐らく発音の問題からSpeaking でどうしても 減点を喰らうので、Reading、Listening、Writing での減点を最小限に抑えるしかありません。

Reading に関しては、基本的な単語を覚えた後、GMAT の対策を行っているうちに安定して9割以上の得点が取れるようになりました。単語は、旺文社の「TOEFL テスト英単語3800」の ランク3までの全単語を単語帳に書き出して覚えたほか、TOEFL やGMAT の問題集や過去問で初見だった単語を、メモ帳に書き出して通勤電車や待ち時間などに何度も見返して覚えました。

Listening に関しては、毎日聞くことと、スクリプトで自分の聞けない音を確認することが大事だと思いました。通勤電車の中で聞き続けているだけでは、なかなか聞けるようには なりませんが、ディクテーションでもシャドウイングでも単純にスクリプトを眺めるだけでもいいので、自分がどの音を拾えなかったのかをスクリプトとにらめっこをして確認している うちに、自分の弱点がわかってきます。また、TOEFL のリスニングはかなりロジカルですので、本番では論理に気をつけて、ノートを取りながら聞いていると、内容が聞き取れなかったと しても論理と想像で正解がわかることが多いので、集中力を持ってあきらめずに本番に臨んでください。

Speaking に関しては、偉そうなことは言えませんが、最初の2問に関しては想定問答を作っておくこと、残りの4問についても、市販の問題集で毎日 少しずつ練習することで対応しました。

Writing に関しては、これも最終的に26点だったのであまり偉そうなことは言えませんが、まずは自分なりのテンプレートを確立することと、30分間に300Word 書けるようになることが 最低限必要です。私は、市販の例文集を買ってきて、それを毎日写経のようにWord に打ち込むことでネタを探すとともに英文でのタイプに慣れるようにしました。経験的には、内容よりも 難しい単語や文法を使った方が、高得点につながると思います。「TOEFL テスト英単語3800」のランク3以上の単語や倒置などの文法事項をなるべく盛り込むようにしました。また、 Integrated の方は、大抵はReading の内容をLecture で否定する内容になっているので(時々違うこともあります)、「Reading では~と言っているが、Lecturer はそれを否定している。 彼は、Reading の内容が誤りであると示すために、以下の3つの理由を例とともに述べている。」というようなテンプレートを作って本番で使用するようにしたら、Good で安定するように なりました。

GMAT

5月から7月までアゴスでVerbal の講義と問題演習を受講し、8月と9月に受験し、9月の頭に比較的良いスコアが出たので一旦休止してエッセイとまだ点数の出ていなかった TOEFL に集中しました。その後結局再度受験をしなかったので、上記の点が最終スコアとなりました。

Math はマスアカとオフィシャルガイドを2回くらい解けば、あとは英語の読解力の問題になると思います。オフィシャルガイドの前半は簡単すぎるので、効率性を考えて後ろから 解いていきました。なお、GMAT のMath はどういうわけか、出回っているすべての問題集より本番の方が難しいので注意が必要です。

Verbal は予備校の講義で基本的な内容を理解したあとは、問題演習あるのみでした。White Book と呼ばれるアゴスの過去問集とオフィシャルガイドを、SC については、4回、CR は3回、 RD は2回、時間を計って解きました。また、答え合わせの後に、意味のわからなかったすべての単語を辞書で調べ、暗記しました。順番的には、日本語のあるWhite book を先に2周位して、 オフィシャルガイドは自分で日本語の解説をノートにまとめながら解くのが効率的だと思います。GMAT の勉強をやっている間は、どんなに忙しくても毎日SC、CR、RD のすべての問題に 触れるようにしました。基礎的な知識を身につけたら、GMAT の採点方法になれるというのが重要です。GMAT Prep という模擬試験のソフトをWebから無料ダウンロードして解きました。 2セットの過去問があるのですが、1セット目は5回くらいやりこみ、どういう正解の仕方をしたら30点を超えるのかを実験しました。前半の10問位が非常に重要であることを認識し 、本番でも前半に特に力を入れました。

GMAT は、
1. 覚えるべき内容をすべて覚えること
2. 採点方法について理解すること
3. 運
の3つがすべてそろわないと高得点を取ることができないと思います。5回しかチャンスがありませんので準備をしっかりして本番に臨んでください。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
アゴスを利用し、年末までは毎週土曜に二時間、年末年始はほぼ毎日、年明けはちらほらとカウンセリングを行いました。1st で1校、1月上旬までに5校、3月中旬までに4校、 出願することができました。書いているうちにこなれてきますので、テスト対策の目途が立った時点で早めに始めるとよいと思います。エッセイを書くにあたって、学校調査が非常に 重要です。私は、学校の英語・日本語のHP、在校生のブログなど、関連する資料をすべてプリントアウトして、学校の特色などをつかんだ上でエッセイを作成していました。 その学校に対する「本気度」を学校に示せれば、合格はぐっと近くなると思います。またインタビューの小ネタとしても使えます。最初の1校目や使い回しのしにくい質問は思ったより 時間がかかりますので、スケジュール管理をしっかりすることも重要です。

・インタビュー
こちらもアゴスを利用しました。また、帰国子女の後輩にお願いして会社の会議室にこもって模擬インタビューを行ったりもしました。想定問答を作って4回くらい 練習すれば、マイナスにならない程度の受け答えはできるようになると思います。対面の場合は、自分用のレジュメに、電話の場合は大きめの紙に、典型的な答えを書いて用意して おけば、本番での安心材料になると思います。

 

Owen を選択した理由

不純かもしれませんが、まずは立地です。温かく治安もよく、都会過ぎず田舎過ぎない中規模都市という条件の揃った学校は、他にないと思います。勉学の面でも、自分の業界で 世界的権威といえる教授が実際に教鞭をとっており、MBA の学びをダイレクトに業務に活かせることが期待できたことから、自分にとっては他の上位校より遥かに魅力的でした。
また、Vanderbilt 大学という全米で非常に評価の高い大学に所属できることも大きな喜びの一つでした。その他にも、小規模校でクラス内外での親密な関係が期待できること、 Lecture とCase Study のバランスが取れている(といわれている)こと、豊富な海外プログラム、全米最高とも言われる学校設備など、様々な面を勘案してOwen を選択しました。

 

最後に

MBA 受験は長帳場ですが、だからこそ途中で失敗しても挽回可能だと思います。かくいう私も、TOEFL は17回受験し(する羽目になり)ましたし、初回のGMAT もちょっと開示できない ような点数をたたき出してしまいました。それでもあきらめず、失敗の原因を理解・分析し、前向きに対処してきたことで、最終的にはいくつかの学校から合格をいただくことが できました。受験生の皆さんも、思うようにいかない場面に遭遇することがあると思いますが、絶対にあきらめないでください。前に進み続ければ必ず道は開けます。

皆さんとキャンパスで会えるのを楽しみにしています。

プロフィール その3

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 IT
【専攻志望】 Finance ⁄ Operations Management
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 なし

 

動機

主に都市銀行向けのコンピュータシステム開発に長年携わってきました。技術的な面や規模など、システムエンジニアのキャリアを積むための条件に恵まれたプロジェクトに多数参画 し、よい経験を充分に積んできたという実感はありましたが、プロジェクト内の一リーダからプロジェクトマネージャへとキャリアトランジットをする時期にさしかかり、ギャップを 埋める一環としてマネジメントスキルを総合的に学ぶ必要性を感じていました。そんなときに社内でMBA 取得を勧めて下さる方がいて、私自身としても2年の業務経験と引き換えに するだけの価値があると判断し、留学に挑戦するにいたりました。
 

勉強方法

TOEFL

8月の第一週からアゴスのListening、Speaking (Basic, Strategy )、Writing (Basic, Strategy )に通い、10月ころまではiBT の受験方法を一生懸命覚えているような状態で、スコアも 伸びませんでした。結局8回ほど受験して最終的には2月に受けたスコアで3月のラウンドに出したのですが、仕事が忙しかったので教材はアゴスで もらったもの以外は特に何もやりませんでした。ただ、以前から趣味でベルリッツの英会話に通っていたのでそちらでSpeaking を意識してやりました。

GMAT

TOEFL だけで手一杯だったので、GMAT については11月中旬に着手し、12月にかけての3週間ほどでアゴスのビデオレッスンをAWA、MATH、VERVAL の全てについて受講し、さらに中山先生の 個別レッスンを5回ほど集中的に受けてGMAT のちょっとしたコツのようなものを覚えました。GMAT についても教材はアゴスでもらったもの以外は何もやらず、受験の数日前からは GMAT Prep ばかりやっていました。12月末の初受験である程度のスコアが出て、1月出願のエッセイを済ませる必要もあったためこのあとGMAT の勉強は特にしませんでした(2月にもう1回受験しました がスコア更新とならず)。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
アゴスのカウンセリングを利用して何度もレビューしてもらいました。ただ、講師の集中力やアイデアを引き出すカウンセリング力には非常にばらつきがあるので、最初の カウンセリングで見極めないと時間とお金のロスになります。文法チェック程度に利用するのであればどの講師でも大丈夫ですが、アイデア出しやアピール方法などについては John が最も優れていると思います。アゴスのカウンセリング予約はあとから変更がきくので早めに予約することをお勧めします。

・インタビュー
キャンパスビジットをする時間的余裕が全くなかったので、必然的に電話インタビューを選択することになりました。エッセイなどの出願書類を全部電話の周りの壁に貼って、話題が 移った際に目線だけ動かせば済むようにしておきました。ただ、やはり相手の表情などの反応が分からないと不安になる、というデメリットももちろん実感しました。経験や業績に 比べて個性や性格といった部分は伝わりづらいので、このあたりをアピールしたい方はビジットすることをお勧めします。

 

Owen を選択した理由

大学の専攻が工学で職業がエンジニアと、MBA に関連する知識のバックグラウンドがなかったため、学生と教授の人数比が小さく、ランキングの割に気さくな雰囲気だという評判は 重視しました。モジュール制でクラス選択の自由度が高いことも、専攻を最初から固めずに興味と適性によって判断しようと考えていた私には魅力でした。また、大都市部と異なり 外国人慣れしていない一般的なアメリカ人が多く暮らす町で生活することは英語を身につけるという上でもよい環境だとも考えていました。
 

最後に

あまりMBA に興味も知識もない、という状態から短期間で情報収集や受験準備をする必要があったため、非常に忙しい時間を過ごすことになりましたが、就職試験以来十数年ぶりに 他人から選別されるという経験は非常に新鮮でした。学位を次の職探しに活用したい人、人的ネットワークを広げたい人、特定の知識を吸収したい人、などMBA取得の目的は様々で しょうが、誰にでも与えられたチャンスとまではいえません。これをご覧になっている方はそのチャンスを得たということでしょうから、出願準備のプロセスを含めて貴重な経験と とらえてぜひ頑張ってください。

プロフィール その4

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 都市銀行
【専攻志望】 Finance ⁄ Strategy
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

銀行において、IPO に関した顧客に対するアドバイザリー業務に従事していましたが、金融知識の更なる向上に加え、取引先の経営層に対して企業の事業戦略、経営戦略の質を判断し、 更なる成長のためにアドバイスできる能力の向上の必要性を感じました。加えて、銀行におけるIPO 関連業務の推進施策の立案、企画推進に従事していましたが、企画における課題抽出、 企画立案、推進に活用できる能力を強化したいとも考え、MBA に関心を持ちました。
 

勉強方法

TOEFL

4月後半に社内公募に合格し、5月より勉強を開始しました。8月までに一通りアゴスの授業を受講し、出足は良かったものの、その後伸び悩みました。各項目において最高点に 近い水準が揃えば目標スコアを超えるのですが、それは大変困難でした。結局、TOEFL を3月まで受け続けていました。

GMAT

社内の留学候補生に選ばれた約1ヵ月後の6月上旬からアゴスの中山先生のクラスを受講しました。しかし、TOEFL 受験のため、何度か授業を欠席する等、TOEFL と並行した勉強は少し 無理があったような気がします。9月から1月まで毎月、計5回受験しましたが、結局満足した結果は得られませんでした。特に12月以降は出願準備で多忙を極め、勉強に集中できませんでした。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
7月中旬から8月中旬までアゴスの日本人カウンセラーとネタ出しを行い、9月からネイティブカウンセラーと作成を行いました。最初の1~2校は時間がかかりましたが、基本的な質問は どこの学校も同じなため、さほど苦労はしませんでした。ちなみに、Owen に対しては、2月のキャンパスビジットの後、追加のエッセイを作成し提出しました。

・インタビュー
2月6~11日でOwen を含めた4校にビジットの上、インタビューを受ける予定を組んでいたことから、ビジット前にアゴスでネイティブとのインタビューレッスンを5回受講しました。 加えて、アゴスからもらったインタビュー質問集とインタビュー情報共有サイトの質問を元に、自宅でIC レコーダーを使いながら練習しました。

 

Owen を選択した理由

2月にキャンパスビジットした際に、在校生が「よくもここまで協調性がある学生ばかり揃えた」言うほど、大学が学生の協調性を重視している点に好感を持ちました。また、少人数 ゆえに教授陣との距離感が近いのも魅力で、英語面で他の学生より劣る日本人の学生でも十分に溶け込むことができる学校だと思いました。加えて、ビジット時にキャンパス周辺の散策や 在校生宅の訪問を行いましたが、キャンパスは広大で居心地がよく、歩く人々の人柄や治安面、住環境も良いことから、ここが留学する上でベストな場所だと感じました。
 

最後に

TOEFL は100に届かず、GMAT は合格レンジの下の方という状況の中、Owen から合格を頂けたのは、諦めずに熱意を伝えきったからだと思います。現在、受験準備をしている方々も、 最後まで粘り強く頑張って頂きたいと思います。Owen はテストの点数以外の要素も高く評価してくれる学校です。

こちらでは、アメリカ人だけでなく、アジアや中南米、ヨーロッパ、アフリカからの留学生とも日常的に接点が持て、勉強だけでなく、日々あらたな文化的発見の連続です。現在、留学を 考えている方々については、是非この充実した日々を送れるようチャレンジしていただければと思います。

プロフィール その5

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 自動車関連メーカー
【専攻志望】 Marketing ⁄ Strategy
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

自動車関連の企業でエンジニアとして8年間、自動車部品の開発設計に携わってきました。製品の企画段階から、量産に至るまでの一連の製品開発設計を経験することにより、どんな 製品を開発するのか?そのためにはどんな技術が必要なのか?という技術・製品企画の重要性、そして面白さを感じるようになり、次のステップの自分のキャリア目標となっていました。 そして、そのためにはMarketing 等のビジネスに関する知識、そしてグローバルな視野が必要と考えていました。しかし、私のバックグラウンドは工学のみであり、さらには海外経験も ありませんでした。そこで、今の私に足りないものを得る機会を模索した結果、ビジネスの知識と海外経験を一緒に積むことのできるMBA を志すことになりました。
 

勉強方法

TOEFL

iBT ではSpeaking で多くの受験生が苦しめられていますが、私にとっては、Speaking のみならず、Listening の比重が増えた(Listening 問題が長文化し、Speaking, Writing でも Listening 力が問われるようになった)ことでさらに苦しめられました。ハイスコア獲得のカギはListening 力の向上にあるのではないかと思います。

ある程度までスコアを出せてもそこからは伸び悩み、最後までスコアメイクに苦しみました。 結局15回も受験しましたが、納得できるスコアに到達できないまま出願せざるを得ませんでした。

GMAT

6月からAGOS で中山先生のVerbal 講座を履修した後、オフィシャルガイドやホワイトブック(AGOS の過去問集)を繰り返し解く、という進め方でした。
また、試験本番はPCでの解答となるため、紙ではなくPC 上で練習してなれておく必要があったため、市販ソフトのGMAT KING、GMAT Prep で練習を積みました。

初受験(9月)で大失敗し、ショックを受けると共に、自分の甘さを痛感しました。そこから気持ちを改め 3回目(12月)で渋々納得がいくスコアを出すことができ、1月になんとか出願できるスコアをとれました。その後、スコアアップをもくろんで1月、2月に4回目、5回目を受験しましたが、 残念ながらスコア更新はなりませんでした。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
まずは自分のキャリアを振り返る自己分析が重要だと思います。6月から8月にかけて、AGOS のカウンセラーとエッセイや推薦状のネタ出しのためのカウンセリングを行いました。 ここでしっかり棚卸しができていれば、後のエッセイ作成は大いに助かります。このカウンセリングは自分の業務上、性格上の強みなどを分析する上で大いに参考になりました。
最初はどのように書いてよいのかわからなかったため、社内のMBA ホルダーの方々のエッセイを読ませてもらったり、市販のエッセイ対策本などを読んだりしてエッセイとは どういうものかを理解するよう努めました。
11月からキャリアゴール、Why MBA? のエッセイから着手。AGOS でカウンセリングを受けながら約1ヶ月程度かけて1校目を完成させました。また、社内のMBA ホルダーに相談してエッセイを 添削してもらったり、Essay Edge の添削サービスを利用しました。ただし、Essay Edge はネイティブが美しい英文に直してくれますが、ノンネイティブでは書けない様な表現も 使ってくるため、そのまま使うと自分の英語力をはるかに超えたエッセイになるため、注意が必要です。そのため、修正箇所を見極めながら、使える表現をピックアップし、自分の エッセイに仕上げていきました。

・インタビュー
プライベートでも、業務でもほとんど英語を使わない環境にあったため、当初インタビューにはかなりの不安を持っていました。そのため、AGOS のインタビューカウンセリングを合計 10回(Face - to - Face の練習8回+電話/Skype による練習2回)受講し、練習に徹しました。想定質問や過去質問情報、Web 上の過去質問集(www.accepted.com )を参考に、答えを 準備しました。ただし、答えを覚えることは禁物でした。暗唱ではなく自然な受け答えが出来るようにキーワードをメモしたノートを作成し、練習を重ねました。

 

Owen を選択した理由

私が志望校を選ぶ上で、クラスへ貢献のしやすさ、密なネットワークの構築を重視し、小規模クラスで、かつ協調的なコミュニティを有する学校、で志望校を絞り込んでいきました。 2月にOwen をビジットした際に、実際のクラスを見学し、そのコミュニティの暖かさというものを肌で感じることができました。また、キャンパスの美しさ、街の住みやすさということも 魅力でした。
 

最後に

純ドメスティックというバックグラウンド、かつ仕事でも英語を使うことが全くなかったため、テストのスコアメイクにかなり苦しみました。思ったようにテストスコアは 伸びませんでしたが、それをカバーしようと努力すること、あきらめないことが大切だと思います。

受験は本当に苦しいですが、その先には日本で仕事しているだけでは得られない、すばらしい経験を得ることができます。それを糧に、最後まであきらめずがんばってください。

プロフィール その6

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 素材メーカー
【専攻志望】 Finance ⁄ Strategy
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

入社直後に配属されたのが原価管理を行う部署だったのですが、そこで設備投資の採算検討などに参画するうちに幅広い知識・スキルの必要性を認識し、留学したいと思うように なりました。その後財務部門に配属されたのですが、MBA ホルダーの上司・先輩が多くいたことからますます留学志望が強くなりました。
 

勉強方法

TOEFL

会社から6月下旬に内示を受け、7月中旬よりアゴスジャパンに通学を開始しました。10月下旬に受けた試験の結果が出た11月まではTOEFL を中心に勉強しました。GMAT の点数が 出た時点でもう一度スコアアップを目指す作戦でしたが、GMAT で十分な点が出たのが2月末だったので、結局11月初旬のスコアのまま終わりました。勉強方法についてですが、 リーディングはアゴスの授業に出て、高校生の頃にやってた勉強方法を思い出し、オフィシャル問題(PBT 時代のものを含む)を解いていきました。リスニングは、問題と同じスピードで 読めるまで繰り返し大きな声で音読することを心がけました。ボキャブラリーは非常に重要だと思います。私の場合、英単語3800をある程度勉強した後に、リーディング ⁄ リスニングの 点が一気に上がりました。ライティング・スピーキングについては、アゴスの授業・教材のテンプレートが有効だと思います。私同様、海外経験がない人が最低限のスコアを取る方法を 教えてくれます。

GMAT

11月から2月まで計4回受験しましたが、3回目まではひどい状況でした。原因は明らかで、MATH で十分な点数が取れなかったからです。MATH は、マスアカ・オフィシャル ガイドで勉強し、予備校に通いませんでした。2回目の受験で予備校に通う等の対策を打つべきだったと思います。パソコンの画面を見ながら問題を解く ことに非常にストレスを感じましたので、途中からGMATKING を使って環境に慣れるようにしました。VERBAL はアゴスの授業とオフィシャルガイドで勉強したのですが、テクニックだけで なく語彙力を伸ばす努力をもっとすべきでした。また、受験時の体調や緊張度合いがスコアにすごく影響するテストだと思います。体調管理や自分なりのリラックスできる方法を 見つけておくことが重要だと思います。4回目の受験でスコアは伸びましたが、リラックスして試験に臨めたのがスコアアップの最大の要因でした。

エッセイ・インタビュー

予備校等は利用せず、社内の英語講師に協力してもらいました。その講師からは、大企業で10年以上の職歴があるのだから、その経験から得たことを素直に書けばそれだけで良い エッセイになると言われました。確かにその通りで、ビジネススクールが日本人学生に期待しているものの一つは長い職歴から得た経験ではないかと思います。インタビューについては、 レジュメ・エッセイ等の見直し以外は特にしませんでした。ビジットしてインタビューを受けたのですが、会話能力はすぐに上達するものでもないので、とにかく熱意を伝えることに 集中しました。

 

Owen を選択した理由

1. ファイナンスの評価が高いこと
2. 気候が良い(妻が希望)
3. 会社の先輩がOwen の卒業生で直接学校の様子を聞けたこと

 

最後に

7月に準備を始めてから3月初旬に合格通知をもらうまで本当に苦しい思いをしました。会社の先輩からはいつも何とかなると励まされましたが、本当に何とかなりました。いろいろと 制約はあると思いますが、できる限りの努力をすれば何とかなります。では、Nashville で会いましょう。

プロフィール その7

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 公官庁
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 なし

 

動機

金融マーケットの企画立案や市場監視に三年半従事する中で、一度体系的にファイナンスを学習する必要性を感じていました。特に、金融に関する法律を作り、金融機関・市場を 監督・検査する立場にある一方で、実際のビジネスをよくわからないままで、机上の空論のような仕事をしたくないと思いました。また、金融行政がますます国際化し、各国の金融当局や 外資系金融機関との折衝が増える中、英語によるコミュニケーションの必要性を痛感したのも大きな理由です。
 

勉強方法

TOEFL

内部の選考を通った8月より本格的に勉強を開始しましたが、非常に苦しみました。9月以降毎週のように受験し、10回以上受験しましたが、目標のスコアには僅かに届きませんでしたので、 私にはあまり語る資格はありません。各セクションがなかなか4者揃い踏みしてくれませんでした。 Writing のみアゴスの通信講座を受講しましたが、効率的に学習することができ非常に助かりました。

GMAT 11月に第一回を受験してから、3ヵ月後の2月には高得点を出すことができました。私はセカンドで出願しておりましたが、2月にupdate 依頼をしたところ、了承してもらえました。

算数は得意だったので、Math 対策はオフィシャルガイドのみで十分でしたが、Verbal はとても苦労したため、アゴスの通信講座を受講しました。オフィシャルガイドを2周きちんと 解くこと、その際、正解に至る筋道をしっかりと確認することが大切だと思います。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
私はすべてが後手に回り、11月まではTOEFL・GMAT 対策しかできず、12月からとりかかりました。職場のMBA 取得者に相談しつつ、オンライン添削を利用しました。もう少し時間をかけ、 しっかり掘り下げて書くべきでした。

・インタビュー
簡単な想定問答を作り準備しました。アドミッションとの電話インタビューで、WHY MBA? WHY OWEN? など、オーソドックスな質問が中心でした。

 

Owen を選択した理由

1. ファイナンスに強い学校であること
2. ディスカッション系の授業と講義形式の授業のバランスが取れていること
3. 規模が小さく、学生と教授・学生同士の距離が近いこと
4. 生活環境(治安)の良さ

が主な志望理由です。

 

最後に

すべてについて、早め早めの対策をお勧めします。私のようにTOEFL・GMAT・エッセイの三重苦に年末まで苦しめられると精神的に辛いです。

プロフィール その8

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 公官庁
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

海事産業行政に携わった1年間、使命である業のあり方・方向性を打ち出すことに大きなやり甲斐を見出すとともに、自らの知見でヤングレポートに匹敵し得るものを立案できるか 日々意識していました。一方で、海事分野における我が国のプレゼンスは高く、今後、国際機関において国際基準・規制策定に係る各国との折衝にも従事することが想定されるところ、 海外で経営学を修めて素養を深めることにより産業・国際畑に軸足を置いて、海事産業の国際的な競争環境の整備を含め、地理的特性のため経済活動が依存せざるを得ない海上輸送の 充実、又、裾野の広い関連産業とともに地方に集積して雇用に資する当該産業に携わりたいことが契機です。
 

勉強方法

TOEFL

目標スコアまで至らず、社内選考用に受験した際(3月)のスコアが最終スコア。その後、数回受験しましたが、最後までスピーキング試験に悩まされました。

GMAT

社内選考結果が出た8月下旬以降、市販の本によりGMAT の概要を把握して巻末の演習問題で出題傾向をつかみ対策を練りました。10月の初受験後、オフィシャルガイドで過去問の演習を して臨んだ2回目(11月)に得点が伸び悩んだため受験終了。初回のスコアで出願することを決めました。我流には限界があるので、効率よく得点するためには受験機関に投資する価値はあると思います。

エッセイ・インタビュー

エッセイについては、年末年始に集中して仕上げました。受験機関を利用しなかったので、書類選考突破可能なエッセイの相場感を欠いた点は最後まで気になりましたが、その分、背水の 陣で精魂を込めて内容を詰めました。

インタビューについては、Resume やエッセイの重要事項を最小限に絞って英語で暗記して臨みました。電話、Admission、Alumni 面接と様々な形態の実戦を積み、慣れることで、対応の 仕方が自然に身に付きます。とりわけOwen の面接は印象的で、冒頭に他校への出願状況とその結果、それぞれの志望理由を聞かれました。

 

Owen を選択した理由

これまで鉄道・空運・海運に携わってきたため、Vanderbilt 大学の設立者が海運・鉄道王として有名であったことを知り、Owen に興味を抱きました。また、専攻志望分野の ファイナンスが強いことで知られ、著名な教授陣がオープンドアというアカデミアで学ぶことに憧れを抱きました。さらに、4月初旬に合格者をOwen に招く催しに出席した際、日本人 在校生の方、その他の学生、教授陣、アドミッションと様々な方に大変お世話になり、サザン・ホスピタリティが琴線に触れました。Owen とナッシュビルには、東京砂漠で求めていた すべてがあります。
 

最後に

出願準備を我流で進めることは、確かに創意工夫や精神鍛錬の良い機会にはなりました。しかし、業務で忙殺される傍ら出願準備を進めるのは大変なことですので、敢えてリスクを 冒すことなく受験機関に投資して安全と効率を手に入れられることをお勧めします。

社内選考開始から留学までの約1年半、空港行政、産業行政、法律・税制改正と携わる仕事が次々に変わるなかでの出願準備でとにかく慌しい日々でした。
素晴らしい仲間と充実した 環境に恵まれたOwen での2年間を大切に過ごしたいです。

プロフィール その9

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 運輸業
【専攻志望】 HOP ⁄ Strategy
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

・一個人として
「実践なき理論は空虚である。理論なき実践は無謀である。」というドラッカー師匠の言葉が好きで、これを体現できるようになりたい!と思ったからです。「ビジネスに役立つ理論」 「その実践に必要となる、自分を高めるための経験」「これら両方の価値を無限に広げてくれる素敵な人間関係」-斯様なことを贅沢にも同時に得られる場として、MBA という世界は 面白そうだなぁと感じていました。

・一組織人として
私の会社は、先輩の言葉を借りるならば中国のようなところで、ヒト・モノ・カネ(キャッシュ)はふんだんにあるものの、それらをどう有効に使っていくかが今後の課題ではないかと 感じていました。また、世間様には安定している企業との評価をいただくことがありますが、単に産業がガラパゴス諸島なだけで、このままいけば遠からず危機遺産化してしまうという 危惧もありました。そこで、公共的な使命の高さに魅かれて入ったこの会社をこのまま衰退させたくないなぁと思った私が必要だと考えたのは、
1. まっとうな戦略立てをし、組織としての筋力をアップさせるために、社外の卓見に基づいた様々な方法論を自社に持ち込むこと(それらに基づいた判断が自分でできるようになること)
2. 新しい収益基盤として海外での事業展開の可能性を見出すために、グローバルなビジネスの基本やものの考え方を知ること、でした。
特に前者に関しては、組織の設立経緯や 事業構造が特異なため、ネットや本屋さんで買える知識では、自社に当てはめたときにほとんど役に立たないとわかっていたので、より深いレベルで自分の頭でしっかり考えることが 必要でした。これらの条件を考えたときに、海外のMBA が一番よい選択肢のように思えました。こうして、イグアナは新たな進化を求めて、島を出てみようと考えたわけです。

 

 

勉強方法

TOEFL

S とW では、予備校(AGOS )にお世話になりました。前者に関しては、授業は効果的だったと思うのですが、いかんせん地力が足りなかったというか、思ったことをある程度素早く 英語にする瞬発力がなかったのが敗因と分析しています。私の場合、テンプレートだけでは全く対応できませんでした。留学後のことを考えても、英会話能力は早いうちから養われて おくことをお勧めします。後者に関しては、英文ライティングの知識のある人に添削してもらうのが一番の上達方法だと感じました。この点、AGOS のシステムはとても使い勝手が 良かったです。R とL は独学ですが、継続して勉強し続けることが大事ではないかと思っています。毎日何かしらの英文に目を通し、会社の行き帰りに1.5倍速の英語を聞き続けることで、 この2つに関してはなんとか安定して点数が出るようになりましたので。なお、L に不安をお持ちの方、大丈夫です。私にとってのポイントは、自分は何が聞き取れないのかを把握して、単語にせよ文構造にせよ、それらがすっと入ってくるようになるまで復習することだったように 思います。

ちなみに、私の場合いいかげんな性格が災いして1月頃まで受け続けるはめになってしまいましたが、精神衛生上、そして金銭的にも非常によろしくありませんので、TOEFL は早めに見切ってしまうことをお勧めします。

GMAT

GMAT に関しては、苦しめられることが目に見えていたので、社内公募に受かってから比較的すぐに(それでも5月ですが)中山先生@AGOS の門戸を叩きました。噂に違わずとても効果的 だったと思うのですが、その後、ずぼらな私は業務多忙を言い訳に、秋までほとんどまとまった勉強をせずに過ごしてしまいました。試験直前に1週間休みをとっての超詰め込みで、 12月になんとか上記の点数を出すことができましたが、人知を超えた何かに助けられたとしか思えません。勉強方法は他の方の記述を参考にしてください (一方、自分は根っからの文系人間であると自覚している方、Math に関する一般論を鵜呑みにしてはいけません!)。まことに独りよがりなテストであると個人的には思うものの、 問題はパターン化されているので、基本となるロジックをマスターして反復練習するのが一番の近道ではないかと思います。あとは、巷に出回る怪しげなウワサと、試験会場で出会う おかしな人々に惑わされないことが大事でしょうか。

ちなみに私は、無謀にもまったく勉強せずに1月に再受験を試みて見事520点をたたき出したのですが、それでも複数校から合格をいただいています。このことから、「GMAT は最高点だけを 考慮する」と謳っている学校に関しては、その通りだと考えて大丈夫だと思います。もちろん、そんな心配はしないに越したことはありませんが・・・。

エッセイ・インタビュー

エッセイ・インタビュー共に、これまたAGOS にお世話になりました。全ての先生方が、遅いスタート・低いテストスコア・わがままなオーダーという三重苦にもめげず(?)親身に なってサポートしてくださり、とても助かりました。しかし、エッセイとインタビューにはGMAT のような正解はありません。常に不安と闘いながら作業を進めることになると思います ので、大事なのは、「この人となら最終的に悔いが残らない出願ができる」と信じられるカウンセラーを選ぶことではないでしょうか。

私の場合、職務経験は長いものの、業務内容は業界特有でとても英語圏の方々がすんなり理解できるような代物ではなく、最初はどうなることかと思いました。しかし、あれこれ 試行錯誤を繰り返し、山のようにたくさんのアドバイスと英語表現をいただいた結果、最終的には、絶対に「おっ」と思ってもらえるという自信を持った、満足のいくエッセイを 仕上げることができました。テストスコアからして勝因がエッセイであったと仮定すると、おそらくよかった点は、
1. 各設問が問うていることに対して、各校のウリや求める人材像をふまえて確実に答えたこと
2. 論理的かつ簡潔な表現で、職務経験や人となりのユニークさを強調することにフォーカスしたこと
3. おそらく他の出願者が書かないであろうエッセンスをひとつふたつ盛り込んだこと
ではないかと思っています。

特に、1. に関しては、学校の特色・これまでに積み重ねてきた自分・将来の目標の3点を照らし合わせて、作ったものがいまいちピンとこない場合には出願を取り止めにしました。 自分はその学校の求める人材ではないし、逆もまた然りと判断できたからです。このように、私にとってエッセイは、自己と各校の相性を測る指標でもありました。これらも含めた 総合的な意味で、MBA受験で一番大事なのはやはりエッセイだと思っています。

なお、多くの方が書かれているように、予備校のカウンセリングをペースメーカーとして活用することは重要です。ずぼらな私はまたもや業務繁忙を言い訳にカウンセリングの予定を 簡単に変更しまくったため、後で追いつめられることになりました。終電で帰宅した後でよろよろとファミレスに向かい、そこで迎えた燃えるような朝焼けに何度涙したことか・・・。 追いつめられると火事場の馬鹿力が発揮できる場合もありますが、そのような中で思いつくほとんどはしょせん浅知恵です。しっかりしたスケジュール管理を強くお勧めします。

インタビューに関しては、およそ電話でまともに受け答えができる自信がなかったため、可能な限りビジットして受けようと考えていました。このため、カウンセラーとの練習も対面を 基本に行いました。最後の回に哀れむような眼で「自分を信じてがんばって」と言われるようなひどい出来で、かつ本番は緊張で覚えていたことが全部吹っ飛んでしまう有様でしたが、 Owen の面接官はそれでも最後まできちんと聞いてくれました。飛行機の窓から眺める夜空に郷愁を誘われ、自分に能力がないのはよくわかったからもう田舎に帰ろうかな、と幾度となく 考えたほど失意の帰国でしたが、学校と在校生の対応の誠実さを思い出し、ここに行きたかったなぁという思いを強くしたのをよく覚えています。なお、結果的には現地入りしたのは Owen だけですが、
1. アドミッションに熱意をアピールできる
2. ボディランゲージなどを駆使してナチュラルな会話の流れを作り出すことで、発音やロジックがまずくても挽回できる
3. 決して安くない金銭と2年という貴重な時間の投資先を前もって自分の目で確かめることができる
といったことで、ビジットするメリットは十分にあると感じています。

ちなみに、先述のように最後までテストの点数が出なかったため、エッセイに取り掛かったのは1月、インタビュー対策に至ってはなんと3月に入ってからでした。これはほとんど絶望的な スケジュールなので、絶対にこうならないように準備を進めてください。しかし、前向きな見方をすれば、これでも何とか合格をもらうことは可能ということです。スコアメイクに 苦しんでいる方、ギリギリでもある程度の点数が出ればOK です。エッセイネタが不安な方、あなたなりの個性と強みが必ずあります。会話が苦手な方、言葉はつたなくても熱意は 伝えることができます。

受験時代を振り返ると、いろいろなところに載っている合格体験記の類は、テストの必要点数の推計から受験全体のコツまで、実に貴重な情報源だったと感じています。この経験から、 特に準備が思うようにいかず不安を抱えている方向けに、恥を忍んでぶっちゃけていろいろ書きました。私の経験が、受験プロセスにおける反面教師として、また、心が折れそうなときの 一縷の希望として、お役に立てば幸いです。

 

 

Owen を選択した理由

1. フィット感

学校紹介系のイベントでお会いした卒業生の方々がとてもスマートかつ親切で、実に " いい感じ " でした。その後、いろいろな資料からも情報を集めてみましたが、校風・規模から プログラム内容に至るまで、直感的に「ここがいいなぁ」と思いました。ビジットした時点で自分の勘にある程度自信を持ちましたが、こうして実際に来てみて、その感覚はやはり 間違ってなかったと感じています。
Owen は、学校の雰囲気や学生のバランス感覚など、私にとって全ての要素が " いい感じ " です。フィット感というのは実に抽象的な概念で、毛嫌いされる方も少なくないかもしれません。 しかし、人間の感覚というものは思っているよりもはるかに合理的です。論理的に言語に落とし込めなくても、何かしら自分にとって好ましいものを明確に認識できている、 それがフィット感だと思っており、私のような感覚的なもやっとした人間にはそれこそが大事でした。そして、それは学校への思い入れを生み、結果的に自分の選択に対する満足度の 向上にも繋がるのでは、とも思っています。

2. プログラムの内容

私の場合、学問的にMBAに求めていたことは、現時点で自分に不足している知識(ほとんど全ての分野ですが)をまんべんなく学べることと、自分のこれまでのキャリアパスであり、 一番興味がある分野であり、かつ会社にとって一番クリティカルな問題と思われるHR関係を専攻できることでした。この点Owen は、
・HR を専攻分野(HOP )として認めており、かつその強化を標榜していること。
・早いうちから選択科目を受講でき、それらが質量共に充実していること。
・最も疎いファイナンス分野が強いこと。
という3つの理由から、理想的なプログラムでした。

3. 協調性重視のスモールスクール

MBA に役立つバックグラウンドが何もないうえに英語力も不足していることは十分認識しており、勉強で苦労することは目に見えておりましたので、教授や生徒がサポーティブであり、 かつ規模が大きすぎず親密な関係が築けることが私にとって大事な要素でした。実際、「留学生は大変だろ?」と食事に誘ってくれる教授がいたり、「わからないところは何でも言って くれ。教えてやるぜ!」と協力してくれる友人がいたり、と、Owen の協調的な環境は期待以上です。

4. 家族にとっての環境

Nashville の住環境は最高だよ!と、ほとんどの方が仰っていたことと、この地に相方の友達がいたことも決め手の一つでした。これまで散々迷惑をかけてきたにも関わらず、 何の文句も言わずに自分のキャリアを捨てて一緒に渡米することを決断してくれた相方に対して、不安なく生活を楽しめる環境を提供することは最低限の義務だと考えていましたので。

ところで、「なんだ、こんなヤツがいるようならOwen のレベルは低いのか」と思われた方、あいにくその考えは誤りです。確かに私のようなおかしなのもいますが、奨学金制度が充実 しているため、トップ校を蹴ってまでOwen を選ぶ学生が多数います。また、他の方の体験記を読んでいただければわかるように、日本人留学生に関しても、自身の価値基準に基づいて 同様の選択をしている優秀な方が多いです。さらに教授陣に関しても、経済界でも活躍している各分野の第一人者が揃っています。他校のMBA を経験したことがないのであくまで主観です が、まさに " Hidden Gem " という表現がぴったりの、隠れた名校だと思います。それでも疑問をお持ちの方、どうぞキャンパスビジットにお越しいただき、ご自身の目でお確かめください。 必ずや認識が変わると確信しています。

 

 

最後に

生い立ちも会社も純ドメ、大学は文学部かつ2留、職務経験は体力勝負か日本的調整作業ばかりの、内向的な世間知らずの音楽バカがよくもまぁMBA を志す気になったものだと 今更ながらに思います。加えて、上述のようなひどい受験プロセス。よくもまぁ受かったものだとつくづく思います。斯様な劣等生ゆえ、今も毎日「???」の洪水に溺れそうに なりながら必死にもがいているところですが、世界中のawesome な面々と過ごす日々の充実感は、確実にこれまでの人生の中で経験したことがないものです。加えて、仕事をリタイアする までに、こんな自由でクリエイティブでリスクフリーな時間が得られることは他にないでしょう(社費の方は給料までもらえて!)。MBA 留学は、かけた時間と金と労力以上の価値を もたらしてくれる。始まったばかりの今でも既にそう確信しています。これを読んでくださっている受験生の方々、頑張るだけの価値はあります。そして、あきらめなければ必ず努力は 報われます。世の中が遍くそうであるように、MBA 受験というものもまことに不公平なものです。英語の力は生まれ育った環境に左右され、学校が好む職務経歴(業種・企業)が確実に 存在し、属する会社によってバックアップ体制や社内リソースも雲泥の差、加えて他の出願者の状況という運にも左右される(GMAT もこの類?)・・・現状不利な立場にある方、 お気持ちお察ししますが、不公平という壁はどうやら越えられないものではないようです。何のバックグラウンドもスキルもない私にあったのは信念だけですが、こうして今、 ここにいることができています。こんな私の存在が何よりの証拠です。皆様の夢がかなうことを心よりお祈りしています!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

プロフィール その10

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 証券会社
【専攻志望】 HOP ⁄ Accounting
【海外経験】 あり (フランス7年、韓国)
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

証券の意味すら全くわからなかった大学生3年生時にゼミの教師から " ここから相場が下がることはない、給料もボーナスも今が底 " という言葉を信じ、それから13年間休みもなく 営業の最前線で突っ走ってきました。一時期にいい時もありましたが、今でも3年目のときと同じボーナスをもらっています。そんな中で今一度スキルを伸ばしながらも自分のキャリアに ついて考える時間が欲しかった、というのが一番の理由です。自分の相場観ではこのMBA の2年間は株式市場もそんなにも戻らないだろと思っているので、時期的にもベストだと思って います。
 

勉強方法

TOEFL

本格的に勉強を始めたのは8月から。アゴスに通学し始めたのですが、通っているだけでなんとかなるだとうという楽観的考えがありました。周りがスコアを出し始めた11月でも全く スコアが伸びず、妻からは本当に学校に行っているのかと疑われ始めました。さてそこからどうやって最低限のラインをクリアしたかを簡単にお伝えさせていただきたいと思います。

・Writing について
予備校などでWriting を受講されたということであれば、他のオンラインコースも効果が見込めますので、Dr. Write (http://www.cyberways.jp) をトライしてみてください。 即効性が見込めます!!B コース(5本)が一番良いでしょう。その前に診断コースというのがあったと思いますが、弱点の診断をしてもらうと効率が上がります。受講料も経済的で5本で 確か18,000円程度だったと思います。48営業日時間で結果が受け取れますので短期学習も可能です。是非、(即)始めてみてください。

・Speakingについて
イングリッシュビレッジに通いましょう(http://www.english-village.net/)。マンツーマンの英会話が一回2100円。自分に会った教師を見つけその人とスコアアップのストラテジーを 練って下さい。私は毎回TOEFL 想定問題を作っておいてもらい、実際の試験の感覚で練習しフィードバックをもらいました。

GMAT

マスはマスアカで充分ですが、問題数をこなしたい方にはWlimit がお奨めです。スコアを一定レベルにまで上げるには、まず弱点とそれに対する効率的な勉強方法を知り短期集中で 乗り切ることです。
お高いですがAGOS 中山先生の個別指導を2時間とり、そこで自分の弱点と勉強方を決めることが重要でしょう。そのあと分からないことはメールでなんでも答えてくれます。中山先生は 定期的にGMAT を受験しておりトレンド(あるのか分かりませんが)を知り尽くしております。もちろん毎回満点のようです。この人についていけば2ヶ月でスコア伴うようになります。

エッセイ・インタビュー

エッセイ
AGOSを利用(本多社長)。個人的に、ネタ出しは日本人カウンセラー、エッセイはネイティブというのがベストだと思います。自分に合った(バックグラウンド等)カウンセラーを 見つけ、徹底的にネタを洗い出して下さい。ここをしっかりやっておくと後が楽になります。エッセイはネイティブJohn とのemail セッションが一番効率が良かったです。

インタビューは費用対効果でイングリッシュビレッジが良いと思います。会社にネイティブがいればお友達になって普段から英語慣れするのもひとつ手でしょう。

 

Owen を選択した理由

ビジットした時に出たマーケティングの授業、ご一緒いただいた在校生には " 結構面白い授業ですね " などと言ってみたものの正直さっぱり分かりませんでした。今でも分からない ことがありますが少しずつ慣れてくるので心配ないと思います。Owen を選択した理由で、アドミッションが他校と比較して一番自分を知ろうとしてくれていた点は本当に大きかったです。 ビジットした時のフィーリングは非常に重要だと思います。もうひとつ選択した理由としてヒューマンリソース系のプログラムがあげられます。来る直前に人事の仕事に携わっていたので Owen の充実したHOP 系のプログラムは非常に魅力的でした。
 

最後に

仕事をしながらの受験は本当に大変です。一人で乗り切ろうとするのではなく、やはり早めに自分のチーム(カウンセラー、講師等)を決めることがカギです。いろんな人を 巻き込んで成長するのはMBA でも必要なことですので今から実践するといいと思います。

またここナッシュビルは独身の方はもちろん、家族連れの方には非常に充実した生活が待って います。小さいお子さんがいらっしゃる方も安心して生活できる施設と設備が整っています。アメリカの肉なんてっと思っている人がいるかもしれませんが(わたしもその一人でしたが)、 今では週2回アンガスビーフという肉々しい生活を送っております。大自然に囲まれたナッシュビル、かなり魅力的ですよ。是非ビジットしてみて下さい。

プロフィール その11

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 保険会社
【専攻志望】 Strategy ⁄ Management
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 なし

 

動機

学生の頃からMBAに対する漠然としたあこがれがありました。会社で組織やプロジェクトをリードできる人材になるために勉強をしてみたい、新しいチャレンジをしてみたい、海外で 生活してみたい、というようなものでした。 入社後、私は支店での勤務経験を経て国際部門へ異動しました。日々の業務また会社の戦略について考える中で、海外事業の拡大の必要性・ 広い視野を持ったリーダーの必要性を感じ、MBA の社内公募に応募しました。1度目は残念ながら受かりませんでしたが、もう一度応募し熱意を伝えたところ、留学準備生として選ばれました。
 

勉強方法

TOEFL

留学準備生となった3月中旬から勉強を開始しました。アゴスのTOEFL のコースを4月から8月まで受講し、テストは5月から11月まで月2回のペースで受けていました。リスニングは 苦手でしたが、シャドーイングなどアゴスの講師の方のお奨め勉強法をひたすら繰り返し、毎日リスニングの時間を確保するようにしていました。はじめのうちは全く点数が 上がりませんでしたが、オンラインでの模擬試験などもすることでコツをつかみ、9月頃から高得点を取れるようになってきました。スピーキングは結局最後まで苦戦しましたので、参考にならないと思いますが、テキストをもとに練習を繰り返していました。リーディングはまずオフィシャルガイドを繰り返し勉強し、その後オンラインの模試や 他の問題集で練習をしてスピードアップに努めました。ライティングもアゴスのテキストで勉強し、オンラインの模試で練習しました。また、インターネットのサイトにあるDr. Write も 利用しました。分かりやすいフィードバックがあり、勉強しやすかったです。リーディング・ライティングは高得点を取れるようになりました。

スコアはアゴスで受けた3回の模試が少しずつ点数が上がっていきました。ただし9月にスコアした点数から、その後は 伸びず、11月にはエッセイに集中しました。 ひたすら繰り返しの勉強が多かったですが、必ず点数は上がっていくので、信じて勉強し続けることが大切だと 思います。

GMAT

6月から8月にかけてアゴスのコースを受講しました。Verbal とAWA のコースをとり、Math は独学で対応しました。スコアは2回目のもので出願しました。 もっとスコアを上げたかったですが、その後はエッセイに集中しました。
勉強方法としてはテキストで基礎を学び、その後はWhite book やオフィシャルガイドを使い、時間を計って問題練習を繰り返すというものでした。最後までVerbal の点数が上がらず、TOEFL に時間を割きすぎたと思います。
ただ、高得点を出されている方々の中にも時間を計って問題練習を繰り返す、オンラインの模試を利用するという勉強法の方がいらっしゃいますので、やり方は間違って いなかったのではないかと思います。
AWA はテンプレートを利用して、対応しました。あまり時間をかけず勉強しましたが、問題なく目標点を出せました。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
アゴスを利用しました。9月に日本人カウンセラーとの話を始めましたが、テスト対策に時間をかけすぎたので、本格的にエッセイを書き出したのは11月の終わり頃でした。初めの1校の エッセイを書き終えるまでに1ヶ月ほどかかりましたが、その後は徐々に慣れてきてスピードが上がりってきました。エッセイのテーマによっては数日で仕上げることができるように なると思いますが、早めにとりかかるに越したことはないと思います。何を聞かれているのかを正確に理解し、書いて、直して、書いて、直しての繰り返しになりますので、あわてずに やった方が深い内容になると思います。テスト対策と重なって大変ですが、9月か10月くらいに書き始めることができると良いのではないでしょうか。アゴスのカウンセリングは分かり やすく、親身に対応してくださり、大変助かりました。
私は開始が遅かったですが、過去を振り返りつつ、学校のことを調べて一生懸命に書くという作業は楽しかったです。説明会に参加したり、メールで質問したりして、積極的に情報を 集め、熱意を持ってエッセイを作れば、読み手に伝わる良いものができるのではないでしょうか。

・インタビュー
アゴスを利用しました。対面面接と電話面接の練習をあわせて5回程度しただけでしたが、的確なフィードバックがあり、良かったです。あとは家で練習を繰り返しました。
私は全て電話面接でしたが、言うことを台本のようにそのまま書き出して読むということはせず、伝えるべき内容をメモしていました。予想外の質問が来た時など、頭が真っ白に なりそうな時もありましたが、あわてずに一生懸命に話すようにしていました。英語で話すことは難しく、緊張しますが、その学校が大好きだという気持ちを伝えられるように、 自分のペースで話すことが大切だと思います。

 

 

Owen を選択した理由

学校の規模、雰囲気、立地を考えて選びました。
他の国の学生と深くかかわりたいという思いが強かったので、比較的規模が小さい学校を中心に受けていました。もちろん、大きい学校でも様々な学生と深くつきあうことはできると 思いますが、小規模の学校の方が同級生や先輩・後輩とほとんど顔を知っている学生同士で勉強のことや仕事のこと、それぞれの国のことなどの話をしやすいのではないかと考えました。 まだ始まったばかりですが、イメージに近い生活を送れています。

雰囲気については、協調性があり、目標を高く持ち努力するけれどもギスギスしていない学校がいいなと考えていました。協調的・チームワーク重視と書いてある学校が多く、なかなか 差別化することが難しかったですが、説明会に参加して卒業生と話をしたり、在校生とメールでやりとりをしたりするなかで、Owen の方から愛校心・熱意・あたたかさを強く感じました。 実際に講義を受けていると、他の国の学生も共に学ぶ仲間としてすばらしい人が多いと感じます。

立地については大都会を避けたいと考えていました。大都会は学生以外にも日本人が多く生活しているので、海外留学をしているという実感が薄れるのではないかと考えたためです。 他の場所で生活していないため分かりませんが、ナッシュビルでは日本人・外国人とバランスよくコミュニケーションをとれる環境だと思います。

 

最後に

私がOwen に合格したのは4月の中旬でした。1年強の受験生活の中で、合格できないのではないかという不安、テストの点数が思うように伸びない苦しみを感じる日々は確かに ありました。逃げ出したくなることもありました。しかし、優秀で温かい仲間に恵まれ、日々学ぶことのある毎日を送っていることを考えると、それだけの努力をする価値のあるものだと 思います。もちろん、まだまだこれから苦労することがあるのですが、前向きな気持ちで向かっていけると確信しています。

長い人生で、様々な選択肢がある中で留学することを選んでよかったと思っています。現在留学準備をされている皆様、努力は必ず報われます。そして、やることが多くて大変ですが、 自分で選んだ目標に近づくための努力ですので、楽しむ心を持ってがんばってください。

プロフィール その2
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プロフィール その5
プロフィール その6
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プロフィール その9
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プロフィール その11
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