Class of 2011
3 企業派遣 (Finance ⁄ Accounting 専攻)
4 企業派遣 (Finance ⁄ Accounting 専攻)
5 企業派遣 (Strategy ⁄ Finance 専攻)
6 企業派遣 (Finance ⁄ Strategy 専攻)
8 企業派遣 (Finance ⁄ Accounting 専攻)
コメント その1
Class of 2011 NF (Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。協調的であたたかいクラスメイト・幅広い選択科目・アクセスの良い教授陣と希望していたとおりの学習環境で、卒業後の業務に役立つであろうことに加え、個人的に興味の ある分野についても有意義かつ快適に学ぶことができました。また、クラスメイトとの交流を通じて、他国の文化について知ることができたことや、緑が美しく平和でおだやかな ナッシュビルでの生活を通じてアメリカの生活・文化を肌で感じることができたことも非常に良い経験となりました。
Owen に来て自分はどう変わったか?
講義を通じて、問題を分析する理論や切り口、新しい視点を得ることができたと思います。ただ、個人的には勉強で学んだことよりも、クラスメイトとの会話やアメリカでの生活を 通じて、様々な考え方・文化があるということを実感することができ、日本や自分の会社について客観的に考えることができきるようになったことの方がが大きな収穫であったと 感じています。また、「この人のこういう所を真似してみよう」と思える友人に出会えたことで、人間的な幅も広がったのではないかなぁと思います。
Owen 最も影響を受けた人物
1人にしぼることは難しいです。Owen で出会い、話をした全ての方に影響を受けました。
学生生活を通じて得たもの
生涯を通じて付き合える友人。国による文化の違いの経験・他国の文化への理解力。「なんとかなるさ」という図々しさ・度胸。英語によるコミュニケーション能力。
好きな教授(Top 3)
1. Brian T. McCann
2. Jeffrey P. Dotson
3. Bruce Barry
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Strategy (Brian T. McCann ):
垂直統合、多角化、提携、海外展開などについてフレームワークに基づいて、非常に分かりやすく学ぶことができました。教授は、ケースについて「なぜこのケースを選んだか」を 説明する・学生からのフィードバックに基づいてモジュール中に具体的な改善策を実行するなど非常に熱心であり、とても満足度の高い講義でした。
2. Customer Relationship Management (Jeffrey P. Dotson ):
顧客データの分析に基づく顧客満足の向上や企業の業績向上の手法等について学ぶ講義でした。興味があった顧客満足調査やカスタマーロイヤルティ、データ分析の手法について学ぶ ことができたことに加え、教授の学生の発言・ディスカッションを促進するコミュニケーションが魅力的であったために、興味深くかつ楽しく学ぶことができました。
3. Corporate Financial Policy (Craig M. Lewis ):
企業の財務政策について、コーポレートガバナンス・エージェンシーコスト・役員報酬等のテーマごとに学ぶ講義でした。講義はバランスよく構成されており、教授の説明やレクチャー ノートが理解しやすかったです。私の苦手な分野であったため、アサインメントでは苦労したものの、今後に役立つ有意義な勉強ができたと感じています。
最もタフだった授業
Corporate Valuation:
企業価値手法を学ぶ有意義な講義であったのですが、グループアサイメント・プレゼンテーション・期末試験があり、かなりの時間をミーティングおよびその準備にさくことと なりました。履修中はハードだなぁと感じることが多かったですが、こうした講義を通じて少しはタフになれたのではないかと感じています。
Owen のここが好き
あたたかい雰囲気。スモールスクールの中に、協調的であたたかいクラスメイトがつまっているため、全員の顔と名前が分かるようなアットホームな雰囲気が好きです。
Owen への要望
図書館の全てのミーティングルームにモニターを設置してほしい。
室内空調の設定温度をもう少し高くしてほしい。
最も印象に残っているイベント
Global Food Festival、Sake tasting party、Tailgate
アメリカ生活で最も楽しかった事
スポーツ観戦と旅行。4大スポーツを全て観戦しましたが、プレーの迫力に加え、随所にエンターテイメントが組み込まれており、日本との違いを感じ驚きつつも、非常に楽しみ ながら観戦できました。
また、モジュール間の休みを利用した学生ならではの欧米旅行も良い思い出です。
アメリカ生活で最も嫌だった事
強すぎる冷房。
ナッシュビルのお勧めスポット
Station Inn:
アットホームな雰囲気の中で、とても素敵なカントリーミュージックを楽しめます。
Stock-Yard Steakhouse:
美味しいステーキ屋はいくつかありますが、ここは他と違うなぁと感じました。ボリューム・味ともに大満足のお店です。
メッセージ
企業からの派遣で留学することが決まってから合格するまでは長い道のりで、苦労しました。しかし、Owen で過ごした2年間を振り返ると、努力をして良かった・この学校を選んで 良かったと心から思います。
これから留学を目指される方は、留学を通じて得たいものに向けてがんばってください。そして、留学後もその想いを持ち続けてください。かけがえのない経験をすることができると 思います。
コメント その2
Class of 2011 TE (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。Owen, Nashville を選んだ理由は、折角の海外、かつ同僚や上司からもアメリカ人とコミュニケーションをして、できる限り日本で経験できないことをやってこい、と言って もらっていたこともあり、仕事でなかなか行くことのない場所を、と選んだからですが、穏やかな南部特有のゆったりした感じ、人々の優しさ、クラスメートのオープンマインドな ところ、など振り返れば本当にこの場所を選んで良かったと思います。
Owen に来て自分はどう変わったか?
色々と経験して、むしろ2年前の自分がどうであったか?を思い出しにくいくらいですが、教会等に支えられたVolunteer の精神は自分に大きく影響を与えたと思います。また、 留学中に子供を授かりましたが、そのときにも同級生やその他多くの友人に支えてもらい、日本ではなかなか無いことではないか、と思っていたのでとても感銘を受けました。
Owen 最も影響を受けた人物
米人の同級生のBrian Wainstein。一番初めに組んだグループワークのときからの付き合いですが、同じCultural Background の人ばかりと固まることなく、色々な人を自分の家に 呼んで語り合ったりゲームをしたり、のパーティを主催してくれました。もちろん家族も一緒で家族ぐるみの付き合いとなり、嬉しく思っています。
学生生活を通じて得たもの
第二の故郷とも言えるNashville 。「また帰っていらっしゃい」と言ってくれる人がたくさんできました。
英語が多少分からなくてもなんとかなるという度胸。(いいのか分かりませんが)
好きな教授(Top 3)
1. Tim Vogus
2. Alexei Ovtchinnicov
3. Nancy Lea Hyer
お勧めの授業(Top 3)
1. Negotiation (Tim Vogus):
HOP の授業らしく、ほぼ毎回の模擬交渉などインターラクティブが多く、インターナショナルとしては、米人ほどに参加が難しかったりもしましたが、その点にも教授が配慮してくれて いる感じが伺え、感謝しています。Tim の授業ハンドリングもうまく、クラスメートのテンションも高かったように感じました。
2. Corporate Valuation (Alexei Ovtchinnicov):
渡米前にイメージしていた、正にこれぞFinance という授業でした。毎回の授業は良く構成されていてレクチャーノートも美しく、グループワークも良いチームメートに恵まれ本当に 充実したコースでした。
3. Managerial Economics (Luke Froeb):
好きな教授では5本の指に入るLuke 。日本でイメージされるマクロ経済と見せ方が全く異なる運営スタイルに衝撃を受けると同時に、シンプルで分かりやすい授業メッセージは印象に 残りました。彼の授業で使った教科書はMBA 後もとっておきたいと思っています。
最もタフだった授業
特にありませんでした。
Owen のここが好き
色々な国の人があたたかく、コミュニケーションに恵まれたこと。学長や教授もオープンマインドでした。何より家族も含めてWelcome な雰囲気が助かりました。
Japan Trip や東日本大震災へのチャリティなどでは、学校あげてサポートする姿勢が伝わってきて感動しました。
Owen への要望
少し設備が古くなってきているので…。
最も印象に残っているイベント
Japan Trip、Baby Showers, Paris での交換留学
アメリカ生活で最も楽しかった事
アメリカに「家族」ができたこと。自分は学内でコミュニティが作れ、また妻は独自にコーラスや教会の活動を通じてコミュニティを作り、それを行ったり来たりで交友関係が 広げられたこと。
アメリカ生活で最も嫌だった事
コムキャスト。サービスが…。あと、医療費の請求がとても分かりにくく、ことあるごとに病院に確認しに行きました。
ナッシュビルのお勧めスポット
・カフェ、レストラン等々色々なところに行きました。East Nashville は色々小洒落た雰囲気の店がいくつかあるお薦めエリアです。また、学校の近くではEdgehill Café を度々使って ました。
・緑豊かな公園 (日本でイメージするのより大分大きいです。例えばSevier Park やRadnor Lake を愛用しました)
・あと、ナッシュビルならではのカントリーミュージックであれば、The Bluebird café やStation Inn。その他大学や地元の団体による無料のミュージックイベントも充実しています。
メッセージ
自分から進んで手をあげ、行動をすると色々な人がEmbrace してそれがより大きな活動につながっていくことを実感しました。物心ついて以来で初めて、日本の外で2年間暮らして みて、はじめはそのような動き方に心理的な抵抗がありましたが、それを乗り越えると渡米までには全く予想もしていなかった世界が広がっていることに気付きました。留学での経験が どのようなものとなるか、は自働的なアクションによるのではないかと、心から思います。また、家族がいることで活動の選択肢が広がったことも多くあるので、家族との絆が深まった ことも含め、本当に良い経験をさせて貰いました。
コメントその3
Class of 2011 YT (Finance ⁄ Accounting 専攻)
Owen の満足度とその理由
95%。都会過ぎず田舎過ぎない絶妙なロケーションは全米でも最高だと思います。また、小規模校であるがゆえに学生同士の仲がよく、深い付き合いができたのではないかなと 思っています。大都会での生活は日本でもできると思ったので、留学先の選定に当たっては、地方の小規模校という観点を重視しましたが、自分の判断は間違っていなかったと思います。 なお、マイナス点は、我々の学年は日本人学生が多すぎたためか、日本人学生内でのまとまりが取れなかったという点です。
Owen に来て自分はどう変わったか?
海外では、お膳立て待っているだけだと何もできないので、自分で積極的に行動するという姿勢が身についたのではないかと思っています。あと、料理と掃除の腕前も上がりました。
Owen 最も影響を受けた人物
色々な人から影響を受けたと思いますが、特定できないので、ノーコメントとさせてください。
学生生活を通じて得たもの
自分の頭で考え抜いた意見を持ってグループワークに臨むという姿勢。母国語でも外国語でも、きちんと準備をして打ち合わせに臨まないと相手にされないので、事前準備こそが 一番大切だと再認識しました。
好きな教授(Top 3)
1. Bill Christie
2. Sal March
3. Jacob Sagi
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Valuation (Alexei Ovtchinnicov ):
企業価値評価の重要なメソッドを一通り学ぶことができました。レクチャーとケースが半々で、レクチャーで学んだことをケースで確認するという進め方が、非常に効果的でした。毎週の ケースライトアップは大変でしたが、優秀なチームメイトたちとの議論を通じて、アメリカで仕事をするというのはこういうことなのかな」というイメージが持てたような気がします。
2. Bond Markets (Jacob Sagi ):
レクチャー形式の授業で最もお勧めの授業。「○○マーケット」という授業はEquity、Bond、Derivatives の三つが開講されていますが、個人的にはこの中でどれかひとつを履修するなら Bond だと思います(ちなみに、Derivatives を履修する人が多いです)私が履修したときは、Jacob Sagi 教授が担当してくださったのですが、教え方も丁寧で、質問に対する レスポンスも早く、講義資料も充実していました。米国債券市場の概観からクレジットデリバティブまで、カバーする範囲は広いですが、きちんとこなせば、この授業だけで債券市場 マスターになれるのではないかと思います。
3. Derivatives Markets (Robert Whaley ):
権威のある教科書を書いた先生に実際に教わることのできる機会というのは、人生においてなかなかあるものではないと思います。そういう意味でWhaley 教授のDerivatives の授業は、 Owen でファイナンスを専攻するなら履修しておいて損はないと思います。毎週の宿題は非常にヘビーですが(後述)、ウンウンうなりながら真剣に取り組むことで、力がつきます。 また、学期末に開催される教授宅でのホームパーティーにも、都合がつけば是非参加されることをお勧めします。ここでは書きませんが、度肝を抜かれます。
最もタフだった授業
Derivatives Markets:
毎週の宿題がとにかく大変(個人課題なのに問題数が6~7問と多く、また1問1問が非常に考えさせられる)で、週末ずっと図書館にこもっていたような気がします。一年目のMod 4に履修 したのですが、このときが忙しさのピークだったような気がします。
Owen のここが好き
Module 制でメリハリのある勉強ができる点(そしてModule 後の休暇…)、少人数でアットホームな雰囲気、毎週のKEG。
Owen への要望
開講予定の選択科目が直前になって開講されないことになったケースがいくつかあり、履修計画の変更を余儀なくされたので、このようなことがないようにしてほしいと思います。 また、著名なHans Stoll 教授の授業を履修したかったのですが、同教授は、ここ二年間授業を受け持たれなかったのが残念です。
最も印象に残っているイベント
USBCC 中に開催した留学生の飲み会、Halloween イベント、ジョギングで大陸横断の距離を走破したこと。
アメリカ生活で最も楽しかった事
Grove で仲のよい日本人学生の家族と何度かBBQ パーティをしたのが楽しかったです。自宅の敷地内で手軽にBBQ ができるというのも、のどかな南部ならではではないかと思います。
アメリカ生活で最も嫌だった事
サービス業の質が悪すぎること。特にファーストフードと車関係はひどいです。また、メールでの問い合わせは基本的に無視されるので(英語が上手でなくても)電話をしたほうが いいと思います。
ナッシュビルのお勧めスポット
McCabe:
私はゴルフはしないのですが、ランニングコースにお世話になりました。
Seoul Garden:
日々の夕食から打ち上げパーティまで、焼肉が恋しくなったときには是非。
General Jackson Showboat:
お値段は高めですが、南部の見所が凝縮されていて、思い出づくりには最適です。
メッセージ
二年前初めてシカゴからナッシュビル行きの飛行機に乗りかえたとき、50人くらいしか乗らないような小型機を見て、「どんな田舎に連れて行かれるのだろう」と思い、自分の選択が 間違っていたのではないかと恐怖したことを覚えています。しかし、すぐにその心配が杞憂だったことに気づかされました。Owen では、すばらしい環境と最高の仲間たちに囲まれ一生 忘れることのできない充実した二年間を過ごすことができたと思います。
留学は、準備も含めて苦労の連続ですが、苦労の分だけ得るものも非常に大きいと思います。これから留学される皆さんも、是非一回りも二回りも大きくなって帰ってきてほしいと思います (もちろん、そのまま海外で働かれるのも素晴らしいことだと思います)。成長した皆さんと将来何らかの形で一緒に仕事ができるといいですね。
コメント その4
Class of 2011 YS (Finance; Accounting 専攻)
Owen の満足度とその理由
98%。協調的な同級生に囲まれ、とても刺激的な日々でした。自然に恵まれたナッシュビルにも大満足です。モジュール制というのは、様々なトピックを効率的に学べるという長所がある反面、 掘り下げて学ぶには限界があります。ここで学んだことをさらに活かすためには、今後の勉強&最先端の研究への継続的なアプローチが必要になってくると思います(自分への戒め)。
Owen に来て自分はどう変わったか?
変わったかどうかは分かりませんが、今まで自分の視野が如何に狭いものだったのかを実感することができました。
Owen 最も影響を受けた人物
同級生のみなさん
学生生活を通じて得たもの
一生付き合える海外の友人達。英語によるコミュニケーション能力。多数のグループワークを通じて得た国際感覚。日本に対する客観的な視点。
好きな教授(Top 3)
1. William Henderson
2. Craig Lewis
3. Jacob Sagi
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Financial Policy (Craig Lewis ):
Craig Lewis 教授にはCorporate Valuation とあわせて大変お世話になりました。他のファイナンス科目や仕事の経験からSecondary market についてはある程度理解が進んでいたのですが、 自分にとって馴染みのなかったPrimary market における企業活動を、毎週のケース&講義を通じ、とてもよく理解することができました。発見の多い授業でした。
2. Real Estate Finance and Capital Markets (Jacob Sagi ):
1980年代後半の日本及び2000年代のアメリカにみられたように、不動産バブルは何故繰り返すのだろうか、という素朴な疑問から履修した授業。株式市場と不動産市場の違いにスポット ライトを当て、この疑問点を見事に解説してくれました。アメリカンドリームとしてのマイホーム及びそれを後押しする政策という話から、昨今の金融危機の出発点となった不動産市場 及び証券化商品の組成方法まで、ケース&ディスカッションを通じて理解を深めることができました。Jacob Sagi 教授はアクセスの良さも◎です。
3. Merger and Acquisition (Alexei Ovtchinnicov ) :
今まで学習したファイナンス、アカウンティングの知識をフルに用いて様々なM & A ケースを分析するのがとても楽しかったです。何より、インベストメントバンク出身のチームメート達と ディスカッションするのが新鮮で、多くのことを吸収させてもらえました。
最もタフだった授業
Taxation of Business and Investment Transactions (William Henderson ):
70歳を超え御高齢ながらも迫力に満ちた授業を行うHenderson 教授。税法規を初めて学習する身にとっては、毎回のコールドコールと期末の確定申告作成プロジェクトにはとても 苦しめられましたが、その分得たものも多い授業でした。
Owen のここが好き
和やかな雰囲気。
Owen への要望
MOD 間の科目配分をバランスよくしてほしい。突然の開講科目キャンセルはなるべくやめてほしい。
最も印象に残っているイベント
Nashville Marathon (2年連続出場)
アメリカ生活で最も楽しかった事
アラバマ州の同級生宅で過ごしたサンクスギビング & イースター。サザンホスピタリティ溢れる伝統的な南部の豪邸で過ごした日々は一生忘れないと思います。
アメリカ生活で最も嫌だった事
時折遭遇する質の低い接客態度(サービス業)
ナッシュビルのお勧めスポット
Blue Bird Cafe :
カントリーミュージックが楽しめます
Arrington Vineyards :
ピクニック & テネシーワインが楽しめます
近郊の公園:
緑豊かで綺麗です
メッセージ
一度仕事を離れ、異国の地で2年間勉学に没頭できたのはとても貴重な経験でした。
支えてくれた妻に感謝します。
コメント その5
Class of 2011 SY (Strategy ⁄ Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
95%。学内(カリキュラム、教授陣のクオリティ)90%、学外(住環境等)100%です。楽しみにしていたM & A の担当教授が途中で移籍してしまったのは少し残念でしたが、本当に多くのことを 学ぶことができました。乾燥しすぎてない気候や、車で少し走ればたくさんの緑があるところなど、程よく都会なナッシュビルは最高です。
Owen に来て自分はどう変わったか?
日本人とはずいぶん違うアメリカ人のものの考え方やアメリカ社会のシステムに触れることでき、ものの見方、考え方の幅を広げられたと思います。
Owen 最も影響を受けた人物
出会った全ての人
学生生活を通じて得たもの
アメリカ的なものの見方・考え方
好きな教授(Top 3)
1. Brian McCann
2. Luke Froeb
3. Mümin Kurtuluş
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Strategy (Brian McCann ):
レクチャーとケーススタディの繋がりが明快でした。ケースディスカッションの後のWhy this Case? が特に効果的で、フレームワークを深く理解できるよう工夫されています。
2. Managerial Economics (Luke Froeb ):
コアのコースなのでここに載せる意味はあまりないかもしれません。教授の手によるテキストブックは特にお気に入りで、履修後もよく見返しました。日本に帰っても何度も見返すと 思います。
3. Corporate Financial Policy (Craig Lewis ):
コーポレートファイナンスの科目はどれも面白かったですが、アカデミックな側面が一番強かったのがこの科目でした。会社の実務だけではなかなか身につかない分野を学ぶことが できたのが良かったです。
最もタフだった授業
LTO:
Mod 1のクラスなのでタフなのは当たり前かもしれません。自分は何か意味のあることを学べているのかという疑問やグループワークでの挫折など。。。卒業を控えた今は、このコースで 学んだことがこの先きっと役に立つと思っています。
Owen のここが好き
少人数。MOD 制・豊富な選択科目。図書館。
Owen への要望
生徒から人気のある教授を他校に引き抜かれないよう頑張ってほしい。
最も印象に残っているイベント
Owen Golf Tournament、Cap Ball、Commodore Quake
アメリカ生活で最も楽しかった事
Grove でのBBQ、ゴルフ、休みを利用しての旅行。アメリカ国内に限らず、多くの場所を訪れることができたのは、とてもいい経験になりました。
アメリカ生活で最も嫌だった事
敢えて挙げるなら、強すぎる冷房。
ナッシュビルのお勧めスポット
McCabe ほか:
Nashville 周辺にはすばらしいゴルフ場がたくさんあります。ゴルフ場に行くと、ここの人の豊かな生活が羨ましくなります。
Exit ⁄ In:
ライブハウスです。大学生の頃好きだったバンドとか見れてすごくよかったです。
メッセージ
この2年間は間違いなく私の人生のハイライトの一つです。
コメント その6
Class of 2011 HS (Finance ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。Owen、Nashville とも、私が来る前に思っていた以上に素晴らしいところでした。 Owen のモジュール性により、関心が高いテーマを積極的に学ぶことが出来ましたし、 教授やクラスメイトとの距離感は近く、大変濃密な時間が過ごせたと思います。 また、Nashville は町の規模としては大きすぎず小さすぎず丁度良い上、ニューヨークや西海岸で 味わえないアメリカ文化を体験できるところだと感じています。
Owen に来て自分はどう変わったか?
アメリカの雰囲気に影響されたのか、大らかに、そして物事を広く見ることが出来るようになった気がします。
Owen 最も影響を受けた人物
授業におけるチームやジャパントリップで仲良くなった日本人以外のクラスメイト達。彼らとの出会い、一つ一つが新鮮な驚きに満ちていました。
学生生活を通じて得たもの
日本人と他国の人達との考え方の相違点が少なからず理解できたこと。この国に来た当初は、自分の常識とアメリカの常識の違いに相当イライラしましたが、慣れると心地の良いもの だと感じる部分も出てきました。この経験により、日本に帰ってからも、良い意味で他の人と違いが出せるのではないかと考えています。
好きな教授(Top 3)
1. Nancy Lea Hyer
2. Craig Lewis
3. Brian T. McCann
お勧めの授業(Top 3)
下記の3授業は、金融機関に勤める私にとって、非常に有意義なものでした。
1. Leading Change (Richard L. Daft ):
変化が必要だが変えることができない物事を、フレームワークを使ってシンプルに、その理由と対処法を教えてくれました。
2. Corporate Strategy (Brian T. McCann ):
この講義を通し、メリットだけが語られやすい企業戦略の行動について、フラットな視点で判断できる知識、能力が身についたと感じています。
3.Corporate Financial Policy (Craig M. Lewis ):
留学前に、この手の仕事についていたも関わらず、新たな発見が多い授業でした。
最もタフだった授業
Leading Teams and Organizations:
1年目モジュール1の授業。スピーディーなディスカッションに全くついていけず苦労しました。
Owen のここが好き
モジュール制のため、自信が無い科目でも7週間の我慢だと思い、積極的に受講することができた。
Owen への要望
インターナショナルの割合の増加と更なるインターナショナルを考慮したカリキュラムの構築。
最も印象に残っているイベント
Japan Trip。
特に箱根のカラオケは忘れません。この企画を通じ、多くの友人が作れました。また、アメリカ人が日本の文化のどこに反応するかをみることができ、良い経験となりました。
アメリカ生活で最も楽しかった事
ゴルフ。
ゴルフ場までアパートから車で10分と勉強の疲れを癒すにはもってこい。遠出をすれば、PGA のツアー会場。大変幸せな学生生活が送れました。
アメリカ生活で最も嫌だった事
生活のセットアップ(解約をしても、3ヶ月連続で請求書を送り続けてくる某大手通信会社等)
ナッシュビルのお勧めスポット
Station Inn:
ザ・カントリー。月曜日のThe Time Jumpers は必見。日本から来た知人を連れて行くならココ。
Vanderbilt Legends Club:
この素晴らしいゴルフ場を使えるのもVandy 学生の特権。
Tennessee Titans:
この迫力は忘れません。
Gabby’s:
ナッシュビルのハンバーガー屋では、ここが一番好きでした。
メッセージ
2年間を終えて、改めてOwen を選んで正解だったと感じています。ナッシュビルは、治安、気候面で素晴らしいだけでなく、文化的に大変奥深い町だと感じています。このサイズの 学校、町ゆえに、周りの人達は温かく、充実した日々を過ごすことが出来ました。アプリカントの皆さんには、私と同様、この素晴らしい時を是非味わっていただければと思います。
コメント その7
Class of 2011 TH (HOP 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%。自然の多い生活環境と治安の良さ。勉強面ではアクセシビリティー(教師陣)の良さから、自分で求めていけば何でもやりたい事を学べる点。
Owen に来て自分はどう変わったか?
自分に対する理解を深めることができた上、感情を以前よりポジティブにコントロールできるようになった。
Owen 最も影響を受けた人物
同じ歳のTim Vogus
学生生活を通じて得たもの
インターパーソナルスキル。アメリカ的な物の考え方。
好きな教授(Top 3)
1. Tim Vogus
2. Dick Daft
3. Neta Moye
お勧めの授業(Top 3)
1. Leadership Theory and Practice (Dick Daft ):
様々な分析(右脳左脳分析、強み・弱み)及び週ごとのエクササイズを通じ、自己を知り、自己のリーダーシップモデルを確立していく。人をマネージする前に先ずは自分(スタイル)を 知ろう。
2. Social Enterprise and Entrepreneurship (Jim Schorr ):
日本では発展途上である社会企業/社会企業家についての概念、範囲及びフレームワークについて学ことができる。
3. Brand Management (Steve Posavac ):
ブランドエクイティーの創造,、M&A 後のブランディング。日本企業に足りないものが見えてきます。
最もタフだった授業
Talent Management:
学んだことも多かった。
Owen のここが好き
アクセシビリティーの高さ
Owen への要望
選択科目について:
2年に一回開講する科目を減らしてもらいたい(最低1年に一回は開講してもらいたい)。
最も印象に残っているイベント
Nashville Music Marathon, パリ短期留学
アメリカ生活で最も楽しかった事
家族と過ごせた時間
アメリカ生活で最も嫌だった事
たまに発音のせいで英語が通じなかったこと(なかなか修正ききません)。
ナッシュビルのお勧めスポット
Far East Nashville:ベトナム料理
Ellendale’s:美味しいお手ごろブッフェ。
Germantown Cafe:雰囲気が良く、食事もグー。
メッセージ
環境、治安、施設どれをとっても家族で住むには非常に良いところです。
コメント その8
Class of 2011 AB (Finance ⁄ Accounting 専攻)
Owen の満足度とその理由
満足度は非常に高いといっていいでしょう。自分が学ぶべき事、学びたい事に十二分に取組むことが出来た。Owen の優れたカリキュラムのおかげです。
Owen に来て自分はどう変わったか?
専門知識を深め、新しい知見を獲得した。
Owen 最も影響を受けた人物
沢山いたといっていいでしょう。
学生生活を通じて得たもの
専門知識・英語力の向上。友人。
好きな教授(Top 3)
William G. Christie, Robert E. Whaley, William L. Megginson, Debra C. Jeter, William I. Henderson
(1位タイ)
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Financial Policy (William Megginson ) & Derivative Markets (Robert Whaley ):
担当教授が、それぞれ論文数とその引用回数で他を圧倒する権威であること、優れた自著のText で講義を進める、という共通点がある。Bill のeconomic justification, Bob のeconomic intuition 溢れる講義から学ぶことは多い。Bill は年々担当コース数を増やしており、彼への高い評価が窺える。翌年はM & A コースも担当するようでOwen にとって good news。Bob のText は、Bond Markets(Kate )もあわせて深く学習できた。どちらも個人的に大変興味のある分野でした。
3. Financial Reporting (Debra Jeter ) & Corporate Valuation (Alexei Ovtchinikov ):
それぞれAcctg ⁄ Finance 専攻に必須であり、専攻分野の学習を進めるために必要な基礎をしっかり提供する優れたコース。Alex は理論部にもう少し時間を割いても良いだろう。
最もタフだった授業
Taxation of JV, P - ships etc:
先に履修した個人税制コースが相当な負荷だったがreally worth it だったので、企業税制と同時に本コースも履修。Somewhat conduit のためTrust やEstate について、Tax Planning と 絡めて扱れたが、難解なルールが多く苦労した。いずれにせよ税務会計を深堀りできてよかった。
Owen のここが好き
割と自由に選択科目を選べる。教授のアクセスのよさ。
Owen への要望
担当教授により同一講座の内容に乖離が大きい場合がある。2MOD (週2コマ)一律2単位でなくwork load に応じた単位数の設定があれば有難い。新制度なら2回卒業していたと思う。
最も印象に残っているイベント
Lunch with Prof. Daane, Casino night
アメリカ生活で最も楽しかった事
家族との時間を大切にできる生活スタイル。
アメリカ生活で最も嫌だった事
なし
ナッシュビルのお勧めスポット
緑豊かなキャンパス。
メッセージ
素晴らしい2年間でした。
コメント その9
Class of 2011 HF (Marketing ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
95%。学業、生活の両面で非常に満足しています。多様な選択科目と、集中力の面からちょうどいい2ヶ月というModule 制。そして快適な住環境。ただ、自分がとりたいと思っていた授業が 突然開講されなくなったりしたことがマイナスです。
Owen に来て自分はどう変わったか?
学業以外にも、本当に多くのことを経験することができ、あらゆる面で視野を広げることができました。
Owen 最も影響を受けた人物
誰か特定の人を選ぶのは難しいですが、ここに来て出会った全ての人からたくさんのことを学んだと思います。
学生生活を通じて得たもの
2年間苦楽を共にし、そして今後も付き合いを続けていける友人。
好きな教授(Top 3)
1. Bruce Cooil
2. Jeff Dotson
3. Brian McCann
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Valuation (Craig Lewis ):
Core のFinance を受講して、「よく理解できなかった」、「もう二度とFinance 系の授業は選択したくない」、「でもFinance を未消化のままMBA を終えていいのか疑問に思っている」、 以上の3点に当てはまる方(私がそうでした)にお勧めの授業。
2. Innovation Strategy (David Owens ):
創造力、企画力、そしてユーモアのセンスまで試されるグループワークプロジェクトが秀逸。Innovation に関するディスカッション、最後のチームごとに趣向をこらしたプレゼンを 通じて、アメリカ人のものの考え方をいろいろな角度から知ることができます。
3. Leading Change (Dick Daft ):
授業では頻繁に突然グループディスカッションを課されることもあり、非常にタフな授業でしたが、リーディングやゲストスピーカーなどを通して学んだ企業変革を成功に導くための 方法論は納得できるものばかり。
最もタフだった授業
Corporate Valuation:
チーム課題となるCase、Problem Set の両方が毎週課される上、Finance が大の苦手だったため、ワークロードは非常に厳しいものでした。ただその分、得られたものも非常に 大きかったです。
Owen のここが好き
多すぎず少なすぎないちょうどいい人数のコミュニティ。
Owen への要望
開講予定の授業がキャンセルもしくは延期されて思い通りの授業を履修できなかったことがあるので、一年を通じて開講科目をしっかりと管理してほしいです。
最も印象に残っているイベント
卒業式
アメリカ生活で最も楽しかった事
休みのたびに行った旅行。自然、歴史、文化などいろいろなことを感じることができました。
アメリカ生活で最も嫌だった事
寒すぎる冷房、ひどすぎるサービス業の接客、世界標準に準拠しない数々の単位(inch, feet, mile, gallon, ounce, pint, pound, etc…)
ナッシュビルのお勧めスポット
音楽、スポーツのイベントがたくさん行われるBridgestone Arena、散歩に最適なCentennial Park。
メッセージ
2年間はあっという間です。学業を通じて学ぶことも多いですが、学業以外で学べることも本当にたくさんあります。勉強以外に使える時間を大切にして、いろいろなことに挑戦し、 たくさんの経験をして実りある留学生活にしてください。
コメント その10
Class of 2011 HS (HOP ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
90%。大きすぎないコミュニティ、協調的なカルチャー、豊富な選択科目、美しいキャンパス、と、素晴らしい環境の中で2年間を過ごすことができました。程よい大きさの南部の 田舎町、ナッシュビルもまた、田舎者の自分が暮らすには最高の場所でした。とりたかった授業を幾つか逃してしまったのと、真にインターナショナルな学生が思ったより少なかったのが ちと残念だったものの、それ以外は文句なし!
Owen に来て自分はどう変わったか?
自分はPatriot だということがよくわかりました。また、物事を判断する自分なりの軸ができたと思います。
Owen 最も影響を受けた人物
出会った人全員。
学生生活を通じて得たもの
尊敬できる友人。家族ぐるみで付き合える人々との繋がり。様々な国と文化に対する理解。人としての軸。アメリカ的お気楽さ。日焼け。相方と2人で生きていくことの大切さ。
好きな教授(Top 3)
1. Bruce Barry
ドリフの爆発オチみたいな風貌と、ブラックユーモア的な人となりが素敵。学者としての業績も尊敬してます。奥様がclass of 1993のようですが、まさか教え子に手を出したですか?
2. Luke Froeb
ペンを投げつけF ワードを連発するバイオレンスな芸風と、明快かつ実践的な教えが素晴らしいです。
3. David Owens
生徒と一緒になって授業を楽しんでいる感じがよいです。地頭のよさを随所に感じることができました。牛の鳴き真似がかわいい。
お勧めの授業(Top 3)
1. Ethics in Business (Bruce Barry ):
授業のハンドリングが秀逸。クラスメートの価値観を知ることができたのも、貴重な経験でした。Principle かくあるべし、という話ではないですが、これについて真剣に考えたことが あるか否かで、ビジネスパーソンとしての社会的な存在価値は随分変わってくるんじゃないかと思います。
2. Leadership: Theory and Practice (Richard Daft ):
己について知り、自分なりのリーダーシップを確立するための指針を与えてくれます。こなすことでエクササイズになる宿題が多く、とても実践的な点も素晴らしい。MBA で学ぶことで、 マネージャーとかリーダーとかいうものになれることを期待している方は、この授業にこそ必要としているものがあります。
3. Game Theory (Mikhael Shor ):
理論を実践的に使えるようにしようと努める姿勢がよいです。学問を実世界でどう活かすかについて、自分の頭できちんと考える機会をくれたことに、深く感謝しています。
番外. International Exchange Program:
アメリカの外で学ぶことで、視野を広げることができます。せっかく海外留学をしているわけなので、可能ならばぜひ!
最もタフだった授業
Talent Management:
4~5人でチームを組むところ、なぜか日本人2人でやることに。45分のプレゼン、複数のロングレポート、実在企業とのコンサルティングプロジェクトと、こんなときに限って重たい課題 群に死にそうになりました。でも、ここでの学びは確実に自分の血肉になった気がします。一緒に取り組んでくれたH さん、前から知ってはいましたけど、貴方は本当にawesome だ!
Owen のここが好き
協調的なカルチャー。いつも身近な存在でいてくれる教授陣とスタッフ。アホで寡黙な日本人にもチャンスをくれる懐の広さ。変にガツガツしたヤツがいないところ。夜の中庭から 眺める校舎。
Owen への要望
協調的な学生を選考する姿勢は、これからも保ってください。ランキング向上のためにGMAT の点数を重視するのはわかります。が、人間の本質はそこには現れないと思うので…。
最も印象に残っているイベント
Japan Trip:
人生最高の思い出になりました。一緒にこのイベントを作り上げてくれた友人たち、協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
東日本大震災に対する支援:
Dean によるCommunity Meeting が速攻で開催され、たくさんの人が集まってくれたのには感激。また、Fund - raising の企画に対して、 複数の学生クラブがサポートを申し出てくれたこと、教授陣・スタッフも含めて学校全体で多大な募金をしてくれたこと、クラスメートたちが本気で心配してくれたことなど、 Owen というコミュニティの暖かさを感じることができ、ここにいてよかったと心底思いました。
アメリカ生活で最も楽しかった事
NY でカスタム楽器をオーダーしたこと。敬愛してやまないブランドの工房で、スタッフと話し合いつつ素材を手にとって選べたのは、実にエクスタシー。実際に音もルックスも 理想どおりに仕上がり、もう言うことなしです。こいつを眺めながら何杯でも飯が食えます。死んだら棺桶に入れてください。
アメリカ生活で最も嫌だった事
自己主張してなんぼという考え方。自分がミスしといて、「言わなかったおまえが悪い「ってのはちょっと違うんでないですかい…?
ナッシュビルのお勧めスポット
Station Inn:
カントリー・ブルーグラスをいい感じの雰囲気の中でどうぞ。月曜レギュラーのThe Time Jumpers がお気に入りです。
Full Moon Saloon:
ダウンタウンのライブハウス。有名どころではないゆえの気だるい・小汚い雰囲気がよい。Travis Mann Bandはso cool!
Coyote ugly:
ほんとにuglyでした。
メッセージ
留学中の自分の過ごし方の満足度は、50%くらいかなぁと思います。Myopia な科目の取り方のおかげでFinance から完全に逃げちゃいましたし、相変わらずのポレポレな時間の使い方 のおかげで、できたはずのいろんなことに今更気付くという。2年間はあっという間でした。求めれば与えてくれる最高の環境がOwen にはあるので、あとは自分の取り組み方次第。 留学する目的意識を忘れなければ、ここでは宝物のような時間が過ごせるはずです。
もうすぐ辿り着けるNew frontier を目指し、がんばってください!
コメント その11
Class of 2011 YN (Finance ⁄ Operations ⁄ Strategy 専攻)
Owen の満足度とその理由
アメリカの他の大学で学んだことが無いので主観的な感想ですが、留学前に期待していた以上の知識を吸収し、得難い経験をしたという点で満足度は非常に高かったです。
Owen に来て自分はどう変わったか?
人間、なかなか変われないものだとは思いますが、7週間で平均4科目を学ぶというシステムは生来のとりかかりの遅さと頭の切り替えの遅さを強制するのには役立ったと思います。
Owen 最も影響を受けた人物
学業に限っていえば、もしOwen に修士論文があったらOperations ならProf. Nancy Hyer に、Finance ならProf. Robert Whaley に指導教授をお願いしていたであろうと思うほど二人には 影響を受けた気がします。前者はIT 業界でプロジェクトマネージャとしてのキャリアを志向する私にとってすぐに役立つ知識を多く教えてくれた方で、後者は恐ろしいほどの知識の量で 学生を圧倒するどちらかといえば無愛想な方ですが、素人の私を課題を通じて鍛えあげてくれたという実感があります。生活全般でいえば、外国暮らしですのでガソリンスタンドの店員 さんから友人にいたるまで文化の違いにともなう影響は良かれ悪しかれかなり受けています。
学生生活を通じて得たもの
学位はもちろんですが、仲の良い友人が増えてもっと彼らとコミュニケーションをとりたいと思うにつれ、これまでのテストでのスコアUP ばかり意識した学習から、いかに意思疎通を 図るかに重点を置いた実践的なものへと英語の学習姿勢が変わったと思います。おかげで、今でも上手には話せるわけではありませんが、ライティングやリスニングのスキルは留学前と 比べて格段に進歩したと思います。
好きな教授(Top 3)
1. Nancy Lea Hyer
授業の運営において見せるハードワーカーぶりからは想像もつかないほど生徒に細やかな気遣いをする人格者。生徒を自宅に招いての食事会ではまるで生徒達の母親のようでした。
2. Robert Whaley
この先生が授業中に生徒からの質問に答えられなかったのを見たことがありません。
3. Jacob Sagi
この人がいるからStoll、Christie といった超大物が引退してもOwen のFinance は安泰です。
次点:Mümin Kurtuluş
教授であり友人です。教え方は若手教授の中でも優れた部類に入ると思います。
お勧めの授業(Top 3)
我々の後にMBA を取得される方に、専攻によらず普遍的におすすめできるもの、という観点で選んでみました。必ずしも私個人にとってのTop 3とは一致していませんが、コア科目以外 で社会に出てから多くの人にとって役立ちそうだと思うもののリストになっています。
1. Managing and Improving Processes (Nancy Lea Hyer ):
シックスシグマの概念と取り組み事例、蓄積したデータを統計的に分析するSPC (Statistical Process Control )、業務プロセスをモデル化して問題を見つけ出すVSM (Value Stream Mapping ) の3本立てで、 業界によらず日常業務におけるプロセス改善の基礎となる事項が学べます。また、日本人にとってこうした取り組みが我が国の製造業に強みをもたらしていることを知るよい機会にも なります。
2. Management Science in Spreadsheets (Larry LeBlanc ):
この授業では解決したい問題をExcel で分析が可能な状態にモデル化するプロセスを学ぶことができます。電子メールが爆発的に復旧した要因の一つとして、電話と異なり相手が不在でも 情報をやりとりできる非同期性が生産性の向上に寄与したことがあげられると思いますが、これと同様にこの授業ではExcel がどのような場面で生産性の向上に寄与するかを実感する 機会といえます。IT を利用して生産性向上や効率化を図ることは全ての産業で競争力向上のためにもはや必須の取り組みですが、具体的に取り組む場面に際してこの授業で身につけた 考え方が必ず役に立つと思います。
3. Corporate Valuation (Alexei Ovtchinnicov ):
企業の状態を評価する上で売上高、資産、負債などの個別の会計科目の絶対値や比率に加えて、業界の特性などをいかに評価に反映するかといったこの授業でカバーする内容は、MBA 取得 者が将来経営に携わることを前提とした場合、Finance 専攻者ならずとも最低限おさえておきたい知識だと思います。お金の話ができないビジネスマンではやはり困るかと思いますので、 私のようにコアのFinance で高い壁を感じた方もぜひ受けていただきたい授業です。
最もタフだった授業
Leadership Communication:
英語で話し、聞いて、書くこと自体が授業の内容であったことと、グループワークで行うプレゼンやライトアップでチームメイトの足を引っ張りたくなかったことからかなりの時間を 割きました。正直、他のコア科目に比べると重要視していない科目に時間を割くことは大変な負担感でしたが、その後異なる専攻に進んで授業で顔をあまり合わせなくなるような同級生と 友人になれたよい機会でもありました。
Owen のここが好き
モジュール制により多くの選択科目が受講できることと、少人数なので外国人の我々でも親しい友人を作りやすいことの2点。受験時に " Why Owen? " という問いに対していつも答えて いたことと同じです。期待以上でした。
Owen への要望
学校へのアンケート調査でも要望にいれた事項ですが、年間の選択科目の提供計画は動かさないでほしい。
最も印象に残っているイベント
卒業式。レガリアを着て学位証を授与される卒業式はあこがれでした。できれば全員で帽子を投げるやつもやりたかったですが。
アメリカ生活で最も楽しかった事
学校の休みを利用して妻と行った様々な旅行。日本から連れてきた飼い犬にはペットホテルで少しさみしい思いをさせてしまって申し訳なかったです。
アメリカ生活で最も嫌だった事
大学院で学んでいるにも関わらずマクドナルドのドライブスルーで正しく注文すらできないという、語学力不足からくる人生最大のジレンマ。
ナッシュビルのお勧めスポット
Seoul Garden:
東京にはここよりおいしい焼肉屋さんはいっぱいありますが、自分で焼くスタイルの焼肉を求めてよく通いました。
San Antonio Taco Co.:
学校向かいのTex - Mex を出す店。通称SATCO 。ここのグアカモーレたっぷりファジータが日常の食事のルーチンから無くなるのはさみしい限りです。
Woodlands:
Grove (住んでいたアパート) 近くの南インドベジタリアン料理レストラン。インド人の友人に勧められて行ってみたらはまりました。メニュー数は少ないですが、東京のダルマサーガラ等の有名店にも味では負けてないと思います。
Nashville Symphony:
クラシックを気軽な値段で楽しめるので大変お勧めです。学生仲間でよく行きました。
メッセージ
都会過ぎず、田舎過ぎないナッシュビルという都市で暮らしたことは、アメリカで暮らしたという実感を与えてくれました。また、ついてきてくれた妻と飼い犬のおかげで家族ぐるみの お付き合いが多いアメリカ生活を経験できたこともよかったと思っています。受験生の皆さんはぜひ情報満載のJBC のWeb サイトをご活用の上、Owen での留学生活を実りあるものにして いただきたいと思います。