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Class of 2012    企業派遣4名

企業派遣(保険会社勤務)

企業派遣(メーカー勤務)

企業派遣(金融機関勤務)

4 企業派遣(官公庁勤務)

プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 保険会社
【専攻志望】 Marketing ⁄ Finance
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

留学直前の1年間は、生命保険の新商品開発業務に従事しており、将来の画期的な新商品開発へ向けて、体系的にマーケティング、ファイナンスの知識を身につける必要があると考えて おりました。また、ミドルマネジャーとして組織を動かす仕事をする中で、総合的なマネジメントスキルを習得、強化したいとも考えるようになりました。自分の将来のキャリアについて 考えたときに、今の自分に欠けている「海外経験」、「英語力」、「人脈」について、MBA 留学を通じて獲得することができるのではないかと思ったことも大きな誘因です。
 

勉強方法

TOEFL

4月の半ばごろから渋谷にあるAGOS に通い始め、Listening、Speaking、Writing、Reading の全てについてiBT の受験対策をゼロから始めました。大学受験の時からEnglish に苦手意識を 持っており、また業務でもほとんど英語を使用することがない状況で、案の定、なかなかスコアも伸びず、ずるずると1月後半まで15回程度受験することになりました。 最後までListening とSpeaking には苦しめられ続け、最終的には最低限納得できるいスコアで出願することになりました。Listening、Speaking 等の英語力はMBA の通常 授業やDiscussion、Meeting においても必要になりますので、時間の許す限り鍛錬されることをお勧めします。

GMAT

GMAT についても7月頃からAGOS にて対策を行いました。最後までVerbal のスコアが伸びなかったこともあり、中山先生には個別レッスン等で貴重なアドバイスを頂きました。Verbal は SC、CR、RC と3つのパートに分かれており、それぞれがランダムに出題されると思いますので、本試験前はPrep で実践感覚を身につけることが大事だと思います。Math については、 マスアカで基本的な問題の考え方を理解しただけで、あとはPrep を中心に時間配分重視で対策を行いました。Math は50であれば全問正解する必要はありませんので、あわてず冷静に 問題を解答することが大事だと思います。AWA は基本的な内容をAGOS で押さえた後はTOEFL 同様定期的にWriting の練習を行うようにしました。GMAT スコアは偶然性もありますので、 一度の受験の結果に一喜一憂することなく、スケジュールに沿って着実に準備を進めてください。1ヶ月に一度の試験ですのでMotivation の維持が大変かと思いますが、将来の充実した 留学生活をイメージしてなんとか乗り切って頂きたいと思います。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
AGOS のエッセイカウンセリングサービスを利用して、10月後半から本格的にエッセイ準備に取り掛かりました。私の場合は、職務経験が9年間、3つの職務を経験していることも あり、エッセイの材料に困ることはなかったものの、基本的なフレームワーク作りやエッセイ課題の分析、エッセイ内容の深耕を中心にカウンセラーのJohn からアドバイスを頂きました。 また、留学経験のある先輩や上司にもチェックしてもらい、英語表現や内容についても助言を頂きました。最初の1セットが出来上がるまでは大変な作業だと思いますが、自分の強み弱みや 過去の経験等を振り返るよい機会でもありますので、時間を集中的に投下してよりよいエッセイを作成頂きたく思います。

・インタビュー
私はキャンパスビジットを2月に行いました(Vanderbilt University も含めて4校)。キャンパスビジットのメリットとしては以下の点が挙げられると思います。

1. 校風や授業の雰囲気を肌で実感することができること。

2. Face to face のインタビュー。表情、ジェスチャー、相手の反応等を確認しながら質疑応答することができ、英語力に自信のない自分にとって色々な意味で有効だったと思います。

3. 志望度のアピール(はるばる日本からAdmissions に会うためにやってきた)。

Owen の場合、Application 出願直前であっても、キャンパスビジット & インタビューを依頼することが できます。私も実際の出願は3月に行いました。また、ビジットの際には、在校生と食事をする機会もあり貴重な現地情報を入手できるとともにリラックスしてインタビュー本番に臨む ことができたと思います。キャンパスビジットは時間とお金がかかりますし、現職務との兼ね合いもあります。Admissions は日本人の留学事情をよく把握しておりますし、基本的には 電話インタビューで不利になることはないと考えて大丈夫だと思います。一番大事なのはインタビュー対策を怠らないということですので、忙しい時期ではありますが事前準備を お願いします。

 

Owen を選択した理由

理由は大きく3点あります。
1点目は、自分が専攻したいと考えているFinance やMarketing にOwen が注力している点です。伝統的にFinance に定評のある学校ですが、Marketing 等他の領域についても優秀な教 授陣を招聘する等近年力を入れております。Electives の多さやModule 制の導入等、クラス選択の自由度が高いことも魅力です。
2点目は、少人数制で学生と教授の人数比が小さい点です。アメリカ生活は今回の留学が初めての経験でしたし、英語力に不安のある状況でしたので、同級生や教授陣との距離が密接と いうのは重要な要素でした。入学後の実際のチームミーティング等でも同級生は協力的で個人的に本当に助かっております。
3点目はNashville の立地です。大都市すぎず田舎すぎない、治安や生活面での支障も少ないと在校生や卒業生の方から伺っていましたので、4月の結婚後に渡米予定の妻と私にとって 申し分ない場所だと考えました。

 

最後に

MBA をどのように活かすかは自分次第だと思います。過去の不祥事やサブプライムローンを起因とする金融危機以降、MBA に対する周囲の目も大きく変わりましたし、就職戦線や MBA 取得者、取得予定者の「ものの考え方」も年々大きく変化しています。2年間という貴重な時間をどのように使うのか、また自分の将来のキャリア形成にどのように活かしていくのか、 非常に困難な課題ではありますが、エッセイを書いていく中等で自分のFuture Goal と向き合うことも出てくるのではないかと思います。何はともあれ、自分を変えていきたい人、 新しいことに挑戦したい人は是非MBA の扉をたたいて頂きたいと思います。優秀な同級生とのこの緊張感ある生活を実際に体験して頂きたいと思います。志望校への合格を祈念しております。

プロフィール その2

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 製造業
【専攻志望】 Marketing ⁄ Strategy
【海外経験】 10ヶ月間海外に滞在した経験あり
【キャンパスビジット】 あり

 

動機

入社後、6~7年目くらいから、従来の枠を超えた異なる環境で、今までとは違った視点で、物事を考えるようになりたいと思いはじめると共に、論理的な思考能力や、体系だった知識を 習得したいと思ったことから、漫然とMBA留学に興味を持つようになりました。又、輸出の仕事をしていたことから、英語力や、英語での交渉能力にもっと磨かねばならないと感じ始め、 MBA の留学を決意しました。
 

勉強方法

TOEFL

準備が遅れ、スコアメークに苦しみました。GMAT と同様、予備校に通い、コツをつかむのがスコアメークのための最短の手段だと思います。自分はスタートが遅れ、8月から予備校に 通ったのですが、一ヶ月間予備校の授業を受けただけで、比較的スコアが上がりました。時間に余裕がなく、GMAT の準備に取りかからざるを得なかったのですが、TOEFL のスコアメークが 遅れるとGMAT の準備にも響くため、自己流の勉強に固執せず、早めに予備校の門を叩くことをお勧めします。

GMAT

良いスコアが出なかった為、適切なアドバイスは出来ませんが、早めに準備することをお勧めします。TOEFL よりも、GMAT を重視する学校が多いと思います。(但し、全ての学校に言える ことではないので、事前に志望度の高い学校については、重視する基準を調べておいたほうが良いです) Math は、マスアカデミーの教材で勉強し、Verbal は、イフの講義を受け、 Official Guide を繰り返し学習しました。テストを受けるタイミングも重要だと思います。自分は、最初の2回で大失敗したため、3回目以降は大変プレッシャーがかかりました。

エッセイ・インタビュー

ネタ出しをまずじっくり行った上で、予備校の学長と相談しながら、エッセイを作成しました。何度も推敲することを心がけ、コアのエッセイが出来るまではじっくり取り組みました。 インタビューはどちらかと、エッセイの延長のような気がしますので、エッセイを自分の言葉で書いていないと、インタビューでは単語が出てこず苦労すると思います。勿論、添削して もらうのも大事ですが、最後は、なるべくシンプルな内容で、自分自身が納得する単語や、言い回しでエッセイは書いたほうが良いと思います。インタビューは相手の目をみて、 大きい声で、熱意を持って伝えることを常に心がけました。熱意を伝えるのが重要だと思います。

 

Owen を選択した理由

規模も180人程度とさほど大きくなく、アットホームな空気に惹かれOwen に決めました。又、温暖な気候と、米国の中では、今後も成長の可能性を秘めている南部の立地も個人的には 魅力的でした。自分の評価基準は何かを明確にした上で、志望校、進学先を決めることをお勧めします。時間とお金が許す限り、志願後に志望度の高い学校をビジットされたほうが 良いと思います。2年間を過ごす場所であり、ビジットの前後で学校のイメージが一気に変わることもありますので、肌感覚を大事にしながら、学校選びをされたほうが良いと思います。
 

最後に

スコアが上がらないと、選択肢も狭まり、志望校の絞込みも難しくなるため、先ずはスコアメークに集中し、その後、志望校の絞り込み、細かい情報収集、エッセイの作成という 流れが良いと思います。自分はスコアメークが年明けまでずれこみ、2月の終わりくらいにOwen に志願しましたが、スコアメークが遅れるとスケジュールも後ろ倒しになり、精神的に 相当きつくなります。最後は、直感に頼ることもあろうかと思いますが、上述のとおり、あまり間接的な情報に惑わされず、自分の目で確かめながら、進学先を決定したほうが良いと 思います。合格までの道のりは時に、気が遠くなりますが、受験生の方は、最後まで諦めず、最善を尽くして頑張ってください。

プロフィール その3

【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 金融機関
【専攻志望】 Strategy ⁄ Finance
【海外経験】 なし
【キャンパスビジット】 なし

 

動機

金融機関にて、営業およびその企画に携わってきました。今後のキャリアを考えたとき、実践でばらばらと使っていたファイナンスやマーケティング等の知識を体系的に修得する 必要があると考え、また、海外に出て様々な人と会い色々な視点を養うには年齢的にラストチャンスと考え、その両方が満たせるMBA に挑戦するにいたりました。
 

勉強方法

TOEFL

仕事の兼ね合いもあり9月ころから本格的な準備を始めたため、スタートで出遅れた印象があります。iBT への対応が非常に難しく、最初の点数はショックを受けるほどのスコアだったと記憶しています。ただ、 TOEFL はGMAT と違い基本的にはやった分だけ点数が伸びていく(一定程度までは)感触があったので、毎日繰り返しトレーニンングを行うことを心がけました。方法論としては、 リスニングとリーディングを繰り返しトレーニングし点数を落とさず、ライティングでベストをつくす、という戦略でした。(スピーキングも半分はリスニングとリーディングの試験だと 考えていたため、スピーキング特有のトレーニングというと、ちょっとしたテンプレートを若干憶えたくらいです)結局何回受験したかわかりませんが、2月~3月に各校出願した後も 受け続け、4月に受けたスコアが最終スコアになりました。

GMAT

GMAT は、TOEFL と違い、やった分だけ成果として表れるというよりは戦略を持って望まないと点数があがらない試験と考えていました(特に私の英語力では)。VERVAL のSC が最難関で したので、YES に通いました。MATH 等については一通り関連書籍を読む程度でした。出来不出来の感触と点数が一致しないことから、個別の対策に時間をかけるよりもなによりGMAT Prep が最重要で あるという結論に達しました。Prep を使ってどのように間違ったらどのような点数がでるのかを研究しました。この研究のおかげでGMAT の受験が短期で終了できたことは、TOEFL が 致命的に遅れている中で非常に助かりました。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
Future Education Center を利用しました。この予備校では、MBA 受験全体のプロセス管理、アドバイスをしていただけたため、特にスタートが遅く、情報も不足していた私には 非常に有意義でした。TOEFL、GMAT からレジュメ、エッセイ、インタビューまですべてのプロセスにおいて、カウンセリングを受けました。色々な機関が同種のサービスをやっていますが、 時間とお金を考えて早めに頼りになるところを見極めることが肝要だと考えます。

・インタビュー
キャンパスビジットをする余裕がなかったので、電話インタビューを選択することになりました。携帯電話しかもっていなかったため、ハンズフリーとなるマイク等を 使って臨みました。電話の場合、思った以上に音を拾うので変な音を立てないように注意しながらインタビューを受けました。インタビューの内容自体は非常にオーソドックスなもの ばかりでした。やはり実際に相対したほうが色々なことが伝わりますので、残念ながら日本でのインタビューを行っていない本校ではビジットすることをお勧めします。

 

Owen を選択した理由

決め手になった理由のひとつは、少人数であり色々な人ととのコミュニケーションがとりやすいということです。また、ナッシュビルという街およびVanderbilt という学校自体が 非常に過ごしやすいように見えたことも大きな要因です(実際そうでした)。また、アメリカというといわゆる大都市しか訪問したことはなく、そういったところは大きく東京と 異ならないと感じていたこともあり、アメリカという異国での生活を感じる、また色々な視点を養うという意味でOwen を選択しました。
 

最後に

遅いスタート、時間が取れない環境など厳しい状況下での戦いでしたが、何とかたどり着くことができた、というところが本音です。色々なことがおき、絶望的な状況だと思うことが 何度もありましたが、あきらめずにやり通したことが吉とでましたので、どんな状況であろうともあきらめずに粘り強くやってみることをお勧めします。

プロフィール その2
プロフィール その3
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