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コメント その1

コメント その1

Class of 2012 KS (Marketing ⁄ Finance 専攻)

 

Owen の満足度とその理由

100%。Owen の特徴である緊密なコミュニティ、クラスメイトのオープンマインドかつフレンドリーなところ、スモールスクールならではの教授陣への風通しの良さ等、アメリカでの 生活が初めての体験だったにもかかわらず、十二分に環境に適応することができ、貴重な経験を得ることができたものと思います。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

自分がどう変わったかを一言で表現するのは非常に難しいと思いますが、価値観やモノの考え方、想像力に厚み、深みが加わったと思います。留学前には当然だと考えていた常識 ( 偏見?) がいかに小さな考え方だったのかということを多くのチームワーク等を通じて実感したように思います。むしろ、これからの自分をどのように変えていくべきなのか、自分の 目指すべき将来像をじっくりと見据えていく必要があると思います。
 

Owen 最も影響を受けた人物

Owen での授業等を通じて苦楽を共にした多くのチームメイトだと思います。バックグラウンド、国籍、人種等がそれぞれ異なるメンバーと様々なグループ課題を議論していく過程で、 新たな専門知識や価値観を身につけることができたと思います。また、チーム運営、リーダーシップのあるべき姿といった組織論的な要素についても実践、体感することができたと感じて います。
 

学生生活を通じて得たもの

多種多様なモノの考え方。Owen は他のMBA プログラムと比べると比較的International Students の割合は低いと思いますが、多くのアメリカ人とともに、Diversity にあふれた環境で、 生活、勉強することを通じて、日本国内ではほぼ経験することのできない、文化、芸術、スポーツも含めた多様な価値観、モノの考え方に触れることができたと感じています。
 

好きな教授

ランキングはつけられないのですが、以下の3名の教授を挙げさせて頂きます。

Robert Whaley:

Owen への入学を決意したときからWhaley 教授の講義は是非受けてみたいと思っていました。教授はVIX 指数やAlpha Index の開発等で世界的に著名であり、Equities Markets や Derivatives Markets で課される毎週末の課題には正直苦戦しました。しかし、授業スライドは丁寧かつ簡潔で幅広く内容を網羅していますし、数多くの実例やスプレッドシートを使った 演習を通じて身近にDerivatives を感じることができるようになったと思います。また、Whaley’s Tavern で行われるBBQ は教授の懐の深さを実感することができます。

Jeffrey Dotson:

私は個人的に彼の授業を3コマ ( Survey Design and Analysis、Customer Relationship Management、Pricing Strategy ) 受講したのですが、教授へのアクセスの良さは申し分ないものと 思います。定量分析の専門家ということもあり、コンジョイント分析や回帰分析等を実践的に活用できるレベルまで自らの能力を引き上げることができたと思います。また、CRM の授業は 私のバックグラウンドと密接に関連する部分も多く、今後の実務でも応用することができるものと考えています。

Luke Froeb

彼の授業スタイルについては賛否両論があるのではないかと思います。彼の授業によって10年余りの社会人生活で硬直していた私の地頭を柔らかくすることができたのではないかと思います。 日本で言うとミクロ経済学に該当するコア科目の担当教官ですが、基本事項を丁寧に押さえながらも、コールドコールを交えた学生との双方向のコミュニケーションを重視する授業スタイル は大変興味深いものがあったと思います。朝8時からの授業で受講者数が徐々に減っていく中ではあったのですが、毎週末の宿題も含め、個人的には結構鍛えられたと感じています。

 

お勧めの授業

Marketing Models:

私はマーケティング専攻ではあるものの、ほとんど知識のない素人レベルからOwen で学習を開始し、Dawn Iacobucci 教授のこの授業を通じてそれまで学んできたマーケティングの基本的 な内容を数量的かつ体系的に整理、構築することができたと感じています。教授は消費者心理分析の分野で世界的な権威であるにも関わらず、ユーモアを交えた授業スタイルや学生への 質問にも肌理細やかに対応してくれるなど共感を持つことができると思います。

Corporate Valuation, Corporate Financial Policy, and Mergers and Acquisitions:

上記3つの授業は全てCorporate Finance に関連する授業になります。Owen で受講した授業の中でも本当に有益な経験だった思います。個人的に企業評価について過去の職歴の中で取り 扱ったことがなかったこともあり、具体的な企業事例を使ったチームアサインメントには苦戦しました。チーム内でのディスカッションを通じて総合的なファイナンスの力、論理的に 物事を考察する力に磨きをかけることができたものと思います。いずれの授業も講義終了時点で確実に自らの力になっていると実感することができた授業だったと思います。

Corporate Strategy:

私はOwen ではストラテジーも専攻科目にできるほど講義を受講したのですが、Brian McCann 教授からはStrategic Management ( Strategy のコア科目) とCorporate Strategy の2科目を 受講しました。彼の持ち前のユニークさと共に簡潔なスライド・授業構成・ケース分析は受講生の興味を引き出すのに十分な内容だと思います。個人的には金曜日に設けられた International Students 専用のOffice Hours の時間を使って、金融業界やグローバル戦略について様々な情報や知識を頂きました。戦略論はどの分野、どの役職でも必須の科目だと 思いますので、個人的には大変有益な授業だったと感じています。

 

最もタフだった授業

LTO ( Leading Teams and Organizations ):

1年目のMod 1必修授業。個人的に英語が得意でない中で、最初はアメリカ人4名と組んだチームワークに想像以上に苦戦しました。コミュニケーション面のみならず、ライティング能力も 含め、留学を通じて更なる英語力の向上が必要だと実感した授業でもありました。幸いチームメイトが大変親切かつサポーティブなメンバーだったこともあり、今では仲の良い友人です。

 

Owen のここが好き

Community のバランスが優れている点。教授、学生、コミュニティ全体のサイズがほどよく、フレンドリーかつサポーティブな環境を提供してくれていると思います。
 

Owen への要望

特に今年はCraig Lewis がSEC のチーフエコノミストに任命されたことも影響しているのですが、Visiting Professor の授業の質やAccessibility がOwen の教授と比較してやや 劣ってしまう点。また隔年開講の選択科目については情報提供も含めてうまく調整してほしいと思います。
 

最も印象に残っているイベント

卒業式。2年間の集大成だったと思います。
 

アメリカ生活で最も楽しかった事

個人的にスポーツ観戦が趣味であることから、アメリカ4大スポーツ(MLB, NFL, NBA, NHL ) やカレッジスポーツ ( Basketball, Football 等 ) からMotor Sports ( NASCAR ) に至るまで 数多くのクオリティの高いゲームを観戦することができたと思います。また、巨大かつ美しいアメリカの国立公園を訪問することで、大自然の素晴らしさについて改めて感動したとも 思います。
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

言った者勝ち的な部分。全てではないと思いますが、某通信会社や某不動産会社との料金折衝も含め、主張しない顧客との間の公平性を担保できているのか、やや不安を感じました。
 

ナッシュビルのお勧めスポット

音楽。ナッシュビルですので、カントリーミュージックを堪能するのはもちろんですが、Nashville Symphony のクラシック音楽やその他にも様々なアーティストがナッシュビルを 定期的に訪れると思いますので、うまく時間を調整してリフレッシュしてほしいと思います。
 

メッセージ

留学を通じて痛切に感じることは、何事も実際に経験しないと本質を理解することは非常に難しいということだと思います。私がイメージしていた留学生活は、実際に経験したもの とは大きく異なっていましたし、自ら積極的に行動することで本当に様々なチャンスをものにすることができるのだと改めて感じました。

学問の面で言えば、今まで馴染みのなかった マーケティングにチャレンジできたことはこれからの大きな糧になったと思いますし、また英語に対しても正面から取り組むことによって少なくとも苦手意識を克服することができた のではないかと思います。

留学準備の段階から様々な制約を伴いますが、十分にその投資に見合うリターンを得ることができると思います。個人的には留学直前に結婚し、 様々な重圧に打ちひしがれている私を献身的にサポートしてくれた妻に心から感謝すると共に、家族のありがたみ、心強さを実感することのできた貴重な経験だったとも思います。 現在、留学を検討されている方には、是非勇気を持って新しい扉を開いて頂きたいと心から思います。

コメント その2

Class of 2012 SS (Strategy ⁄ Finance ⁄ Marketing 専攻)

Owen の満足度とその理由

75%。といっても学校やその生活に不満があったわけではなく、もっと色々なことに挑戦できたなあという意味での75%です。それだけ色々挑戦できる機会が与えられる学校とMBA 生活は、 非常に有意義なものでした。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

大きくは変わっていないと思います。ただ、この2年間、人生で最も多くの(世界中の)人と会い、話し、生活してきたことで、視野が大きく広がったことを実感しています。
 

Owen 最も影響を受けた人物

最も、といった形では絞れませんが、出会った多くの方々から影響を受けました。
 

学生生活を通じて得たもの

世界中どこでも人は大きく変わらないものだ、という認識を改めて持つとともに、肩書きも実績も関係ない中で自分が如何に貢献するかについて考えさせられたことは今後の人生に おいて大きな財産となりました。
 

好きな教授(Top 3)

Nancy Lea Hyer, Tim Vogus, Jacob Sagi (順不同)

全ての教授において共通することは、その知識量とそれにおごらない姿勢、そして何より毎回の授業の構成が非常に良く練られていることです。一定量知識がある人にも、ない人にも 学べることを提示する、というハイレベルなプレゼンはなかなか見れません。そのアクセシビリティーのよさも魅力です。プロのプレゼンテーションという意味でも大いに参考になった 教授達です。

 

お勧めの授業(Top 3)

1. Strategic Alignment of Human Capital (Tim Gardner):

授業の最初に自分の授業はDEMANDING である、と警告する教授ですが、その内容はうまく構成されており、時にみたこともないケースをもとに行う毎回のケーススタディも、非常に新鮮な ものでした。

2. Negotiation (Tim Vogus):

実社会で応用が利く知識と、その授業運営のうまさは感銘を受けました。若き看板教授の一人です。

3. Game Theory (Mike Shor):

家庭の事情により残念ながらOwen を去ってしまった彼ですが、ポイントをついたクラスマテリアルと授業構成は今後もOwen に引き継がれていくことと思います。

 

最もタフだった授業

Leading Communications:

授業の意図が時にわからず、モチベーションが持ちづらかったという意味でタフでした。しかし、本授業も仕組みや内容が次年度以降改良されてきているようで、良い傾向だと思います。

 

Owen のここが好き

良い加減のクラスサイズや協調性。
 

Owen への要望

専攻をまたがるような、ゼネラルマネジメントに軸足を置いた科目やプロジェクトがもう少しあってよいのでは。
 

最も印象に残っているイベント

ハロウィンとCap Ball は、特にアメリカらしい行事なので印象に残っています。
 

アメリカ生活で最も楽しかった事

車や徒歩ですぐいけるスポーツイベントやコンサート。ちょっとした空き時間を利用して、すぐ行ってすぐ帰れる様々な興行は、交通事情の悪い日本では得がたい魅力的な体験でした。 アメリカ北部のように流行のアーティストはなかなかきませんが、レイドバックしたアーティストをアメリカのこてこてのおっちゃんたちとみるのもナッシュビルならではです。
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

チップ。標準15%とはいまだに意味がわかりません。
 

ナッシュビルのお勧めスポット

Loveless Café やSportsman’s Grille。南部らしいこてこての肉料理とその雰囲気が存分に味わえます。ナッシュビルといったらカントリーミュージック(Bluebir Café や Station inn )とこういった雰囲気のレストランが一番おすすめです。
 

メッセージ

本当に貴重な2年間を過ごすことができました。ありがとうございました。

コメント その3

Class of 2012 KT (Marketing ⁄ Strategy 専攻)

Owen の満足度とその理由

数値化するのは難しいです。勉強面では、想像していた以上に授業のクオリティが高く、自然があふれる環境で学校生活を送れたことは本当にプラスであったと思います。後者は、 都会の学校にないオーウェンの大きなメリットだと思います。(都会よりも心に余裕を持てますし、誘惑も少ないでしょう。) なかなか学習以外の面で、様々なことにトライできなかった 点は残念でしたが、それなりに貴重な経験が出来ました。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

学校の活動だけに限定されないですが、価値観の異なる人達と接して、考え方の幅が少しは広がったと思いますし、対人的な面で以前よりは適応力がついたと思います。また自分の 能力や適正を客観的に評価出来る機会を持てたことが、自分にとって本当に良かったと思っています。授業やグループワークを通じて、得意なこと、苦手なことが今になってよく分かり、 自己の今後を考えるにあたり大変参考になりました。
 

Owen 最も影響を受けた人物

それぞれ、違う個性や良さを持っているため特定するのは、難しいです。それとは別に、異なる業界やバックグラウンドによって、価値観や考え方が随分違うことを頻繁に感じました。 これは文化のインパクトや多様性を理解する意味で良い経験でした。
 

学生生活を通じて得たもの

貴重な経験と友人
 

好きな教授(Top 3)

1. Bryan MaCann
2. Jeff Dotson
3. Luke Froab

 

お勧めの授業(Top 3)

1. Strategic Management (Brian McCann )
2. Corporate Valuation (Paul Seguin )
3. Marketing Model (Don Iacobucci )

 

最もタフだった授業

Managerial Finance
理解するまでに時間がかかり大変でした。

 

Owen のここが好き

・自然。リラックスして、のんびりしたところ
・個々のニーズにそってカリキュラムをカスタマイズすることが可能

 

Owen への要望

・設備面。学校の競争力を上げる意味でも、校舎は建て替えたほうが良いと思います
・国際留学生の比率が低い点 (もう少し増やしても良いのではないかと思います)

 

最も印象に残っているイベント

・USBCC
・最初のグループワーク (メンバーといろいろあったのが良い思い出です)
・グローバルフードフェスティバル

 

アメリカ生活で最も楽しかった事

・旅行。アメリカの国力、文化の多様性を感じることが出来ました
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

・選択肢が乏しい食事
・製品・サービスの質が低い

 

ナッシュビルのお勧めスポット

Hermitage (アンドリュージャクソン邸): プランテーション時代の古き南部の雰囲気を味わうことができます。
 

メッセージ

終わってみると22ヶ月は限られた時間なので、目的や達成したいことを明確にし、充実した学生生活を過ごされることをお勧めします。

コメント その2
コメント その3
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