プロフィール その1
【留学形態】私費
【出身業種】 金融(証券)
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 幼少時に5年(英語は苦手です)
【キャンパスビジット】 イベントにあわせて一回
動機
1. 世界各国からきた人と友達になりたい。
2. 渡米前にビジネスの面白さに気づいた。
3. 金融危機を経験し、ますますファイナンスに興味を持った。
4. 金融危機後のマクロ経済の展望を学びたい。
5. 金融危機の震源地のアメリカでアメリカの将来の担う学生が何を考えているのか知りたい。
6. ビジネス以外も学ぶことができる。
勉強方法
TOEFL
アゴスで準備しました。結果的に満足いくスコアまで伸ばすことができませんでしたが、仕事をしながら準備をする場合は時間を買う意味で予備校を利用するのがいいと思います。 iBT は読む、聞く、話す、書くと英語の総合力が問われますのでスコアアップに時間がかかりました。私は地道に英語の実力を上げていくという方法をとりましたが、その分時間がかかり ました。
GMAT
同じくアゴスで準備をしました。Verbal の中山先生の授業はおすすめです。他の予備校は利用していないのでわかりませんが、アゴスの(特に中山先生の授業の)良いところはビデオで 授業の内容を繰り返し聞くことができるところだと思います。授業で聞いて、なんとなくわかったつもりの知識を確実な知識へフォローアップすることができます。GMAT は専門用語 (語彙など)や特殊な用法(俗にいうGMAT 英語)がありますので、短期的に集中して勉強するのがいいと思います。私の場合は正月休みの4日間でGMAT に集中して、そのまま年明けに 受験したスコアが出願スコアとなりました。11月上旬→1月上旬で大幅スコアアップしましたので、短期集中戦略も可能だと思います。
エッセイ・インタビュー
エッセイ・インタビューともに他の予備校のカウンセリングサービスを利用しました。
勉強について最後にまとめますと、私はGMAT、TOEFL、エッセイとすべて時間不足でした。少し後悔しているのは、渡米して3ヶ月が経ちますが、基本的に英語の実力はもともと日本で 勉強したものの蓄積だと感じることが多いことです。つまり日本で英語の実力を上げておけば、当然ですが渡米後もかなりスムーズに生活、勉強が進みます。英語の準備が足りないと、 渡米後の最初の期間は英語の実力不足分のキャッチアップに時間が費やされてしまいます。私は時間を優先せざるを得ませんでしたが、時間に余裕をもって準備するのが理想的と感じます(当たり前ですみません)。
Owen を選択した理由
以下主観です。
1. キャンパスビジットした学校の中で一番協調的な雰囲気(international student に対しても)。
2. 小規模で迷子にならない。
3. Undergraduate やLaw など他学部も実力あり、知名度全国レベル。
4. 街が小さすぎず、大きすぎず。
5. Owen は2011年現在、上昇気流! Nashville の街も発展中。勢いあり!
6. Owen の中で日本人卒業生存在感あり。 7. 日産米国本社があったり、日本国総領事館があったりとNashville と日本との関係良好。
最後に
MBA は各校それぞれ特色がありますので、自分に合う学校を探すことを優先するのがいいと思います。そして、自分に合う学校でのMBA から一番多く経験、知識を得ることができるので はないかと思います。実際に学校に通ってみて、多くのアメリカ人学生がそのように学校を選択していることに驚かされました。
Owen に興味をもたれたら、積極的にビジットしたり、コンタクトをとったりすることをお勧めします。私はそのようにして合格をいただきました。遠慮なくJBC にもコンタクトください。 そして、そのような努力をスコア以上に評価してくれる学校だと感じています。
プロフィール その2
【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 金融機関
【専攻志望】 Finance
【海外経験】 海外旅行
【キャンパスビジット】 なし
動機
銀行にてセールス(資産運用、法人融資など)を5、6年間経験した後、MBA 留学を本格的に意識し始めました。自分自身のキャリアアップを考えたとき、これまでの知識と経験を 体系的に学び直す必要がある、と考えたからです。多様な価値観に触れることのできる留学生活を通じて視野が広がることも期待し、MBA 留学に挑戦するに至りました。
勉強方法
出願を予定していた年の5月からイフ外語学院に通い始め、TOEFL、GMAT、エッセーなどの全てについてサポートを受けました。純正日本人であったため、 当初よりTOEFL ではReading とWriting、GMAT ではQuantitative で高得点を維持しつつ、苦手セクションの伸びを待つという作戦で臨みました。その結果、希望するMBA に無事合格できた ものの、現在の生活ではListening とSpeaking で苦労している状況です。長い目で考えると、総合的な英語力アップを図ることがベターであることは間違いありません。
TOEFL
まずは基礎を固めることが先決だと考え、序盤は「英単語3800(旺文社)」と「Forest(桐原書店)」を利用し、単語および文法に大半の時間を費やしました。これらはGMAT でも 重要だと聞いていたので特に注力しました。その後、「CoreTopicGuide(LinguaForum )」での速読訓練をやり終えた頃からReading で高得点を維持できるようになりました。 Writing では事前にFormat を作成しタイピング練習を十分に行いました。使いそうな言い回しをリストアップしておいたことも効果的でした。実際の試験では、つまらない減点を防ぐため、 スペルや文法に細心の注意を払いました。Listening とSpeaking については平凡なスコアが続きましたが、最終的に秋の出願時には納得できるスコアを獲得しました。
GMAT
まずはSC の安定、Quantitative での高得点(マスアカ教材を利用)を目指しました。高得点獲得にはVerbal の伸びが必須ですが、Quantitative が疎かにならないよう特に注意しました。 RC、CR については、テクニックを一通り学習し、GMAT 教材が尽きた後は「テーマ別英単語(Z 会)」を利用しました。いずれのセクションでも結局は読解力次第だと感じていたため、 新しい英文に常に触れているように心がけました。時間管理も重要です。英語力があっても時間配分に失敗するとスコアは伸びないと考えていたことから、感覚を養うことを目的に GMAT Prep を計20回以上解きました。9月の初回受験以降、3回の受験まで非常に苦しい状況に陥りましたが、4回目の受験で奇跡的に高得点となり、無事GMAT 受験を終える ことができました。
エッセイ・インタビュー
エッセーの準備は秋の出願に間に合うよう取り掛かり、イフ外語学院のサポートを受けつつ、推敲に推敲を重ねました。仕事の都合上、キャンパスビジットができなかった私にとって、 情報源は学校HP と在校生との繋がりだけだったので、それらの情報をエッセーに織り交ぜ、第1志望であることに説得力を持たせました。インタビューは電話での実施となりました。 聞き取りづらい上に、ジェスチャーに頼ることもできないので、想定問答を事前に作成し準備を万全にして臨みました。なんとか無難に乗り切りましたが、時間とお金が許す限り、 ビジットをお勧めします。アドミッションへのアピールになるはずですし、Owen およびNashville の良さを直に感じることができると思います。
Owen を選択した理由
私がOwen を志望した理由は以下の通りです。
1. Finance 分野に定評がある
→ Owen の特徴であるHealthcare 分野の強さに加え、Finance 分野にも定評があります。
2. 勉強に専念できる生活環境
→ Nashville は都会過ぎず田舎過ぎない、南部の主要都市のひとつです。気候も温暖で自然に囲まれての生活は快適です。
3. 優秀な学生を引き寄せる奨学金制度
→ 奨学金制度が充実しており優秀な学生が多いとよく耳にします。他校を蹴ってOwen に来る学生も多いようです。ランキングには直接表れていないOwen の良い点かもしれません。
最後に
まだModule 1が終わった段階ですが、MBA 留学という選択は間違っていなかったと感じています。ここでは様々なバックグラウンドの学生が、様々な価値観を持って勉強しています。 経営学全般を体系的に学ぶことが唯一の目的であれば、国内で取り組んだ方が効率的かもしれません。しかし、MBA 留学での経験は、知識以上に人間の幅を広げてくれるものだと 確信しています。留学を目指すみなさんにとって、MBA 合格は大きな壁に感じられると思いますが、努力すれば必ず乗り越えられます。健闘を祈ります。
プロフィール その3
【留学形態】 企業派遣
【出身業種】 製造業(ヘルスケア関連)
【専攻志望】 Healthcare
【海外経験】 短期出張と海外旅行
【キャンパスビジット】 あり(2回)
動機
私は同じ会社で異なる職種(営業、広報、プロダクトマネージャー)を経験してきました。MBA 志望を強く意識するようになったきっかけは、海外での会議に参加した時です。ドイツの マーケティングマネージャーが各国代表を仕切る姿に感動を覚え、自分も将来グローバルな場面でビジネスを預かるリーダーになりたいと強く思うようになりました。それまでは、 なんとなく海外勤務(職種・国も曖昧のまま)を希望していましたが、自分の強みも分からない状態で、英語スキルの向上も仕事での必要に応じて英会話学校に通う程度でした。 ドイツの会議から帰国後、これまでの経験による延長線では考えていたキャリア形成に時間がかかりすぎると考えるようになりました。そこで、成長の速度と質を上げようと、仕事から 一旦はなれて集約された学び場として、海外でのMBA を目指すようになりました。経営に関するスキルを体系的に集中して学ぶことと、アメリカでヘルスケアのビジネスを含め、異文化に 自分を放り込んで環境変化の耐性を強化することが同時に実現できそうな場所としてナッシュビルにあるOwen に照準を絞り活動を開始しました。
勉強方法
TOEFL
予備校で基本的な試験対策を学び、その後は問題集を解いて復習するパターンでした。何も勉強せずに受験したTOEFL(2008年7月)では膝が震えるようなスコアを記録し、英語学習とテストそのものが凄く高い壁に感じたことを覚えています。最終的に提出したスコアに到達するまで 2年以上かかりました。基本的には多くのアプリカントの方々と同じようにTOEFL 向けの単語集(3800)の暗記とオフィシャルガイドから入りましたが、独学でのテスト対策では効率に 疑問を感じ、アゴスのパッケージを受講開始したのが2008年11月です。当時はWeb トフルの葛山先生が在籍されており、リーディングとリスニングについては問題対策を受講しました。 以降の勉強方法のパターンはここでざっくり掴めたと思っています。
振り返ると、絶対的なインプット量(単語、精読、シャドーイング)が足りていなかったと思っています。最後の2ヶ月で点数が伸びたのもGMATの勉強を集中したことによる相乗効果 だったようです。
GMAT
私はこの分野に関しては、非常にコメントしにくいです。。。8回も受験したのにスコアを大きく改善することが出来ませんでしたので。。。具体的なスコアはご勘弁いただくとして、 今でも学年最低スコアで入学したと思っています。経験談を申し上げるとすれば、受験に回数制限がある中でスケジュールはしっかりたてて欲しいという点です。腕試しの初回受験後は、 GMAT Prep などでレベルチェックをし、決してムダ撃ちをしないようにすることでしょうか。私の場合、マスアカとYES(SC 対策)を始めたばかりの初回受験(2009年9月)で低得点を たたき出してしまいました。勉強方法とスケジュールをしっかり練って臨まないといけないのに、さらに2ヶ月連続で受験するという暴挙に出てしまい、結果は初回同様のスコアをその後続けて2回出してしまう アプリカントとしては痛恨の試験機会のロスを経験しました。GMAT は365日で5回しか試験機会がありません。当時は1年経過すると5回の試験資格が復活すると勘違いをしていました。 後に飛び石的に資格が復活する度に受験せざるを得なくなり、後々の非常に効率が悪い試験対策を迫られました。
なかなかスコアに結びつかない中、2011年1月から、Affinity の野口先生の講座を受講し、戦略的な対策というのを知りました。受講4ヶ月後に予定していた9回目のGMAT は学校からの 合格が出たためキャンセルしたので、受講効果を定量的に出せていませんが、結果(スコア)は出せたのではと思います。
エッセイ・インタビュー
カウンセリングには、FEC の木下師匠のお世話になりました。師匠からは残りの人生のキャリア形成にMBA が本当に必要かを見つめ直すきっかけをもらい、留学の目的が明確になってからは、 出願戦略を含め準備をしっかりとることができました。私は複数の職務を経験しており、エッセイのネタには特に困りませんでした。
出願に際しては、日本の受験とちがい、スコアだけでは合格することは難しいです。レジュメとエッセイ、推薦状、そしてインタビューに至るまで一貫性が保たれているかが重要です。 学校の特色、それもweb サイトだけではなく、在校生、卒業生、アドミッション、学部の学生の話を聞きまくりました。様々な視点を知る程に学校への魅力、そして自分の取り組みたい 事が学校とフィットするかを明確にすることができました。結果的にアプリケーション全てに自分の熱意をしっかりと盛り込めましたし、インタビューでは学校への貢献について 質問されましたが、世界中のアプリカントで自分が一番貢献できるんだと自信を持って答えることができました。
Owen を選択した理由
大きな理由は次の3点です。
1. ヘルスケアMBA がある。
2. ナッシュビルがヘルスケア産業の育成に力をいれている。
3. 1学年200人未満の小規模スクールである。
最後に
はっきり言って、テストのスコアは悲惨でした。それでも最後に合格を手にする事ができたのは、学校関係者との徹底したコミュニケーションと自分の売り込みだったと考えています。 もちろんOwen はスコアだけではなく、人物を総合的に考慮していることは感じましたし、最後まで私をプッシュしてくれていたアドミッションの審査官には今でも大変感謝しています。 アドミッションからはGMAT スコアの改善要望を出され続けましたが、最終的に9回目のGMAT 受験前に合格通知が届きました。
スコアが低くとも合格できましたが、渡航してからの授業やクラスメートのコミュニケーションに英語は重要なツールです。幸い私は仕事で英語を使う場面が多くなっていたので、 コミュニケーションについては少しアドバンテージがありました。経験則からスコアづくりだけではなく、渡航後も使える英語学習が重要だと考えます。
私も典型的なTOEFL 対策から始めて、スコアが中々あがらず、中途半端にGMAT に手を出し、地獄のスパイラルに入り、エッセイ準備もできないまま1年が経ち、結局出願を1年延期した 経験があります。仕事をしながらの出願対策は二重、三重のストレスを伴いますので、心身のメンテナンスを施しながらあきらめずに取り組んでください。