プロフィール その1
【留学形態】企業派遣
【出身業種】保険会社
【専攻志望】Finance ⁄ Strategy
【海外経験】海外トレーニーとしてフランス・パリに約1年滞在(2008年)
【キャンパスビジット】あり(2月のDiscover Weekend )
受験スケジュール
8月初旬:社内選考でMBA 候補に選ばれる
8月末:TOEFL 初受験(11月中旬までに計4回受験)
9月:AGOS 通学開始(TOEFL クラス、GMAT Verbal クラス、エッセイ指導)
9月末:GMAT 初受験(1月初旬までに計4回受験)
12月:エッセイ、推薦状等の準備(計7校に出願)
1月上旬:アプリケーション提出
2月中旬: Owen を含め4校にキャンパスビジット
3月中旬: Owen から合格通知を受ける
動機
社内では海外オペレーションの管理業務に長らく携わってきましたが、国内市場の縮小が避けられない中で海外事業拡大を含めた経営戦略の転換が必要だと常々考えており、 米国の企業経営の手法を学ぶことで経営戦略の企画に携わる仕事をしたいと考えたことがきっかけです。また、幸いなことにMBA ホルダーの上司から海外留学の話をよく聞いていたことも あり、MBA への憧れが強かったという要因もあります。
勉強方法
TOEFL、GMAT、エッセイをほぼ同時に取り掛かる必要があったため、とにかく時間との勝負でした。週末はほぼTOEFL、GMAT の勉強に費やしたほか、平日も通勤電車の中や早朝の 喫茶店などで問題を解いたり、リスニング教材を聞いたりするようにしていました。いつまでに何をどこまでやるかといったタイム・マネジメントが重要だと思います。
TOEFL
中でもリスニングに苦戦しましたが、AGOS で教えていただいたシャドウイングを地道に続けることで徐々にスコアが伸びました。シャドウイングをすることで語彙力や文章構築力も 向上し、スピーキングのスコア向上にも役に立ったと思います。また、ボキャブラリー対策としては「TOEFL テスト英単語3800 改訂新版(旺文社)」を繰り返し暗記しました。 TOEFL は時間をかければかけるほど点数は伸びていくと思いますので、早めにTOEFL 対策にとりかかることをお勧めいたします。
GMAT
GMAT には最後まで苦しめられました。時間をかければ点数が上がるという試験でないことは間違いありません。麹町の試験センター前で幾度となく足が止まったことが 今でも忘れられません(笑)。VerbalおよびAWA はAGOS およびオフィシャルガイドブックで、Math はマスアカおよびオフィシャルガイドブックで準備しました。Math およびAWA は ほとんど勉強しなくても安定して得点が出せたものの、Verbal がまったく伸びず、「この試験はいったい何なんだ?」と大いに悩まされました。Prep 試験を10回以上繰り返し 解きましたが、結局は希望の点数は残せませんでした。時間的な余裕があれば、基礎的な文法事項の確認にもっと時間を割くべきだったかと思います。
エッセイ・インタビュー
エッセイ・推薦状はAGOS のカウンセリング・サービスを使用しました。インタビュー対策としては、キャンパスビジット直前期にベルリッツのプライベート・レッスンに通い話す 練習をしました。1月上旬に出願書類を提出した後、1週間ほどでインタビュー・オファーが届き、電話もしくはオンキャンパスでのインタビューを提案されました。留学先の大学は 入学前に自分の目で見ておきたいという思いから、2月中旬に開催されるDiscover Weekend というMBA 説明会でのインタビューをアドミッションにお願いしました。ビジット中には日本人 在校生の皆様から多くのアドバイスをいただいたおかげで、万全の態勢でインタビューに挑むことができました。また、インタビュー前に美しいキャンパスを目の当たりにして感動した ことも、インタビューへのモチベーションアップに貢献したと思います。インタビューは約30分で、質問は基本的なもの(Why MBA? Why Owen? )のみでした。インタビュアーも非常に フレンドリーでリラックスした雰囲気の中でインタビューを受けることができたと思います。
Owen を選択した理由
MBA フェアや学校説明会などでお会いした日本人在校生・卒業生の皆さんからOwen の協調的なカルチャが滲み出ており、Owen とのFit を強く感じたというのが最初の理由です。 実際にMBA 生活を始めてからもグループ課題への取組みやネットワーキングの場でも協調的でアットホームな雰囲気を感じます。また、選択科目が非常に充実しており、自分の関心に 沿ってプログラムを柔軟に構築できるという点も大きな魅力でした。入学から2か月後に始まる第2モジュールから選択科目を取ることができ、早期に専門性を磨くことが可能です。 私は早速、Corporate Valuation(企業価値評価)という選択科目を選びました。また、なんといってもNashville という街の魅力も忘れてはいけません。大きな街ではありませんが 必要なものは十分揃います。また、アメリカにいることを忘れてしまうほどに治安も良く、夜遅くでもOwen の周辺は多くの人が出歩いています。非常に落ち着いた雰囲気の中で勉学に 専念することができる場所だと感じます。
最後に
8月に社内選考に受かってから翌年3月にOwen から合格通知を受け取るまでの間、仕事と受験に追われ、これまでの人生の中で最も忙しい日々を過ごしたと思います。苦しい日々では ありましたが、現在の充実したMBA生活を考えると、あきらめずに最後まで粘り強く取り組んで本当に良かったと思います。皆様の中にも辛い思いをされている方がいらっしゃるかと 思いますが、自分を信じて最後まで頑張ってください!
プロフィール その2
【留学形態】企業派遣
【出身業種】情報通信
【専攻志望】Operation ⁄ Strategy
【海外経験】短期留学(高校生の時にカナダへ3ヶ月)
【キャンパスビジット】あり(2月下旬 インタビュー時)
受験スケジュール
2010年12月末:社内選考でMBA 候補に選ばれる
2011年1月末:TOEFL 初受験(9月中旬にスコア確定)
1月~5月:AGOS 通学開始(TOEFLクラス)
6月~:GMAT・Verbal クラス、エッセイ指導
9月:GMAT 初受験(3月初旬までに計5回受験)・エッセイなど作成開始
1月上旬:アプリケーション提出
2月下旬:Owen を含め3校にキャンパスビジット
3月中旬:Owen から合格通知を受ける
動機
・高校の時に経験した短期留学でとてもよい経験ができたため、また機会があればぜひ留学したいという思いがありました。また、学生のころからMBA に漠然とした憧れはありました。
・大学時代は工学部だったので技術系で就職をし、エンジニアとして勤務する日々でした。その中ではどうしても「技術としてはどうか?安くできるか?」ということに注視しがち でしたが、どんなサービスが売れるのか?投資したお金がどのように経営に与えるのか?など経営についての知識を体系的に学びたいと考えて社内の留学選考に応募しました。
勉強方法
・企業派遣の選考結果が2010年12月に出たので、2011年1月から勉強を本格化
・アゴスにてTOEFL 対策 ⁄ GMAT 対策 ⁄ 出願対策を行いました。
・TOEFL の演習 ⁄ インタビュー練習では、Web 上で提供されているサービスも利用しました。
TOEFL
・初めての受験(1月下旬)結果は、散々な点数でした。1月~アゴスのTOEFL 対策コースの授業へ通い始め5月までですべての授業をとり終えた後、演習をしていきました。
・テストについては次に受験できたのが5月でした。初回があまりにも低い点数だった分すぐにスコアはあがりましたが、8月くらいまでは点数が停滞したため(特にリスニング・ライティング) Web TOEFL にて対策を実施。(Listening Delta ⁄ Writing Independent ⁄ Writing Integrated ) これを始めたからかは分かりませんが、9月で目標スコアに到達したため、GMAT および 出願対策へと軸足を移しました。9月で点数が上がった理由ですが
1. 演習量が足りなかったので、8月の演習が有効だった
2. Listening シャドイングの効果がやっと出てきた
3. GMAT の対策コースに6月から通っていたので、リーディングスコアが安定してきた
があるかと思っています。
・各セクションのベストスコアをあわせれば110点近かったので、もっと点数がとれるはず!と思いずるずると試験は受けてはいました。ただ、受ける学校がTOEFL の点数を要求して いないのであればこだわり過ぎない方がよいと思います。皆さんご存知のとおり、ネイティブは受けない試験でありTOEFL の点数がよいだけで合格するということはありませんので、 早くGMAT および出願資料作成へ移りましょう。
GMAT
・もっとも苦労したセクションです。アゴスのコース終了後は、学習法にのっとって勉強をしましたがスコアは伸びませんでした。結果的に1回目受験のスコアで出願しました。 9月ごろの初受験から始まり5回受験しましたが、苦い思い出ばかりです。
・当然英語力があるにこしたことはありませんが、ある一定度以上の英語力があれば、英語力がなくて解けないということはないと思います。ゲーム的な要素も大きい試験だと思います ので、しっかりと戦略を練ることが重要です。
私自身、単語力や速読力など英語力の面では5回目の受験時のほうが高かったとは思いますが、点数は伸びませんでした。
エッセイ・インタビュー
・エッセイ ⁄ 推薦状はアゴスのカウンセリング・サービスを使用しました。
・インタビュー対策は、ある程度数をこなすことも必要だと感じたこと、1月に入り通学などの時間をかけずに対策をしたいと思い、スカイプ(Mattew )でインタビュー練習をしました。 価格も良心的で、有効だったと思います。話す内容も大切ですが、日ごろ英語を話すということになれていない方にとっては練習量も大切だと感じました。
・インタビューは、2月の下旬にキャンパスビジットをした際に行いました。キャンパスビジットは時間が許せば、ぜひ実施したほうがよいと思います。学校の実際の雰囲気を確かめる だけでなく、学校のある町がどのようなところなのかを知ることができる貴重な機会です。留学では勉強することも大切ですが、それ以外の経験(学校外での活動など)も大きな要素だと 思いますので、皆さんの得たい経験ができる町なのかを実際に目で見て確かめることをお勧めします。
Owen を選択した理由
・スモールスクールでアットホームな雰囲気にとても惹かれました。実際に学校が始まって交流をしていく中でも、強調的な同級生が多いように感じます。また、教授との距離が 近いのも魅力です。みなさんのアクション次第では得られる経験も大きく、色々な可能性を秘めていると思います。
・モジュール制で、科目選択の自由度が高いのも魅力です。短期間で1モジュールが終わるため授業の予習・復習は大変ですが、自分の希望に合わせてフレキシブルに授業選択が できるのはよいところだと感じています。
・ナッシュビルという町も魅力的でした。大きな都市に比べると娯楽という面では物足りないという同級生も多いですが、落ち着いたとても住みやすい町だと思います。 ほかの都市にも色々行ったことはありますが、住んでみてナッシュビルの良さを感じています。
・学校自体のランキングも上昇傾向にあるところにも勢いを感じます。同級生の中でも、ほかのトップスクールと比べた中でOwen を選んで来ている人も多いです。
最後に
社費派遣の方も私費の方も、仕事と両立して対策をするのはとても大変だと思います。私自身も受験対策が佳境の中、部署を異動したためとても忙しい日々を過ごしました。 思い通りに勉強の時間が確保できなかったりすると、周りの方と進捗状況を比べたりして不安になることもあると思いますが、自分自身を信じて頑張ってください!MBA を志す理由も 様々ですが、合格へ辿り着く道のりも様々です。努力すれば、必ず結果はついてきます。
皆さんとキャンパスでお会いできることを楽しみにしています!!