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プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】企業派遣
【出身業種】製薬(MR )
【専攻志望】Healthcare
【海外経験】年一度の旅行程度
【キャンパスビジット】あり(Discover Weekend 中のInterview )

 

動機

社内FA のようなシステムを使って海外勤務職の面接を受けるも「国内のMR の経験しか無く、また日本にしか住んだことが無い人に海外でどんな仕事が出来るのか?」と言われて、 気持ちと体力の面以外は何も説得できる材料を持っていないことを再認識しました。その後たまたま会社でMBA 留学のサポートプロジェクトが立ち上がり、MBA の二年間の経験と知識が、 私の目標とするキャリアを手に入れるためにベストだと考えました。
 

勉強方法

純ドメ & 高齢アプリカント(40歳)ですので、テストにはかなり苦労しました。

TOEFL

納得のいく点数が出ないまま終わってしまいましたので、あまりお伝えできるようなことがありません。各セクションのベストを揃えられる「運」が大事だったのでは、と 思いたいところですが、単なる実力不足だと思います。ただ、R → L → W の流れで少しずつ進歩してきていたように感じていました。 業務の都合で社内応募を一年遅らせたこともあり、 最初の一年に3800で単語を徹底的に覚えました。が、記憶の持続力が短く、二年間にわたりずっとやっていたような気がします。

GMAT

言い訳としては両方のベストが揃わなかった、というのもあるのですが、こちらも実力不足でした。Verbal はAGOS の中山先生とYES の 吉井先生にお世話になりました。吉井先生に英文法の基礎を、また二人の先生からいろんな角度から考えた解法を教えて頂く事で、より正解にたどり着く確率が上がったような気がしますが、 もっと点を取っておられる方のご意見をご参考ください。Math はほとんど何もしていない1回目で目標スコアが出たので、V に集中して時間を使っていたら、 V が良いときに限っていまいちなスコアになってしまいました。

エッセイ・インタビュー

Future Education Center の木下さん(現在はL - ink )、ビジネスパラダイムの皆様にお世話になりました。頭の中で考えたことを話してみる、また聞いた人の反応を見ながら練り直す、 という作業のサイクルが必要なのだと思います。相対評価の面も合格をもらう為にはあると思ったので、自分の強み・弱みが他の日本人アプリカントと比べてどこにあるのかを 特に意識して組み立てました。スカイプの英語レッスンも活用しました。

また現地でOwen 含め4校にインタビューして頂いたのですが、その前日に在校生の方々に、自分の応え方などに ついて各校の特徴に添ったアドバイスを貰ったことは非常にありがたかったです。ネットやセッションだけではわからなかった、各校がプライドを持っている部分が良くわかったので、 面接に反映しやすかったです。ぜひVisit して直接話を聞かれることをお薦めします。

 

Owen を選択した理由

・卒業後に製薬会社に戻ることからヘルスケアビジネスに関する知識を、出来る限りたくさん得たかった。
・医学部との関係も強いことが感じられ、ヘルスケアに関連する学外の人脈も得られそうだった。
・Nashville には医療系のベンチャー企業も多いので、ビジネスシーズを見つけられそうな気がした。
・Discover Weekend の際、Dean やAdmission のスタッフが非常にフレンドリーだった。パーティーには在校生も数多く参加していたが、そのほとんどの人のファーストネームや背景を Dean とスタッフが覚えていて、普段からコミュニケーションを取っていることが一目瞭然だった。事実、空港でばったりあったスタッフが、入学前にも関わらず、 私の名前を既に覚えていたことには感動すら覚えた。アメリカ人でも在校生はもちろんのこと、受験者でさえも「英語の不出来な学生をサポートしよう」という気持ちが伝わってきたので、 ここならやっていけるかも、と感じた。
・家族と一緒に渡米するつもりだったので、街の治安が良いことは必須条件だった。また出来れば気候が温暖な地域、大都会ではない都市に住んでみたかった。

 

最後に

受験の真最中は「どうやったら合格できるのか」と、条件を整えることや手段ばかりにこだわって途方に暮れることも多かったですが、終わって振り返ってみると、学校側だけでなく 私自身も学校を選んでいたことに気がつきました。点数やバックグラウンドから考えて受験可能と思える学校でも、志望動機のエッセイが全く書けない学校もありました。 文字で表現すると、良く言われるようにFit 感や縁という漠然とした概念になってしまうのかもしれません。ご自分の価値観と合致するメリットを得られるビジネススクールを 見つけられれば、多少点数などが届いていなくても受かるように思いますし、在学中の二年間が実りの大きい物になるように思います。もしその学校がOwen であるならば、 在校生としては非常に有り難く思いますので喜んでお手伝いさせて頂ければ幸いです。

人生の中の貴重な時間とお金を費やすのですから、皆様の受験が実り多き物になられることを心より祈念申し上げます。

プロフィール その2

【留学形態】企業派遣
【出身業種】建設業
【専攻志望】Finance ⁄ HOP
【海外経験】海外旅行3回
【キャンパスビジット】あり

 

動機

建設業(ゼネコン)の事務系職員として、コーポレートファイナンス、海外プロジェクトのリスク審査、M & A、工事現場勤務等に従事していました。その中で、建設業が ドメスティックな産業として、今後も日本国内に軸を置いて戦っていくというのは、マクロ的な側面から考えても無理があると感じていました。「技術はすばらしいがビジネスが 上手くない」という日本の建設業の現状を打開するために体系的なビジネス知識を習得するという組織的理由、知的満足とキャリアアップという個人的理由、以上2つの理由からMBA の 取得を考えるようになりました。
 

勉強方法

社内で正式に留学候補生として選抜されたのが8月でした。そこから出願まではただただ時間との勝負でした。準備には少なくとも1年+ α かけることをお勧めいたします。

TOEFL

中学1年生のころに英語の苦手意識を持ってから、絶えず逃げ回ってきたつけがここになって表面化しました。社内選考プロセスが始まった5月以降12回受験しましたが、 各セクションのベストスコアが揃わず結局10月に目標点数に満たないスコアで出願しました。 私の場合は基本的な英語力がなかったため、よい結果にはなりませんでした。

・Reading & Listening
いわゆる大手予備校の戦略・総合対策のようなコースは受講していません。TOEFL アカデミー(秋葉原)で演習コースを受講して問題演習を繰り返すのみでした。また平行して語彙力を 強化、ディクテーション、1.5倍速での速聴訓練を行いましたが、スコアのボラティリティが大きく、安定しませんでした。私は、知らない単語が出てくるとそこで気持ちが切れてしまう 悪い癖があったのですが、結局直りませんでした。

・Writing
Integrated はAgos でもらったテンプレートを使用、Independent はいろいろな本を参考に自前のテンプレートを使っていました。添削サービスは使いませんでしたが良くも悪くも 安定していました。TOEFL はコンピューター採点があるので語数も大切です。キーボードの合う合わないがあるのでタイピング練習も重要だと感じました。

・Speaking
Agos の演習クラスを2回受講しました。非常に実践的なクラスであり、その場でネイティブ講師からフィードバックをもらえることから大変有効であったと 思います。それまではひたすら一人で喋り続けるだけでしたが、私のように海外経験のない人は個人練習の量も重要だと思います。

GMAT

TOEFL に続き、こちらも時間との勝負でした。留学候補生として選抜された8月以降ほぼ毎月受験し続けました。 割と早く予備校に通ったものの、なかなか試験を受ける時間がなく、教えていただいたことを忘れてから受験を開始して失敗していました。Verbal 以外は何の問題もないのに・・・という ところで大変歯がゆい思いをしました。

・Math
マスアカを1度解いただけですが50を安定してとることができました。GAMT prep の問題は本番に比べるとかなり易しい印象があるので、本番の問題に面喰わないようご注意ください。 中学受験を経験された方は算数テクニック、高校受験で徹底的に数学を勉強した方は幾何学テクニックでハイスコアレンジの問題も一瞬で解けるものがよく出ます。 あとは、Date Sufficiency 独特の考え方になれればOK です。最終回は、Verbal 対策のため約2ヵ月Math にノータッチにしてしまったため瞬発力が低下し、本番で少し焦ってしまいました。 得意な方も感覚を養う練習はお忘れなく。

・Verbal
Agos、Affinity にお世話になりました。本当に苦労しましたし、結果も伴いませんでした。夏以降業務の関係で勉強時間がとれず、かといって、毎月受けないと間に合わないという 悪循環に陥りました。きちんと勉強せずに受け続けた結果、散々なスコアが続きましたが、年末にaffinity の野口先生の個別指導を数回お願いして弱点の把握と戦略的な 試験対策を伝授していただきました。私の場合CR はハイスコアレンジでもほぼ間違わないものの、SC の正当率が半分にも満たないという致命的な欠陥がありました。 悔やまれるのは12月まで業務の関係で勉強時間がとれず、OG 含めて問題演習の量が他の方に比して明らかに足りなかったことと、Agos で教えていただいたことを忘れ、 変な解法のクセが付いてしまっていたことです。特にSC は予備校や先生毎にスタイルがあるので、自分に合う解法を伝授してくれる先生から指導を受けられるかどうかも鍵になると 思います。

・AWA
自作テンプレートを使っていました。練習したり、添削指導を受けたりはせず、テンプレートの暗記のみでぶっつけ本番でしたがスコアはで安定していました。 パターンは決まっているので、argument の構造を見抜いて議論の欠陥(私はいつも3点挙げていました)を見つけるのに2分、後はひたすら書き続け、最後の5分で見直す、 この時間配分でした。毎回構造を考える時間はないので、定型化作業も重要だと思います。Math やVerbal に比べて評価対象としての比重は低いという話を聞きますが、 試験の最初のセクションですので、ここでいい流れを作りたいといつも考えていました。

・IR
私たちclass of 2015からの新セクションです。これといった対策はせず、ぶっつけ本番でしたが6で安定していました。数字に抵抗がない方は半分ぐらいの問題がすぐに解けると 思うので、そこで時間を稼いで、読解系の問題に時間を割くのがよいと思います。正直なところ、このセクションが各校にどのように評価されているかは不明です。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
社内選考を通過した8月から準備を開始しました。いわゆる大手予備校のカウンセリングサービスは使わず、知り合いに紹介していただいた日本在住のアメリカ人の方にカウンセラーを お願いしました。毎週末その方のご自宅に伺って、エッセイの添削、ネタだしを行うというスタイルです。カウンセリングを通して、MBA を志す理由、長所短所、学校を選ぶ理由などを 徹底して深める事が出来たと思います。メールでも電話でも、いつでも親身に相談に乗ってくださる方であり、またMBA 志望者のカウンセリングについて豊富な経験をお持ちであったこと から、的確なアドバイスをいただくことができ、大変助かりました。カウンセリングの中で自然とインタビューで聞かれるようなネタについてもしゃべり続けいたので、 後々非常に助かったと感じています。
エッセイは、
1. 問いが何を答えとして欲しているのか
2. エッセイの方向性は正しいか
3. どのような具体例を入れるべきか
といった部分を しっかり見極めたうえで進めていくことが大前提になりますが、私たちノンネイティブの英語力では見極めに限界があるので、自分の目標とするスクール合格のために親身になって カウンセリングを行ってくれるカウンセラーを探すことも重要であると思います。

・インタビュー
年明けからAgos でインタビューカウンセリングを受講しました。また時間を見つけて、一般的な質問(why MBA? Why this school? )については、毎日練習していました。 私はスコアが素晴らしい訳ではなかったので、visit したうえで面と向かってアピールすることを決意し、2月に渡米、インタビューを受けました。
Owen のインタビューの前に 2校のインタビューを終えていたので、それほど緊張はしませんでしたが、正直なところ、インタビューはかなりタフでした。通常の回答をもう1段掘り下げるために、 why? と何度もきかれました。一方で想像もしていないような質問もたくさんありました。ただ、特に詰まることもなく、楽しくたくさんの会話をすることができた、というのが 個人的な印象です。(30分の予定のところ、1時間弱お時間をいただきました)
通常の質問への準備だけでは対応しきれない内容を含むことも予想されるので、自分の考えを英語で 話す練習を積んでおくのが良いかもしれません。

 

Owen を選択した理由

・小規模スクールであるため、密なネットーワークが築ける。
・選択科目が豊富である。
・Nashville の雰囲気、緑あふれるキャンパス。
・日本人在校生の方々のサポートが素晴らしかった。
・都会過ぎないため勉強に集中できる。
・あの交通環境なら、ペーパードライバーでもなんとかなる気がした。

 

最後に

学生時代の受験勉強と異なり、MBA 受験は非常に制約条件の多いプロセスです。学生時代のように勉強だけをしていればよい訳ではなく、毎日仕事をしなければならず、急な残業や 仕事のために試験を受けられなくなったり、予備校に行けなくなったりすることもあります。受験環境は個人差が大きく、予備校で出会う他の受験生の環境が羨ましくなったりすることも ありました。しかし、それを乗り越えた後には、真剣にビジネスを学ぼうとしている優秀な学生、世界トップクラスの教授陣の中で、2年間知的トレーニングを積む機会を得ることが できます。これは、精神的・時間的・金銭的費用という投資を考えても、十分なリターンとなると思います。私の体験が、受験生のみなさんが無事合格を勝ち取るための一助となれば 幸いです。

Good Luck!

プロフィール その3

【留学形態】企業派遣
【出身業種】証券
【専攻志望】Finance ⁄ Strate
【海外経験】なし(定期的な海外出張、旅行)
【キャンパスビジット】あり(2月下旬、Skype インタビュー後)

 

動機

証券会社のアナリストとして、海外の同僚とのコワークや海外顧客とのミーティング経験はありましたが、なんとか業務をこなしてきたという印象が強くありました。そのため、 英語でのコミュニケーション能力を上げ、将来的に一段とグローバルに活躍できる人材になりたいと思い、海外でのMBA を志しました。様々な価値観の学生が集まるMBA の環境に非常に 惹かれました。また、入社以来「走りながら学ぶ」ことはある一方、今一度体系的にファイナンス等の知識を学びたいと思いMBA を志望しました。
 

勉強方法

社内候補生に選ばれた3月以降本格的に勉強を開始し、テストは翌年1月まで受け続けていました。TOEFL にも苦労しましたが、特にGMAT に苦労しました 。

TOEFL

最終的には目標スコアに到達しましたが、23回も受験したため、もう少し早く切り上げて、他の準備にとりかかるべきだったのではないかと反省しています。

・Reading
「英単語3800」のLevel 3までを覚えました(難しすぎてLevel 4まではやりませんでした)。
同時に文章を多く読むために、Z 会のリーディング教材を使いました。問題形式が本番と やや違う点は難点ですが、幅広い分野の内容を読むという意味では役に立ちました。

・Listening
Web TOEFL のリスニング講座を受講し、教材であるDelta の問題文を聞き続けました。その後、Barron’s のリスニングセクションを聞くようにしていました。

・Writing
たただただテンプレートを覚えました。エッセイを書くようになってから点数が安定して高く出るようになった気がします。

・Speaking
E4TG に2 ヶ月通い、その後も反復練習を繰り返しました。

GMAT

苦労しました。高い点を目指す方はもっと良いアドバイスがあるかもしれませんが、あくまでご参考までに記載させていただきます。
1回目 (9月) にある程度の点数をとれたため油断していましたが、その後2回目・3回目・4回目もスコアは伸びず、最後の5回目 (1月) でなんとかスコアを確定することが できました。あくまで主観ですが、あまり噂に惑わされず自身のスタイルを見つけることが大事ではないかと思います。SCだけで良い、最初の30問だけで良い等々、色々な話が ありますが、自分の得意不得意を見つけるのが大事ではないかと思います。私はAffinity 英語学院の野口先生とVerbalの戦略を議論させていただき、最終的には更なる高得点を 出せたのではないかと思います。
Verbal ではAGOS の中山先生、Affinity 英語学院の野口先生にお世話になりました。SC はAGOS の教材と授業を通じて文法の内容を定着させるようにしました。CR とRC ではAffinity に通い、 野口先生から体系的に教えていただけたので良かったと思います。点数が伸び悩む中で、Affinity に通い、自分のペースを維持しながら勉強をできたのは精神的に非常に助かりました。

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
エッセイカウンセリングは江戸義塾のEdにお願いしました。9月頃から本格的にエッセイ執筆を始め、少しずつ進めていきました。Ed の良い点は、
1. スコアが低くても見捨てず対応して くれる
2. これまで多くのアプリカントを顧客してきたため、様々な学校に関するノウハウがある
という点だと思います。
一方、(どのカウンセラーもそうかもしれませんが) 出願ピーク時におけるリアクションが遅さと詰めの甘さなどにはやや不満もありました。私見ですが、英語があまり得意でない方は日本人のカウンセラーの方にお願いするのも一つの 方法かもしれません。

・インタビュー
準備として行ったことは、まず基本的な20 問程度は暗記してすらすら言えるようにしました。もっと多くの質問を暗記するという話も聞きますが、業務上日常的に英語を使う環境に あるため、極端に多くの質問への回答を暗記するよりも、分かり易く伝えるというところに重点を置いて練習していました。また、カウンセラーと2 度練習したほか、個別に会社の方に 練習してもらいました。最初のうちは英語で伝えるということに集中していたため、熱意が伝わり難かった点もありますが、質問への回答の仕方が体に染みついてからは、熱意を伝えると いう点にも注意するようにしました。

 

Owenを選択した理由

きっかけは、業務上もつながりのあった日本企業の北米本社がナッシュビルにあるという非常に短絡的なものでしたが、色々な方からお話を聞く中で、学校としてのOwen の魅力、 ナッシュビルの魅力に惹かれていきました。
小規模校ならではのコミュニティの緊密さに魅力を感じました。特に、キャンパスビジット時に (それ以降も) 日本人在校生の方に大変良くしていただいた上、教授ともお話をさせて いただく機会もあり、学生と教授陣との距離の近さに感動しました!この緊密な学校環境であれば、コミュニケーション能力を上げたいという自分の希望を叶え、2年間後悔なく過ごす 姿が想像できました。

カリキュラム面では、選択科目の豊富さも魅力でした。Finance だけでなく様々な科目を幅広く学びたいと思っていた私の志向とも合致しました。早い段階から選択科目を受講でき、 多くの機会があるモジュール制にも惹かれました。

生活面では、妻・子供と共に渡米予定でしたので、治安や気候も重視しました。折角なので、東京や米国の大都市とは違う適度に田舎な環境で子供に伸び伸びと遊んで育って欲しいと 感じたためです。妻が日本で英会話学校に通った際もナッシュビルは良い所とお勧めされたようです。

 

最後に

私自身、非常に悩み苦しんだMBA 受験でしたが、その分多くのものを得られたMBA 受験だったと思います。幾分上がった英語力はもちろん、受験しなければ知り合うことのなかった 方々 (他の受験生やMBA 卒の方々) との繋がりには本当に感謝しています。
受験ではスコアはもちろん大事ですが、スコア以外の要素も大事なのだと、受験が終わってみて感じます。TOEFL やGMAT を受けている時はそう思えないものですが、自分自身の経験や 周りの受験生を見ていて、そう強く実感します。自分の持てる全てを出し切って、(難しいですが)楽しんで乗り切るようにしてください!

機会がありましたら是非お越しください!
皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!

プロフィール その4

【留学形態】企業派遣
【出身業種】製造業
【専攻志望】Operation ⁄ Marketing
【海外経験】幼少時代5年、仕事で2年
【キャンパスビジット】あり(2月初旬)

 

動機

私は入社以来8年間設計エンジニア、3年間商品企画として商品開発のキャリアを積んできて経営学とは無縁のキャリアでした。直近の2年間は中国市場で商品及びビジネスモデルの 構築を、買収した海外企業と推進するという仕事を担当し、この時に自分は商品部分でしか貢献出来ず自らの無知、無力さを痛感しました。新規事業でのサプライチェーンの組み立て方、 最適なオペレーションの組み立て方などの話になるとまったく海外のMBA ホルダーにはついて行くことは出来ず、ビジネスを体系的に学ぶ事の必要性を強く感じました。 また会社の方針もGlobal 市場での飛躍を掲げており、今後圧倒的な語学力が必ず必要になると考え、今回米国MBA にチャレンジする事を決意しました。
 

勉強方法

6月~:TOEFL 勉強開始
10月13日:TOEFL 目標スコア達成(合計4回受験)
11月~:GMAT 勉強開始
11月26日~:GMAT 初受験(その後4回受験)

TOEFL

・Reading
私は特にReading が弱かったので、特に力を入れてやりました。まずは、3800の単語をやりました。Rank 3までやりました。月の半分以上が海外出張だったので、座って時間を取って 勉強する事が難しかったのですが、飛行機の中でひたすら単語をやりました。あとは、AGOS の授業の復習とHomework、毎日なんでもいいので、1~2パッセージ何かを読むことを 心がけました。また、Reading に関しては解法テクニックが色々とありましたが、私は部分部分を読んで全体の構成を掴むのが苦手で、TOEFL の攻略方法であるリードワードを探して、 そのワードの周りを読んで解く、というやり方が最後まで合わず、全部読むやり方でやっていました。よっていつも最後は時間ギリギリでした。

・Listening
これと言った対策はしませんでしたが、Pod Cast でTOEFL の受験期間は毎日BBC やCNN、その他ニュース番組を聞きました。

・Speaking
日常業務が英語だった為、特に対策はしませんでした。

・Writing
テンプレートとノートの取り方を予備校で教えてもらい、ひたすらそれで乗り切りました。

GMAT

この言葉を聞くだけで寒気がします。目標スコアに最後まで達する事が出来なかった私にとってこれは非常にコメントしづらいです。Verbal はとにかく苦労しました。もともと フォーマルな英語の勉強をした事がなかった為、文法は1からのスタートでした。今までの英語試験は感覚で何となく解いておりましたが、GMAT ではそれが通用しませんでした。。。 スコアもVerbal に関しては、最後まで上がらず目標スコアからは程遠い結果でした。まず他のアプリカント同様にAGOS という予備校でVerbal 講座を受講しましたが、文法を勉強した事が ない私にとっては講義中に先生が何を言っているのかが理解できず、急いで中学校の文法本を購入しました。その後、他の予備校生とはレベルが合わなかった為、個人指導に切り替え 勉強しました。Math に関しては、OG をやり、その他は特に手を出しませんでした。

 

エッセイ・インタビュー

・エッセイ
AGOS のエイドリアンとカウンセリングしました。非常に丁寧で時間を過ぎても切りの良い所まで必ずやってくれました。やり方としては、学校から出されたトピックスに対して、 まず自分で書きたいことを全て書き出して(1500字くらい)その後、カウンセラーと二人でインパクトのあるところを残し目標字数(500字)まで削っていくというやり方でした。

・インタビュー
AGOS のクリスティーナと練習しました。合計で3回カウンセリングを受けました。面接は得意だったと思っていたのですが、自分をまったく知らない人に自分をアピールするという行為は、 普段あまりやらない事なのでカンセリングをやることで学ぶ事が沢山ありました。限られた時間内でどの様に説明すればコンパクトにわかり易く伝わるかなど、 色々今まで気づかなかった事を客観的に教えてくれるので、面接が得意な人でも必ず1回はカウンセリングを受けた方が良いと思います。

 

Owen を選択した理由

7月に開催したAGOS の学校説明会にてOwen コミュニティーの繋がりの強さに惹かれました。アドミッションプロセスにおいても、アドミッション、在校生、卒業生の対応が素晴らし くOwen 愛が強く感じられ、自分も是非このFamily の一員になりたいと強く思いました。Owen の教授と生徒間の風通しの良さやSmall School コンセプトなど私の様に1から経営学を 学ぶ者としては、非常に良い環境と思いました。また、私の場合、家族(妻、子供2人)帯同でしたので、Nashville の住生活環境も学校選びのポイントになりました。
 

最後に

今回のMBA 受験は自分の人生の中で最も苦しい経験でした。家族にも迷惑をかけ、途中何度も諦めようと考えましたが、予備校の仲間やOwen の在校生、卒業生の皆様に励ましてもらい 何とか最後まで戦い続けることが出来ました。テストのスコアは悲惨なものでしたが、合格する事ができたのは、学校関係者との密なコミュニケーションと面接、及びメールでの自分の 売り込みだったと考えます。皆さんも最後まで諦めないで頑張って下さい 。

Campus Visit は是非お勧めします。私はOwen を含めて3校Visit しました。それぞれ独自の雰囲気があり、これはインターネットやメールのやり取りでは分からないものです。 在校生や教授のバイタリティーやモチベーションを感じると共に学校のフィット感を感じる事が出来ると思います。

プロフィール その2
プロフィール その3
プロフィール その4
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