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コメント その1

コメント その1

Class of 2015 YO (Healthcare ⁄ HOP 専攻)

Owen の満足度とその理由

学校、授業、クラスメートは言うまでもなく、ナッシュビルの生活環境なども期待以上に良かった。もう一度入りなおしてでも、また二年間をOwenで過ごしたいと思う。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

今までいかに自分が偏った見地に立っていたのかが理解出来た。また、世界の人はどれだけリスクを取りながら成功を目指しているのか、が垣間見えたことは今後の自分の会社員人生において非常に勉強になった。
 

Owen で最も影響を受けた人物

最も、というのは難しい。アメリカ人、インターナショナル、日本人のクラスメートはもちろん、ボランティア先であった難民の人達や日本人で医学部に留学していた人達、海外生活をたくましく楽しんでくれた自分の家族など大勢の人から影響を受けたと思います。
 

学生生活を通じて得たもの

アメリカの強さや弱さだけでなく、日本や自分の会社の事を留学前よりも深く感じることが出来るようになった。
 

好きな教授(Top 3)

1. Mümin Kurtuluş

JBCの面倒を見てくれただけでなく、チャレンジすることを後押ししてくれた。彼の提案がなければ間違いなく、Japan Weekはやらなかったと思う。

 

2.  Nancy Lea Hyer;何といっても授業が最高に良かった。教授の家で開いてくれたホームパーティーには家族で参加し、アメリカ人のホスピタリティを家族全員で体験出来たこともいい思い出になった。

3. Bart Victor

家が同じ方向だったので、自転車で一緒に帰りながらいろいろ話をしていたところ、Vanderbilt Golf Clubで一緒にコースを回ることになった教授。日本にも造詣が深く、インターナショナルの学生にも配慮して、授業中いいコメントを引き出してくれた。教授との距離の近さがOwenの良さの一つだと思うが、それを具現化しているような先生であった。

 

お勧めの授業(Top 3)

1. Managing and Improving Processes(Nancy Lea Hyer)

主にProcess Analysis とStatistical Process Control の二つについて学ぶ講座。前半部分ではプロセスの改善、後半部分ではシックスシグマなど、確率の概念を用いて客観的に業務改善する方法について学ぶ。授業内容も素晴らしいが、教授と学生の両者が一つの授業を作り上げていく、アメリカ的な講義の素晴らしさを目の当たりに出来たことも、大きな収穫の一つであった。Nancyの授業の盛り上げ方、準備などは、日本でのチーム運営において、そのまま使えるほどであった。クラスのメンバーも非常に良かった為、雰囲気も含め、Owen だけでなく、私の生涯の中で受けた授業の中で ベストの講座であった。

2. Strategic Alignment of Human Capital (Tae-Youn Park)

採用、教育、報酬、インセンティブなどの人事に関する判断は、会社全体の方針・戦略から考えるべきで、それらが決まると自ずから人事の戦略も決まってくる、という事を学ぶ授業。本質がどこかを見て、それに合わせて下位の事案を決めて行く、という感覚を学べたことは、日本に戻ってチームマネージメントをする上で一番役に立っていると思います。

3. Negotiation(Lynne Vincent)

各授業前に指定されたケースを用いてクラスメートとネゴシエーションを行い、アメリカ流の交渉術を学ぶクラス。1対1のパターンだけでなく、チームで対応するもの、 6つ巴やメールのみなどのケースもあり、それぞれの状況においてどう選択し、どう進めていくのかなどの戦術を具体的に学んだ。日本では「あ、うん」の呼吸や 「場を感じて」などと言われそうなことでも、きちんとマニュアルのようなレベルまで用意されていることに驚いた。アメリカ流の交渉の基礎を理解出来た授業であったが、日本でも社内外の折衝をする際には、同じテクニックが使えると感じている。

 

 

最もタフだった授業

HC Innovation & Evaluation(Michael R. Burcham)

起業して2、3年以内の7、8社が一番最初のクラスに来てプレゼンを行い、その中から学生個人が選んだ会社を実際にコンサルテーションする授業。私はスマートフォンを使った 新しいタイプの心電図計を作っている会社を担当した。今までに習ったスキームなどを当てはめて考えようとしたが、当然ながら実社会では教科書のようにきれいに状況が 揃っていることがなく、また競合相手がかなり強い部分があったので、ポジティブな提案を探すのにかなり苦労した。また、毎週レポートを作成する必要がある中、潜在的なユーザーへのインタビュー、市場調査、パートナー探しなどを行う必要があり、二年間で最も作業量の多い授業であったが、疑似ではないアメリカのビジネスの一端に触れることが出来るので、きついですが、お勧めできる授業です。

 

Owen のここが好き

ニコニコしているクラスメートが多いと思います。クラス内でも発言を学生同士でサポートしあったり、発言が少ないインターナショナルの学生に質問を振ってくれたりする場面を何度も見ました。また、課題をぎちぎちに詰め込むのではなく、自分で興味を持ったものに時間と労力を使えるようあえて余裕を持ったカリキュラムを組んでくれているように思います。受動的な人にはつらいのかもしれませんが、何かをやりたいと思っている人にとってはいいシステムだと思います。そのおかげでJapan Weekをやろうという気になって実際出来たように思います。
 

Owen への要望

今の良さをいつまででも持ち続けて欲しいです。
 

最も印象に残っているイベント

上にも記載しましたが、Japan Weekが一番印象に残っています。テネシー州にある日系企業やナッシュビル領事館のご協力を頂き日本のビジネスや文化のPRを行いました。JBCのプレジデントの諸熊君や山岡君と準備や企画の段階でああでもないこうでもない、といろいろ話をしたことも含めて楽しく充実したイベントになりました。
 

アメリカ生活で最も楽しかった事

Owen以外のことでは家族とたくさん一緒の時間を過ごし、いろんなところに旅行に行けたことは何十年たっても家族の共通の思い出になると思います。
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

幸い嫌な思いはしませんでした。強いて上げるとすれば、おいしいラーメンは食べられなかったぐらいでしょうか?魚介料理はアトランタかフロリダまで行けば、十分美味しいものが食べられます。
 

ナッシュビルのお勧めスポット

Cedars of Lebanon State Park

ナッシュビルから30分ほど車で走ったところにある州立公園です。$15以下で45分ぐらいの乗馬が体験できます。全くの未経験者どころか、10歳の娘でも手綱を誰も引かない状況で乗せてくれます。新緑のころと紅葉のころが特におすすめです。

 

Vanderbilt Golf Club

学生なら$40ぐらいで前日から予約出来ます。教授は1W前から予約出来るので、一緒に回ってもらうことをお勧めします。近郊のパブリックのコースなら$20ぐらいで回れるのですが、広くて距離も長いです。一人でふらっと行って、地元のオジサン達と回ると英会話の勉強にもなって一挙両得です。

 

全てのナッシュビル市内の公園

無料のテニスコートが併設されているところや、日本では考えられないような大きな芝生の広場などがあり、のびのびと子供と遊べるだけでなく、週末にはサッカーなどをやっている。飛び込みでのプレーも歓迎されるので、ぜひ混じってみてください。プレースタイルにお国柄が見えたり、日本ではお目にかかれない当たりの強さやリーチの長さを体験出来ます。

 

メッセージ

二年間Owenで過ごすことで、新しい知識や経験を得て、家族も含めて人間的な成長が出来たことは、今後大きな財産になると思います。長い社会人生活の真ん中で、学生に戻ったことで、仕事に対しても新鮮な気持ちと新しい目線で取り組むことが出来ています。大きなチャレンジではあるとは思いますが、楽しさも大きく、得られるものは限りなく大きいと思います。ご自分の人生の目標を達成するためにビジネススクールへの留学が一つのルートであるなら、チャレンジされることをお勧めします。もしその学校がOwenであるなら、卒業生としてこれ以上の無い喜びです。頑張ってください。ご成功を心より祈念申し上げます。

 

コメント その2

Class of 2015      (Healthcare/HOP 専攻)

Owen の満足度とその理由

100%満足です!自分が目的としていたことがほぼ達成できたと感じています。自分の興味のある分野の選択科目を数多く履修して色々な知識を得ることができたほか、米国人や他のインターナショナルの学生ともネットワークを築くことができ大変満足しています。家族(妻と息子)もアメリカ及びナッシュビル生活を満喫できたのではないかと思います。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

様々な考え方を持つ人たちと接する中で、より寛容になったのではないかと思います。授業や他の学生から色々なインプットを得られたので、従来よりも様々な視点からものごとを考えられるようになりました。また、色々なことに昔よりもチャレンジするようになったと思います。
 

Owen で最も影響を受けた人物

誰かひとりを挙げるのは難しいです。Owenの友人や教授だけでなくOwen外で出会った人からもそれぞれ刺激をたくさん受けました。
 

学生生活を通じて得たもの

Barの大音量のBGMの中でもなんとか意思疎通できるくらいの英語力、様々なビジネス科目への理解、ネットワーク。中でも、様々なバックグラウンドの友人と仲良くなれたのが一番の収穫だと思います。
 

好きな教授(Top 3)

1. Mümin Kurtuluş

Japan Business Clubの担当教授であり、コアOperationsの教授でもある。Owen入学前からお世話になった教授で、色々な場面でお世話になりっぱなしでした。

2. Yasin Alan;Muminと共にコアのOperations Managementを担当する教授。この教授の授業を受けて、Operationsにも興味がわきました。また、Independent Studyも指導してもらい、非常に生徒の面倒見が良い教授だと思います。

3. Robert E. Whaley

VIX指数の開発者として知られるFinanceの教授。当教授の教えるEquities Marketsが面白かったほか、教授自身の知識・ネットワークの幅が広く、素直に感銘を受けた。

 

お勧めの授業(Top 3)

1. Strategic Alignment of Human Capital(Tae-Youn Park)

HOPを専攻する学生の必修授業ですが、HOP専攻以外の学生にもおすすめです。企業の戦略をもとに「どのポジションが重要か」「どのような人材が必要か」「その人材をいかに採用・教育・評価していくか」という点に焦点があてられていました。フィーリングで採用や人事をとらえるのではなく、一定のフレームワークに当てはめながら最適な人事戦略を構築するという視点が非常に新鮮でした。Ty教授は韓国出身で、インターナショナルの学生にとっても取組み易い授業であったと思います。

2. Corporate Strategy(Brian T. McCann)

企業の戦略についての授業で、扱われる内容は、垂直統合・水平分業、アライアンス戦略、多角化戦略、グローバル化など多岐にわたります。企業の戦略のフレームを学び、そのフレームを実際のケースに当てはめて分析するという形式で進められるため、知識の定着が図り易い授業。また、担当のMcCann教授は非常に頭の回転が早く、生徒の質問や回答に非常に的確に答えていた点が印象的でした。

3. Operations Management(Mumin Kurtulus / Yasin Alan)

Operationの必修科目で、生産管理、需要予測、プロジェクトマネジメント等のOperationの基礎をしっかりと教えられました。あまり興味のなかったOperationsに興味を持つきっかけになった授業で、OwenがOperationsでも有名だという理由が分かった授業だった気がします。2名の担当教授ともに学生の面倒見が非常に良く、学生一人一人に目を配る良い教授であったと感じました。

 

 

最もタフだった授業

Strategy & Operations Consulting Project

2年次のMod1、Mod2を通じて行われる授業で、実際の企業にコンサルティングを行う授業。通常の授業とは違い、実際の企業の実際の課題についてコンサルティングを行うため、高い水準での成果物が求められ、非常に大変でした。調査やプレゼンテーションの準備に多くの時間を割いたと記憶しています。一方、顧客企業の役員と直に議論をする機会や、講師である現役コンサルタントとディスカッションする機会があった点は非常に有益でした。

 

Owen のここが好き

スモールでアットホームなカルチャー
 

Owen への要望

ミーティングルーム等がやや古い、夏に冷房がききすぎ。
 

最も印象に残っているイベント

Japan Week

Owenでは初めての試みとして「1つの国に焦点を当てた1週間」をテーマにJapan Weekというイベントをしました。イベントがうまくいったことだけでなく、準備をする中でOwenの他の生徒は本当に色々助けてくれるなと素直に感じられたイベントでした。

 

Brazil Trip

2年次の秋休みにBrazil Tripに出かけました。単位になるTripで、企業訪問をしたり、観光をしたりと非常に濃い10日間でした。毎晩お酒を飲み、眠い目をこすりながら企業訪問をしたのは本当に良い思い出です。

 

アメリカ生活で最も楽しかった事

旅行です。北東部は行きませんでしたが、フロリダ、西海岸と暖かい地域を完全に満喫しました。ナッシュビルは、西海岸以外ならほとんど何処へでも車で行けてしまうので、とても良い場所にあると思います。
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

サービスはやはり日本の方が圧倒的に良いです。色々な場面で日本であればもっと良い・早いサービス受けられるのに、と感じていました。
 

ナッシュビルのお勧めスポット

ゴルフ場

車で10~30分圏内にたくさんゴルフ場があります。私はアメリカに来てゴルフを始めましたが、はまりました!30~40ドル程度でラウンドできる安さも魅力です!

 

スポーツ関連

Vanderbilt大学のスポーツだけでなく、アメリカンフットボール、アイスホッケー、野球と様々なスポーツ観戦が楽しめます。私と家族はすっかりVanderbiltフットボールのファンになり、昨年はほとんどのホームゲームを生で観戦しました。

 

メッセージ

卒業直前にこの文章を書いていますが、本当にあっという間に2年弱が過ぎたと感じています。これからMBAに挑戦される方には、「何を得たいか」という目的意識を持って、全力で楽しんでもらえればと考えています。

コメント その3

Class of 2015 HM (Marketing ⁄ Operation 専攻)

Owen の満足度とその理由

本当に苦労して入った甲斐がありました。学校生活はもちろん、学校外での活動も充実しておりました。自分が手を伸ばせばなんでも出来る環境です。少人数制の授業、キャンパスの雰囲気、学生の雰囲気全てに満足です。生徒間だけではなく、教授ともの一体感のある学校で、恐らく西海岸や東海岸のBig Schoolとは違う経験が出来ると思います。街の雰囲気もBig cityとは違ったアメリカを経験出来ました。
 

Owen に来て自分はどう変わったか?

以前のキャリアは、殆ど製造業の開発部しか経験しなかった事で、視野も狭かったですが、様々なバックグラウンドのクラスメート達とクラス内外で議論を繰り返す事で色んな価値観を得る事が出来ました。スモールスクールである事から、クラスメート一人一人と密にコミュニケーションが取れるのも一つのメリットと感じました。
 

Owen で最も影響を受けた人物

特にインターナショナル生徒達です。社費派遣にはないアグレッシブさを感じました。今後、海外で仕事をする上で非常にいい刺激になりました。
 

学生生活を通じて得たもの

ダイバーシティー環境での自分の振舞い方。なかなか日本では経験できない経験でした。
 

好きな教授(Top 3)

1. Mümin Kurtuluş

アメリカの学校出身者が多いFacultyの中で数少ないヨーロッパMBAを取得した人物です。インターナショナル生徒の気持ちが分かるだけではなく、北米MBAにはない発想があり学ぶところが多かったです。JBCメンバーを誘って、Home Partyもして頂き、家族もお世話になりました。

2. Dean Johnson;アメリカの学校出身者が多いFacultyの中で数少ないヨーロッパMBAを取得した人物です。インターナショナル生徒の気持ちが分かるだけではなく、北米MBAにはない発想があり学ぶところが多かったです。JBCメンバーを誘って、Home Partyもして頂き、家族もお世話になりました。

3. nancy Lea Hyer

こんなに良い人って世界にいるの!?っと言う位素晴らしい人物です。人格だけではなく、授業もかなり完成度が高く、かなり事前準備をしている事が伺えました。生徒の事を一番に考え誰よりも優しい教授です。

 

お勧めの授業(Top 3)

1. Managing and Improving Processes(Nancy Lea Hyer)

上記の通り、履修の価値ありです。同じ授業を他の教授が教えても恐らくここまでの印象は残っていないはずです。

2. Marketing Models (Dawn Iacobucci)

定性的な内容が多いMarketingで唯一定量的なデータ分析をする事業です。教授もMarketing modelでは有名な教授で、彼女の書いた教科書を元に授業が進みます。

3. Negotiation

クラスメートの力量を知るのが面白かったです。

 

最もタフだった授業

Doing business in China (Ray Friedman)

クラスで日本人は私たった一人…。日中問題もバンバン取り上げられ、クラスメートから厳しい質問も受けました。授業の事前準備に一番時間を割いたのがこのクラスでした。日本人としての意見を求められることが多く、タフな事業でした。

 

Owen のここが好き

学生が集うバーが沢山近くにあるので、チームワーク等で遅くなった日にいっぱい引っ掛けて帰れる事が、個々の絆を深めるのに役に立ちました。フラッと寄っても大体クラスメートがいる事が多かったです。
 

Owen への要望

履修が早いもの順という所を改善頂ければと思います。履修当日の朝に早起きしスタンバイしていたのも良い思いでですが…。
 

最も印象に残っているイベント

Japan week! これがOwenの伝統になってくれれば願っています。本当に多くの人達に助けていただき作り上げる事が出来ました。2年生の最後に日本人の同級生達と1つ大きなものを作り上げる事が出来て本当によかったです。
 

アメリカ生活で最も楽しかった事

家族と密な時間が遅れたのは非常に有意義でした。頼り無いボロ車を走らせ、何度もフロリダに足を運びました。
 

アメリカ生活で最も嫌だった事

ボロ車を購入した車屋さんがヒドイ対応でした…。
 

ナッシュビルのお勧めスポット

Losers

よく親友のバーレーン人と行きました…。

 

近郊のPublic Golf Club

2年生の終わりになって、時間が出来たら是非行ってください。授業が終わり5時位からハーフが回れます。確か10ドル位だったと思います。飛び込みでリタイヤしたお爺さんたちと昔話をしながら回るのも英語の勉強になります。

 

メッセージ

MBAで得る知識は、本を読めば付ける事が出来ます。しかし、それを体験を通じて学ぶ事で記憶にも残りやすいです。Owenはその体験の場としては、本当に素晴らしい場所だと思います。是非、学校を決める際はVisitして頂き、ご自分でOwenの雰囲気を感じて頂ければと思います。

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