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プロフィール その1

プロフィール その1

【留学形態】企業派遣
【出身業種】保険会社
【専攻志望】Marketing ⁄ Management
【海外経験】大学時に交換留学で8カ月アメリカに留学
【キャンパスビジット】あり(2月)

 

動機

外資系生命保険会社に入社して約8年、リテール、コーポレートで代理店営業の仕事をする中で、今後のキャリアアップを考えた時に、明らかにマーケティングやファイナンスといったビジネス知識が 不足していると感じました。今後業界のグローバル化を考えた時、留学で培う知識·語学力の向上とグローバルな人脈の構築は必要不可欠であることに加え、会社で長く凍結していた海外留学制度の再開も 後押し、MBA 留学を決意しました。
 

勉強方法

社内選抜に選ばれたのが3月末、地方勤務だったため4月中旬よりアゴスのオンライン講座を受講、本格的に通学による勉強を開始したのがGW 後、TOEFL 初受験が5月末と時間·体力との戦いでした。 学部時代に留学経験がありましたが、就職後は英語に触れる機会が皆無だったことに加え、日々の業務多忙を言い訳に勉強からも遠ざかっていたため、テストには本当に苦しみ(特にGMAT は散々でした)、 春まで受験を続けてしまいました。TOEFL が中途半端なままGMAT に手を付け、年末以降はエッセイとインタビュー準備の三重苦に陥り、完全な負けパターンに突入しました。TOEFL の準備だけでも夏すぎには ある程度のところまで固めておくことが必要だと思います。

TOEFL ⁄ IELTS

全てAgos の教材頼みで途中新しい問題に触れるためReading·Listening のみWebTOEFL を受講しました。当初はTOEFL で勉強を開始したものの、TOEIC 受験時には得意だと思っていたListening が 大ブレーキとなり点数が停滞し、秋にIELTS に切り替え、結局IELTSで出願しました。

・Reading
単語力が圧倒的に足りなかったので、きわめたん5000を覚えました。暗記が決して得意ではないので、なかなか定着せず苦労しましたが、個人的には単語力がものをいうのではないかと思います。GMAT と 並行して受験していた時期に点数が伸びたので、reading に関してはGMAT との相乗効果も十分図れると思います。また、一時期徹底的に復習をする必要性を感じあまり新しい問題に触れなかったことが ありましたが、この時期に逆にスコアが停滞してかなり追いつめられてしまいました。個人にはある程度新しい問題に触れながらテスト感覚を養うことも大切だと思います。

・Listening
一番苦しめられました。通勤や週末新幹線での通学時間をListening にあてていましたが、Dictation やシャドーイングにもっと時間をかけるべきでした。また、苦手なセクション(特に理系)にきちんと 向き合ってなかったことも敗因だと思います。

・Speaking
Listening が苦手だったため、最後まで後回しになり勉強量が一番少なかったと思います。TOEFL はAgos のテンプレート、IELTS は市販の参考書のテンプレートでひたすら乗り切りました。

・Writing
こちらもAgos のテンプレートのみの勉強でした。IELTS はTOEFL と違いsection 1で出るグラフの説明問題が難しいため、TOEFLと比べてIELTSの方が高得点を取るのが圧倒的に難しいと思います。 時間的余裕がなく、市販の参考書で自分で対策しました。Section 1で悩んでしまいSection 2(TOEFL のIndependent とほぼ同じ)の時間が十分に確保出来なくて点数が停滞した時期がありましたが、 section 1はある程度書いたら見切りをつけてsection 2に渾身の力を注ぐ戦略に変えたら7.0が出るようになりましたので、スコアも2倍の比重があるsection 2をしっかりやるのが良いと思います。

GMAT ⁄ GRE

私の人生最大の難関だったことは間違いありません···
今でも試験会場周辺に行くとめまいがするほど最後まで苦しめられ、全く良い点数が取れませんでした。8月の集中講座でVerbal、 その後math のビデオ講座、中山先生の個人指導も何度もやっていただきました。練習ではそれなりの点数が出ても試験では大失敗を繰り返してしまい、最終的には今年から正式に受け付けているGRE で 出願しました。私のような完全な文系人間は日本人が苦労しないmath で思いのほか苦戦することがあり、GRE のほうがmath は簡単なので、もしmath で苦労している場合はGRE も視野に入れるのもありだと 思います(Verbal はGMAT より難しいと言われていますが、私にはこちらのほうがマシでした)。

エッセイ・インタビュー

どちらもAgos で、エッセイはサラ、インタビューはクリスティーナにお願いしました。エッセイの課題に対して文字数を気にせず書きたい項目を書き出し、各学校の文字数に合わせてより効果的なトピックを 残していくというやり方で進めました。もっと含めたほうが良い点なども効果的にアドバイスがもらえたと思います。インタビューの準備期間は2週間しかなかったので、自分のachievement やstrength など 聞かれるであろうものについて一通りの準備をし、一番効果的なものをクリスティーナと選び、丸暗記せずに自分の言葉で自然に伝えられるように練習し、フィードバックをもらっていました。

 

Owen を選択した理由

在校生、卒業生の方の素晴らしいHospitality に惹かれ完全にOwen のファンになったことがきっかけです。学生同士、そして学生·学校間のネットワークもとても強く、いろいろな面でサポートを いただく中で、Owen で勉強したいという気持ちがどんどん強くなりました。また授業面でもMarketing に強いSmallSchool であり、保険と関係が深いHealthcareMBA があり科目の履修も可能であることも 大きな魅力でした。加えて、女性が単身で生活するにも環境的に問題がなさそうだったことで安心感もありました。
 

最後に

テストスコアは本当に散々なものでしたが、エッセイやインタビューで自分がなぜOwen に行きたいかを強くアピールしたこと、そして在校生や卒業生、アドミッションと連絡を取り続けサポート いただいた結果合格することが出来たと思います。Owen はスコア以外の面も総合的に評価してくれる学校だと思いますので、なぜOwen なのか、自分は何が貢献出来るのかをしっかりアピールしてください。

私の受験生活は人生で最も辛く地獄のような1年でしたが、終わってみて今は全てが私の人生にとって良い経験だったと思っています。遠方からの通学で夏頃から胃炎·腸炎·頭痛やめまいに苦しみ、 他の人の受験環境を羨むことも多々ありましたが、自分の与えられた環境で最大限努力をすることが重要だと思います。また、たまには勉強しない日を作ってリフレッシュするなど、長期戦なので自分を 追い詰めすぎないことが大切だと思います。心が折れそうになることもあると思いますが、これからの充実した2年間を想像して受験生活を乗り切って下さい!

皆様とお会い出来る日を楽しみにしています!

プロフィール その2

【留学形態】企業派遣
【出身業種】都市銀行
【専攻志望】Strategy
【海外経験】幼少時代5年(5歳〜10歳)
【キャンパスビジット】あり(4月初旬)

 

動機

私は幸運なことに出身の銀行で貴重な経験をさせてもらい、充実した生活を送ってきたので、退職してMBA を取るということは選択肢にありませんでした。憧れとして MBA のことは知っていましたが、正直、現実的な問題としてMBA を考えたことはあまり無かったです。しかし、入行10年を過ぎ、経験はそれなりに積んだものの、業務知識に 偏りが出てきたことを認識し始めました。様々な業務スキルを、短期間でバランス良く取得するにはMBA が必要と考え、社費留学の社内選考に初めて応募し、幸運にも 選出され、MBA 留学準備が始まりました。
 

勉強方法

3月~:社費留学、社内選考合格。TOEFL 勉強開始
5月     :GMAT勉強開始(Affinity 英語学院に通学開始)
6月     :TOEFL点数確定(合計8回受験)
9月~:初GMAT(撃沈) その後、翌年1月までに計5回受けるも目標スコアに達せず

TOEFL

・Writing
1問目はテンプレートを使えば問題ないと思います。2問目は苦戦しました。某有名英語講師の個人レッスンを受け、「シンデレラ・ストーリー」(問題提起→努力→ 問題解決→ハッピーエンド)で書くと良い等のアドバイスを受けましたが、当日目にする問題に対して、そう都合良くシンデレラ・ストーリーを作るのは無理という結論に 至りました。週1回程度、自分で30分程度時間をとり、ひたすら論理的に書く練習をしました。難解な構文(仮定法)、洗練された言い回し(例:see の代わりにwitness を 使う)を何個か覚えていくといいでしょう。

・Speaking
私は、幼少時にアメリカに住んでいたこともあり、speaking の練習はあまりしませんでした。周りで多くの人がspeaking で苦戦していたのを見ると、speaking はある程度 話せることに加え(これはひたすら練習だと思います)、しっかりした発音しないと高得点が取れないのではないかと思います。例えば、first を「ファースト」と言っている 間は、高得点は無理だと思います。first に「ア」の音はないです。first はむしろ「フー(巻き舌で)スト」と言った方がナチュラルです。予備校に行って、話す練習は されると思いますが、発音の練習もおろそかにしない方がいいと思います。

・Listening
毎日通勤中に、NHK の英語ニュースを2倍速で聞いてウォーミングアップをし、Scientific America を集中して聞き始めて、Listening の点数が安定しました。どちらも pod cast で無料ダウンロード可能です。尚、睡眠不足だと、Listening 中に睡魔に教われますので、前日は早めに寝ることを心がけておりました。私はListening 中にメモを 取りましたが、そのメモを読み返すことはほとんどしませんでした。

GMAT

・Verbal
大苦戦でした。なので、あまり皆様にアドバイスできません。私はAffinity 英語学院に相当通いましたが、点数は伸びませんでした。個人の感想ですが、SC はかなり特殊なので、 予備校に通って、しっかりテクニックを修得する必要があると思います。一方(個人の感想ですが)、CR、RC は極論すると単なる読解ですので、テクニックを習ったから できるというものではなく、単語力、読むスピード等、地力の勝負だと思います。

・Quantitative
私はGMAT の勉強が長期化したのでOfficial Guide に加えて、Prep の追加問題、マスアカ、Manhattan のアドバンスまで手を広げました。相当やり込みましたが、満点は 取れませんでした。個人の感想ですが、理系のセンスがある方はManhattan までやらなくても高得点を取れますが、理系のセンスが無い人は相当勉強しても高得点はきついと 思います。従って、Quantitative はある程度の点数で良しとし、そんなに掘り下げずにVerbal に集中した方が良いと思います。

・IR & AWA
IR はほとんど勉強しませんでした。多少、低くても、エッセイ、インタビューで挽回可能だと思います。IR の点がかなり低くかったものの、超難関大学に受かった人を 知っています。AWA はTOEFL の第1問同様、テンプレートがあれば大丈夫だと思います。

インタビュー

レジュメは必ず持参することをオススメします。私は、先輩のアドバイスを受け、普通紙ではなく高級紙に印刷していきました。当然、面接官からは「何このいい紙?」と なるので、「それだけ、あなたの大学のことを考えています」と言い、場を和ますことができます。インタビューはエッセイの書いたことを話せれば問題無いです。 Why MBA? Why 受験校? Why now?What’s your post MBA goals? に答えることができれば、問題ないと思います。とにかく何回も何回も声に出して練習すれば、大丈夫だと 思います。

 

Owen を選択した理由

私は、出身銀行の先輩にOwen 卒業生が多数いたので、直接Owen の話を聞いた上で選択しました。Owen はアットホーム溢れる大学だと思います。学生同士も仲良くなりますが、 教授との距離も非常に近いです(教授をFirst name で呼ぶこともしばしばです)。学生、教授のレベルも高く、ケース・スタディー等は毎回活発な議論があり (たまにエキサイトし過ぎますが)、非常に面白いです。Owen はMod 制(1年=4つのMod )を採っております。Mod 1は全科目が必修科目ですが、Mod 2以降、選択科目が 徐々に増え、2年目になるとほぼ選択科目で授業を埋めることができます。自分にとって必要なスキルをフレクシブルに伸ばしていけるのもOwen の魅力の一つだと思います。

学ぶ場所としてOwen が魅力的であることに加え、Nashville という恵まれた環境の中で家族(家内、子供2人)と2年間生活できることもOwen を選んだ理由の一つです。 Nashville は自然豊かである一方、中心地は音楽の街として活気溢れる魅力的な街です。街の人もホスピタリティ溢れ、毎日気持良く生活しております。

 

最後に

MBA の留学準備は地獄でした。私費留学の方から見れば社費派遣は恵まれていると思われるかもしれませんが、社費派遣はやはり周りからの色々な圧力を感じ (落ちることが許されないですから)、プレッシャーとの戦いでした。私は、留学準備が長期化してしまい、後半は仕事とうまく両立できず、同僚、上司には相当迷惑を かけましたが、合格を手にしたときは本当に嬉しく、Owen に入ることができ、今は清々しい気分です。

また家庭のある方は、家族の理解がとても重要です。スコアメイキングに苦戦しない一部の方を除くと、ほとんどの方は留学準備中に家族サービスができなくなります。 私は、休日、夏休み、正月のすべてを受験、テスト勉強に使いました。ほとんど遠出ができず、思い出作りが全くと言っていい程できませんでした。私もつらかったですが、 家族も相当つらかったと思います。留学準備だけでなく、本番のMBA を取ることは家族総出のプロジェクトと言っても過言ではありません。勉強に費やす時間、お金等、家族に 対してしっかり説明責任を果たす必要があります。

残念ながら、Owen は上位ランキング大学に押され、日本人にはあまり知られていない大学かも知れません(自分も受験までOwen の存在を知りませんでした)。 但し、来て分かったのですが、Owen は素晴らしい大学です。少しでも興味があれば、是非、ビジットに来てください。ビジットに来られない方も、メールでご連絡頂ければ、 できるだけ情報をお伝えしたいと思います。

プロフィール その3

【留学形態】企業派遣
【出身業種】証券会社
【専攻志望】Accouting
【海外経験】なし
【キャンパスビジット】あり(4月上旬)

 

動機

入社後一定の経験を積み、日本の日本語での業務はできるようになってきたと感じていましたが、会社が海外でのオペレーションを拡大し、海外との案件も増えていくにつれ、英語が必要とされる業務では同僚に後れを取ることもあるかもしれないと感じるようになってきました。入社当初は留学など考えてもいませんでしたが、ここで英語という弱点を一気につぶしてしまおうと考え、会社の留学制度に申し込みました。
 

勉強方法

スケジュール
 

4月:社内選抜。TOEFL 講座受講開始(Web TOEFL )
9月:GMAT 勉強開始(新井塾)。13回目のTOEFL 受験で点数確定。
10月:GMAT 1回目受験。新井塾に効果がないと判断し、問題集での勉強に切り替える(Manhattan GMAT )
11月:GMAT 2回目受験。その後も受け続けるが結局伸びず、この2回目が提出スコアとなる。また、カウンセラー(インターフェース・デバリエ)に通い始める
1月:Wharton、Rochester(Simon )出願
2月:LBS、Thunderbird 出願、Rochester(Simon )合格
3月:Vanderbilt(Owen )出願、Thunderbird 合格
4月:Vanderbilt(Owen )面接(現地にて)、合格


TOEFL

上述のとおりOwen の最低スコア(100点)を満たしていません。しかしながらOwen としてはランキングに影響するGMAT を重視していると思われること、キャンパスビジットを 行えば必ず面接を受けられることから、一定のGMAT スコアがあり、うまく面接を切り抜けられればTOEFL スコアは命取りにならないように思います。 (もちろん高いほうがいいのは当然ですが。)

・Reading
Web TOEFL のReading 講座で解法を学んだ後、TOEFL MAP という問題集をひらすらやることで問題に慣れ、またTOEFL Practice Online も可能な限りやりました。 満点は取れませんでしたが、ある程度余裕をもって試験に臨むことができました。

・Listening
点数が安定せず、大変苦労しました。Web TOEFLのListening 講座を受講しましたが、講座と本番とではリスニングの長さやスピードが明らかに異なるため、授業の問題は 簡単だが、本番ではどうしようもないという状況に陥りました。また、解法もあまり有効だとは思えませんでした。TOEFL Practice Online の音声をスクリプトともに ひらすら聴いていたため、音自体は聞き取れるようになりましたが、問題は解けませんでした。記憶力の問題か国語力の問題か、それともそもそも聞き取れていないのか よく分かりません。

・Speaking
Web TOEFL のSpeaking 講座を受講したり、問題集を買ってテンプレートを覚えたりと頑張ったつもりではありましたが、全く効果がありませんでした。結局、面接の練習をした後に受けた2月の試験では一応納得できる点数をとれましたので、結局話す練習が重要なのでしょうか。

・Writing
Web TOEFL のWriting 講座の受講、Web TOEFL の添削サービスを受講したり、また他社の添削をやってみたりしましたが、いうほどの高得点は出ませんでした。Integrated は テンプレートを覚えて聞いたことをそのまま書くことで比較的高得点をとれるようになりましたが、Independent が全くどうしようもない結果でした。Web TOEFL の添削は遅く (1週間に1.5往復)、点数があまりあてにならないように感じました。講座のほうは覚えることが多すぎて 私は対応できませんでしたが、覚えられる方には効果があるのかもしれません。Speaking 同様、時間をかけないと伸びないのだと思います。

GMAT

・Verbal
CR とRC は英語の問題なのでどうしようもありませんでしたが、テクニックで対応できるSCはうまくいったと思っています。(総合点は低いですが・・・。)まず、新井塾と いう通信講座を受講しました。問題集と解説での独学が基本ですが、講師と受講者による双方向的な解説セッション(インターネット経由です。)に参加してもよい、 という形式です。まず問題が本番と異なっているように感じたことと、実際に使ってみて効果がなかったため、すぐに別の問題集に切り替えました。 その後はManhattan GMAT という問題集のSC、CR、RC を購入し、問題集と、無料で受験できるManhattan GMAT のオンライン模試を受験し、解法のパターンを覚えました。 オンラインの模試は解説はもちろん、問題のレベル(500~点、600点~、700点~レベルなど)も記載されており、6回分受験できるため(リセットできるので重複しても よければ何回でも受けられる。)、大変効果的でした。最初からManhattan GMAT をやっていれば効率的だったと感じています。

・Quantitative
特段対策はしていません。一度Manhattan GMAT のAdvanced Quant というテキストを買ってみて満点を目指しましたが、そううまくはいかず、諦めました。

・IR & AWA
IR はなぜか高得点を取れてしまいましたので、何もしていません。そもそも誰もIR を見ていないように思いますので、Verbal に余程の余裕がない限り対策の必要はないように 思います。AWA は高得点を狙うまでやる余裕がなく、何も対策ができませんでした。真偽のほどは明らかではありませんが、AWAの点数はそこまで関係ないという噂があるので、あまり深刻に考える必要はないと思います。

エッセイ

インタフェースのデバリエにお願いしました。どちらかといえば一緒にエッセーを考えるという形ではなく、私が書いたものを微調整するという形ではありましたが、 トップカウンセラーといわれる人なので、十分なものができたのだろうと思います。とはいえ、エッセーは余程ひどいものを書かない限りあまり差はつかないのではないかと いう点と、インタビューに呼ばれてしまえばインタビュー勝負ではないかと考える(特に現地であればインタビューを受けられるOwenにおいては。)と、あまりエッセー カウンセラーに大金を払うのは今から考えると合理的な行動ではないように思います。
なお、インタフェースの良いところは、定評あるカウンセラーに加え、毎週のカウンセラーとの面談のスロットが固定されているところだと思います。 忙しかったりなかなかやる気が出なかったりすることもありましたが、高いカウンセラー費用を無駄にはできませんので、毎週一定のものをアウトプットすることが できました。また年末年始などの忙しい時期にも自分のスロットは確保されているので他の受講者の繁閑で自分のスケジュールが遅延することはありません。

インタビュー

インタフェースのルクレアにお願いしました。計15時間くらい練習したように思います。レッスン自体は、Q に対する答えを用意するという典型的なものですが、 レッスンの中で長々と考えさせるというようなことはなく、効率的な時間の使い方をしてくれる先生だと思います。また、先生自体に投資銀行のバックグラウンドがないため、 逆に面接官と同じ見方ができ、これも彼のメリットだと思いました。またコンテンツだけでなく、目線やジェスチャーなども当然ながらアドバイスをしてくれ、 大変参考になりました。
Owen の面接本番では、Owen のロゴが入ったノートパッドを用意し、話のネタになるように仕向けるとともに、Owen への熱意?が伝わるようにしました。合否に効果が あったのかはわかりませんが、面接官へのウケは非常に良かったように記憶しています。

 

Owen を選択した理由

合格した学校の中で最もランキングが高かったというのが一番の理由です。もちろん、インタビュー用やエッセー用の志望動機は十分に準備したつもりですが、 もしよりランキングの高い学校に合格していたら、Owen には色々とよいところがあるのは事実ですが、そちらの学校を選択していたでしょう。

私は会社から受験できる学校の数の上限が定められていたため、数多くの学校の中から受験校を絞らざるを得ず、Owen をその中の一つに決めたわけですが、 その理由は、1.ファイナンスやマーケティングなど特有の領域に偏っていないこと、2.モジュール制(4学期制)のため、授業がたくさん取れること、 3.暑くもなく寒くもない東京くらいの気候であること、4.適度な田舎であること、です。どの学校もそれぞれ特長を持っていますが、同じくらいのランキングであれば やっていることに大きな差はないと思います。そうした中で決め手となったのは3と4の理由です。アメリカ人にとってはジメジメして暮らしづらいようですが、 日本の気候に慣れた日本人からすれば非常に過ごしやすい土地です。ビジットにぜひお越しになって、ナッシュビルの良さを体験されることをお勧めします。 外食は日本食も含めてあまりおいしいとはいえず、日本の食料品店はこじんまりとしていて品数も多くなく、一般の人は南部なまりが激しく何を言っているのかわからない こともしばしばですが、アメリカの田舎を2年間体験してみるには良い環境だと思います。

 

最後に

ビジネススクールの受験は、これまでになく長期間であり、また会社の費用で受験をしているため自分の思いどおりならず、いろいろと大変でした。またTOEFL の受験で 土日の片方がつぶれることもしばしばで私にとっても家族にとっても負担が大きい一年間+α だったと思います。これから受験される方はあらかじめ受験にあたっての 方針、つまりどういった資源の使い方をし、何を目指すのかをよくよく考えることをお勧めします。

繰り返しになりますが、Owen およびナッシュビルは非常に良いところです。同じようなランキングの学校で迷っているのであれば(もちろん私自身が複数の学校に 通ったわけではありませんから比較はできませんが)ぜびビジットおよび受験をしてみてください。

プロフィール その2
プロフィール その3
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