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プロフィール その1

【留学形態】社費留学
【出身業種】製造業
【専攻志望】Marketing / Strategy
【海外経験】海外出張(5-6回/年)、海外旅行、フィリピンでのインターンシップ(1カ月)
【キャンパスビジット】あり(2020年2月 Discover Weekend参加、インタビュー実施)

動機

学生時代に国際関係学を専攻し、いずれはグローバル企業で経営職に就いて仕事をしたいと考えていました。そして直近5年間で営業部署でのリーダー業務と海外営業を兼務する中で、自身の力量不足を感じ、現状足りないものを考え抜いた結果、経営に関する実践的な思考力及び決断力と、グローバルな環境下で対等に渡り合えるタフな交渉力が必要不可欠であると考え、MBA留学を志しました。

 

勉強方法

スケジュール

1月:社内選考合格

2月:TOEFL対策開始(AGOS)

7月:エッセイ対策開始(Reve Counseling)

8月:GMAT対策開始(AGOS)

12月:GMAT出願スコア獲得(2回目)、TOEFLからIELTSに切り替え独学で対策開始

1月:IELTS出願スコア獲得(1回目)、Owen出願、インタビュー対策開始(Reve Counseling/Matthew)

2月:OwenにキャンパスビジットしDiscover Weekend参加、現地でインタビュー実施

4月:Owen 合格、受験終了

 

TOEFL・IELTS

社内選考合格後、AGOSに通いTOEFL対策を開始しました。4技能全てのコースを基礎から学びましたが半年過ぎても目標点に到達せず、夏にはエッセイとGMAT対策も並行して開始した為、3重苦に陥りました。TOEFLでは目標点に達しませんでしたが、IELTSに切り替え目標点を一回目で出せたのは、TOEFLで英語の基礎能力を養っていたからだと思います。特徴が異なるTOEFLとIELTSの適性を先に見極め、どちらかに絞ったうえで本格的な対策を開始する方が良いと思います。

 

GMAT

AGOSに通いながら、OGとマスアカをひたすら繰り返しました。VerbalのSCはAGOSの中山先生のメソッドが身に付くまでテキストをやり込み、高スコアで安定しました。Mathはマスアカで基礎を作り、OGで徹底的に対策すれば満点近くを十分狙えます。AWAはTOEFL Writingで基礎を固め、AGOSで学んだテンプレートを使って必要スコアを獲得できました。IRはAGOSの授業のみで特に対策はしませんでした。結果的に出願スコアが出せたのは、友人から教えてもらった”GMAT脳を意図的に作る”という勉強法が合っていたのだと思います。本番3週間位前からひたすらGMAT対策だけをやり、時間内に全問回答できるように模擬試験を繰り返して、本番に臨んでいました。

 

エッセイ

Reve Counselingを利用しました。日本人カウンセラーと共に、幼少期から現在に至るまでの出来事、成功体験、失敗体験、そこから学んだこと等を事細かく振り返ったうえで、Why MBA?、Short Term Goal、Long Term Goalへと繋げ、実際にエッセイを作成する段階では米国人のカウンセラーと完成まで持っていく一連のプロセスは、私にとって最適な方法だったと思います。幼少期から振り返ることで最も大切な価値観や思考回路は一貫して変わっていないことが分かり、納得したうえでエッセイを作り上げることができました。結果として出願時は自信を持ってエッセイの提出が出来ました。

 

インタビュー

Reve Counselingと個人カウンセラーのMatthewを利用しました。Reveでは、エッセイの内容とインタビューでの頻出質問を絡めて、米国人カウンセラーと練習しました。最初はエッセイの内容を丸暗記し答えていた為、カウンセラーからは自然体ではなく、臨機応変な受け答えが出来ていないと指摘を受けました。そこでポイントをおさえ、後はアドリブで話す方法に切り替えました。本番前には、Matthewと出願校毎の模擬練習を繰り返し行いました。Owenのインタビューは2月のDiscover Weekendのタイミングに合わせて行われ、少し緊張しましたが、熱意を持って第一志望であることを伝えられたことが結果的に良かったと思います。

Owen を選択した理由

理由は主に3つあります。

・米国南部のスモールスクールならではのCollaborativeかつSupportiveな雰囲気です。2月に参加したDiscover Weekendでは、教授陣や在校生、アドミッション、その他学校関係者と接点を持つことができる様々なイベントが催され、イベントを通して協調的な校風を感じ、Owenなら2年間コミュニティに溶け込みプログラムに専念出来る姿が想像できました。また個々の職務経験や適性に応じてきめ細やかな支援プログラムを提供し、学生重視のスタイルをとっている点も良かったです。

 

・出願時や合格後にお会いできた日本人の在校生や卒業生皆さんの人柄が素晴らしく、日本人卒業生同志のネットワークが強い点も、卒業後もコミュニティに関わり貢献していきたい私にとっては魅力的でした。

 

・また、気候も温暖で、緑の多い自然と都会的な雰囲気が融合したナッシュビルの環境も、家族帯同予定の私にとっては大切な要素の一つとなりました
 

最後に

私は30代後半でのMBA挑戦となりましたが、家族、友人、会社の同僚、受験で出会った多くの仲間に支えられながら、1年半もの長く辛い受験生活を乗り越え、ようやく留学のスタートラインに立つことが出来ました。受験を通して人生を見つめ直し、自分の価値観と真剣に向き合い、中長期的な視点で今後のキャリア考えられたことは、本当に良かったと思います。

 

今はナッシュビルに来て10日が経過し、オリエンテーションも終盤となり、来週から本格的に授業が始まります。今年はコロナウイルスの影響で通常の環境下とは大きく異なりますが、Owenの対応は迅速なもので、独自の感染防止対策を定め、学生がより良い環境下で授業を受けられるように至る所で工夫が施されており、改めて学生重視の素晴らしい大学だと実感しています。私はこのような大変な時期だからこそ学べることが沢山あると前向きに捉えていて、苦境を乗り越えた時代のリーダーとなれるように2年間研鑽を積んでいきたいと思います。

 

最後に、MBA受験は大変な道のりだと思いますが、目標に向けて挑戦する皆さんのご健闘を心から応援しています!Owenを今後受験なさる方は、ホームページよりお気軽にお問合せください。在校生として是非お力になれればと思います!

プロフィール その2

【留学形態】私費留学
【出身業種】金融業界
【専攻志望】Finance / Strategy
【海外経験】大学時代に国立フィリピン大学に1年間交換留学
【キャンパスビジット】あり(2020年2月 面接受験のためにビジット)

動機

大学時代にKelloggに進学された母校の卒業生の方の話を伺い、米国MBAでの学びの多さ(例:ランチミーティングにブッシュ元大統領が来る等々)に衝撃を受け、その時に、将来MBAに進学しようと決意したのが最初のきっかけです。また、上述した社会人生活を通し、「現状を変えるためには、自身の努力で切り開いていくしかない」と、MBAへの進学を決意しました。(ただし、その決意の意味を問わるほど、その後のMBA挑戦は大変なことになりました。汗&笑)

勉強方法

TOEFL勉強方法

"TOEFLとIELTSの選択は、迷わずILETSを選択しました。理由としては、大学時代PC相手に4時間も続くTOEFLにとても苦い思い出があったこと、また、予備校AのI先生のIELTS受験のメリット説明に納得したことにより、IELTSを選択しました。IELTSは基本的には独学で勉強しました。詳細な各セクションでの勉強法を記載しましたので、参考にしてください。

【Reading対策】

原則はIELTSの過去問を3周取り組むことで対策していました。1周目は、通常のテストモードで受験。2周目は辞書等も使いながらじっくり間違ったところを含め、1周目より時間をかけて精読。3周目は少し時をおいて、再度テストモードを行うというものです。

しかし、この方法を取り組む中でも、Readingは7.0程度にしか到達しませんでした。結果的に、最高得点の8.5を獲得及びどんなに調子が悪くても7.5を下回らなくなったのは、GMATのSC及びCR対策に取り組むようになってからです。少し逆説的ですが、IELTSで点数を取るにはIELTSの勉強だけでは厳しく、GMATをやる中で付随的にIELTSの点数が向上するのではないかと考えています。

【Listening対策】

リスニングは原則、1度テストを行った後、そのテストのスクリプトを読み、内容を理解し、その後何十回もそのリスニングの内容を聞くことを行いました。また、大問2に出題される地図の聞き取りの問題が苦手だったので、類似の問題を過去問で探し、その内容は特に重点的に取り組みました。その結果、安定して7.5以上を獲得することができるようになりました。

【Speaking対策】

スピーキングは、リーディング対策やGMAT対策で培ったものを単純にアウトプットのする場であると割り切り、ほとんど練習しませんでした。毎回、ぶっつけ本番で行っていました。

【Writing対策】

ライティングは正直かなり苦労をしました。しかし、今振り返ると苦労していた理由がよくわかります。もっとも大きな原因は、間違いなく、英文法力の欠如でした。ご多分に漏れず、ネイティブのライティング添削を行っていました。しかし、結果としては良くて5.5、悪い時は5.0を取りつづけていました。今振り返ると、ネイティブ講師の英語での英文添削を理解する文法力がなく、なんとなくで理解していた結果、本番でも大きな間違いや言いたいことを表現できていなかったと思います。結果的に、6.0以上を安定的にとれるようになったのは、GMAT SCの点数が向上した時でした。

 

GMAT勉強方法

GMATの学習を総合して振り返ると、学習自体はとても苦労し、とてもしんどい思いをし(99%はしんどい思いです。)、さらに、最終的には700点オーバーを取得することはできませんでしたが、20代後半に数学と英語をもう一度鍛え直す機会を得られたことに、今では感謝しています。特に英語に関しては、一生の軸となる「英文法力」を獲得することができ、本当に良かったと思っています。ぜひ、皆さんも苦しいことはあると思いますが、学びが多いテストであると思うので、引き続き負けずに健闘してください。下記、科目別の学習方法です。

【Quantitative】

GMAT Prepを初受験した際に、38点という低スコアしか取得できなかったことにより、「日本人はMathの満点を取ってスコアメイクをする」という定説は自身には当てはまらないことを自覚し、以下の対策を地道に行いました。

・計算力向上のために、中学受験向けの計算問題10問ドリルを毎日1ページをこなす

・Jマスの基礎対策本の何度も通読し、数学的な基礎力の欠如を補う

・白チャート式数I・Aの関連パートで学習(特に順列や組み合わせのパートはお勧めです。)

・Official Guide(OG)のQuantitativeの問題を1問最大3分と決め、後ろの問題から回答し、正答しなかった問題は、JマスのOG日本語訳を参照して解答方法を確認

・OGを解く中で、適宜、穴が開いている数学知識をJマス教材及び白チャート式で再補強

・1週間に1回のペースでGMAT Prepを受験し効果測定

【Verbal】

基本的には、予備校Aの戦略クラス及び演習クラスを受講し、一通りのやり方を学習後は、OGなどを使用した学習を行いました。全体の戦略としては3科目あるうちのSCとCRを集中的に学習しました。

SC対策

・基礎英文法から予備校AのI先生の指導の下、やり直し、最終的にはSC戦略クラスまで受講

・予備校A受講後は、OGなどを使い受験仲間と勉強会で学習

CR対策

・基本的には、SCと同じく予備校Aの授業を受講

・CRに関しても、OGなどを使い受験仲間と勉強会で学習

RC対策

・OGを解答し、間違ったところを見直すことを実施

・基本は英語に向き合う時間を増やすためにGMATレベルの英字新聞を毎日1つを読むことを継続

 

エッセイ対策

エッセイについては、一言で言うと主体性が大切だと感じています。2017年及び2018年のMBA受験の際は、どこかカウンセラー任せのところがあり、上手く作成を行うことができませんでした。一方で、2019年の際は、過去2年の失敗を反省し、自らカウンセラーを動かしていく事を意識し、カウンセラーとの議論やアウトプット、期限などをコントロールし出願まで、バシバシと持っていくことができました。

 

インタビュー対策

対面のインタビューに関しては実際ほとんど練習することはありませんでした。(2回程度N氏と1時間行っただけです。)理由としては、年末Oxfordで求められていたKIRAというオンラインのビデオ面接の対応に約10時間から15時間ほどN氏と行い、そこである程度自信をつけることができたからです。実際に対面の面接を受けた感想も、KIRAの方が厳しかったというもので、面接自体はとても楽しんで受けることができました。

Owen を選択した理由

最終的にVanderbilt Owenを選んだのは、1つは上記したFinance分野に強みを持つスクールであったことです。また、日本人のMBA卒業生のつながりも強く、かつ、今後日本におけるOwenの知名度を向上させていきたいという共通の建設的な目標を持つ卒業生の皆様をとても魅力を感じたからです。その他様々な理由はありますが、一番の決め手となったのは、米国人が75%程度を占める米国色の強い少人数制の学校であったことです。MBA留学を通じて、米国文化について、言語の面含め理解を深めることを、少人数制かつ留学生にフレンドリーであるOwenであれば、できそうと確信したからです。

最後に

MBA準備では、苦しい経験や学べた「英文法力」含め、本当に得難い経験を得ることができました。皆さん一人一人の道があるので、なかなかうまくいかない方、わずかな時間でうまくいく方いると思いますが、挑戦されている方は周りの状況に一喜一憂するのではなく、是非、ご自身で信じられた道をお進みください。その先に必ず、納得いく結果があると思います。皆様の成功を心よりお祈りしております。

プロフィール その1
プロフィール その2 
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