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Class of 2027 企業派遣3名

1 企業派遣(セキュリティ会社)

2 企業派遣

3 企業派遣

プロフィール その1

【留学形態】社費留学
【出身業種】セキュリティ会社
【専攻志望】Strategy、Operation&Analytics
【海外経験】幼少期に海外在住(日本人学校)。大学生の頃に米国に語学留学。
【キャンパスビジット】あり(2025年2月頃)

動機(Why MBA?)

元々セキュリティ会社でM&Aプロジェクトに携わる中で経営知識の欠如を痛感しました。優秀だと思う先輩方、上司はMBAを持っている方が多く、腰を据えて体系的に経営知識を習得したいと考えました。又、海外子会社に今後出向するといったキャリアを見据えた時に全く異なるバックグラウンドを持った人たちをまとめ上げるリーダーシップを学びたいと考えました。

勉強方法

(スケジュール概観)
2023年12月:社内選考に合格。MBA受験への第一歩を踏み出す。
2024年1月:AGOSに通学を開始し、TOEFL対策をスタート。

      しかし「バラバラに始まる形式」が自分には全く合わず、早くも厳しい受験生活になる予感を抱く。
2024年5月:社内の足切り点はクリアするも、TOEFLとの相性に限界を感じ、IELTSへ転向。
2024年6〜7月:仕事が繁忙期に入り、なかなか勉強時間を確保できない日々が続く。
2024年8月:IELTSでOA7.0を取得。少し光が見えてくる。
2024年9月:GMATの勉強を開始。
2024年10月:社内の組織変更で大きな影響を受ける。

      「このタイミングかよ…」と少し会社にイラつきつつも、新領域の業務と引き継ぎで再び多忙に。
2024年12月:GMAT・GRE・EAでなかなか良いスコアが出ず、精神的に追い込まれる。

      年末年始も返上し、エッセイ執筆を急ピッチで進める。
2025年1月:Round2で8校に出願。
2025年2月:オンライン面接・キャンパスビジットを実施。EA152点を取得し、スコアを再提出。
2025年3月:Owenを含む5校から合格通知を獲得(残り3校は途中辞退)。

TOEFL

会社の方針で7月までにTOEFLを最低で80点取らなければいけないという決まりがあったので最初はTOEFLの対策を進めました。その足きりの点数を超えた後はIELTSに切り替えて出願スコアを取りました。基本的にはTOEFL100点、IELTS7.0が感覚的にはアメリカTop20の大学に入るには大体のベンチマークとなる印象です。(エッセイ、面接、GPAなど他の審査項目もあるので一概には言えません。)
まずTOEFLの中ではReadingが一番苦しみましたが、Readingは単語力がないと話にならないと思ったので、TOEFL英単語3800I(旺文社)を単語シートを使いながらひたすら覚えていきました。
Listeningに関してはシャドーイングが一番効果がありました。日ごろからもPodcast やドラマを英語で鑑賞するように心がけていました。本番では個人的にはひたすら聞こえてくる音を殴り書きでメモしていました。後で読み返すかどうかは別として手をずっと動かしている方が内容も個人的には入ってくるように感じました。Speakingに関してはIndependentでは自分の得意なトピックで3つくらい型を用意して強引にでもその型にもっていくようにしました。Writingでは基本予備校で教えてもらったテンプレートで文字数は稼いで、body paragraphの要点を聞き逃さないようにListeningでは留意していました。
 

IELTS
基本TOEFLと主題科目は一緒なので特別対策は行いませんでした。下記の問題演習を一周したくらいです。

IDP Education IELTS公認問題集(桐原書店)

GMAT/GRE/EA
TOEFL or IELTSでスコアメイクが完了したあとはGMAT or GRE or EAに移行していくと思います。GMATとGREとEAどれにも手を出しましたが、最終的にはEAにしました。EAで受験できる学校は限られていますのであらかじめ志望校の必要条件を確認してください。基本的にはこちらもAGOSの授業で対策進めました。IRとQuantitativeはジェイマスを3周くらいしました。苦手意識のあったVerbalのRCに関してはAffinityの内宮先生の授業を受講しました。CRはAGOSの岡田先生で進めました。EAはGMATとGREと比べて問題は簡単で時間も短いため受けやすいように感じます。ただVerbalでSCというEAならではのセクションが出てくるのでそこだけは対策が必要です。

エッセイ
AGOSのエリック先生の指導のもと、最終的にはRound2で8校に出願しました。出願準備の進め方として、まずは志望度が中堅クラスの学校のエッセイで大枠の型を作ることを先生から推奨されました。実際、どの学校も基本的には Why MBA / Short Term Goal / Long Term Goal / Leadership を問う形式が中心となるため、これらをエリック先生との面談で毎回徹底的にブラッシュアップしていきました。
ビデオエッセイについては、ネット上に出回っている想定問答集をいくつか練習しました。ただ実際の質問は思いのほか日常的な内容が多く、IELTSやTOEFLでしっかり準備していれば特に困ることはないと思います。形式は「質問を受けて30秒準備、90秒で回答」というもの。最大3回までやり直しができますが、リテイクを選ぶと前とは異なる新しい質問が出され、かつ前の回答を使えなくなるので注意が必要です。
経験上、ビデオエッセイでは「完璧な答え」を狙うよりも、固くなりすぎず、明るく元気に話すことが最も大切だと感じました。

インタビュー

基本的に、エッセイで問われる内容はインタビューでも聞かれることが多いため、自分の言葉で伝える工夫が必要だと感じました。エッセイを書き上げる時点で考えはある程度整理できているので、私は想定問答集を作成し、それを基に自分の言葉で説明できるよう、ビデオを撮りながら練習しました。
Owenの面接官は、基本的に在校中の2年生が担当することが多いと思います。インタビューの場では、結論ファーストを意識しつつ、相手の反応を見ながら話の長さを調整することを強くお勧めします。

Owen を選択した理由(Why Owen?)

私がOwenを選んだ一番の決め手は、日本人在校生や日本人アルムナイの方々の強い愛校心でした。近年、多くのビジネススクールがオンラインで説明会を実施する中、Owenだけは卒業生がわざわざオフラインで開催しており、その熱意と愛校心に深く感銘を受けました。
また、キャンパスビジットの際には、在校生が非常に充実した学生生活を送っている様子が印象的でした。キャンパス自体の美しさや、ナッシュビルという街全体の活気も大きな魅力でした。さらに、Owenは近年ランキングでも上昇傾向にあり、客観的な指標からも勢いを感じられました。(2025年時点でUS Newsランキング18位)
加えて、私は日本人留学生が多すぎる環境では、どうしても日本人同士で固まってしまう懸念がありました。その点、Owenは比較的日本人学生が少なく、より多様なバックグラウンドの仲間と学べる点も大きな魅力となりました。

最後に

受験期間中は、仕事を続けながら日々さまざまなプレッシャーと戦い、本当に苦しい時期もありました。だからこそ、ときには信頼できる人に相談したり、気分転換をしたりして、根を詰めすぎないよう工夫して乗り越えてきました。
その結果、ありがたいことに複数の学校から合格をいただくことができました。進路を決める際も悩みに悩み、考え抜いた末にOwenを選びましたが、今では心からこの選択をしてよかったと感じています。
この体験記を読んで少しでもOwenに興味を持っていただけたなら嬉しい限りです。もしご質問やご相談があれば、ぜひお気軽にご連絡ください!喜んでお話しさせていただきます。

プロフィール その1
プロフィール その2 

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