コメント その1
Class of 2021 TI (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
100%です。当初思い描いていたMBA生活よりも数倍楽しい時間を過ごすことができました。大切な友人がたくさんできたのも理由の1つです。
Owen に来て自分はどう変わったか?
クラスメートの多様な価値観や考え方に触れて、自分のものの見方や発想の幅が大きく広がったように感じます。性格も以前より積極的に自分の意見が言えるようになったと思います。
Owen で最も影響を受けた人物
クラスメート達です。如何に自分が今まで日本人的発想に囚われていたのかということを気づかせてくれました。
学生生活を通じて得たもの
友人・自由な発想・アメリカ文化の理解・強い精神力
好きな教授(Top 3)
1. Robert E. Whaley
ファイナンス、特にマーケット関連の仕事をしている人なら誰しもが知っているVIX指数の開発者です。授業中に自分の投資ポートフォリオについて語ったり、プットやコールオプションを売買した話をしたりしてくれるので、デリバティブ関連業務出身の私にとってはとても楽しい時間でした。
2. Bruce K. Cooil
既に退官されてしまいましたが、私が1年生の時に統計学を教えていました。彼の授業プリントはかなりわかりやすく、かつ発展的なポイントも随所にちりばめられておりOwenで唯一、授業プリントをずっと保管しておきたいと思った教授でした。授業中に着ているアロハシャツがとても印象的。
3. Mumin Kurtulus
Operations Managementというコアクラスを受け持つ教授です。Japan Business Clubのアドバイザリーもしてくれており、イベント開催の時にはお世話になりました。授業もクラス全員参加型のシュミレーションがあり、皆で楽しく参加したことを覚えています。
お勧めの授業(Top 3)
1. Applied Investment Management
前述のRobert教授が受け持っている授業です。金融世界でのリスクとは・リターンとはという根本的なところから始まり、最終的にはエクセル上でアセットアロケーションの最適化計算を扱うので非常に面白かったです。
2. Corporate Financial Policy
まずJoshua White先生の人柄がとても良いです。授業内容も役員報酬のインセンティブの話や、債券や株式発行による資金調達の話など経営者が今後関わるであろうファイナンスの事象を網羅的に取り扱っています。Financeの事前知識がない人でも楽しく受講できる授業だと感じました。
3. Business Analytics
パイソンを使って統計解析を行う授業です。パイソンのコーディングを学ぶ授業ではなく、統計学をどのようにビジネス面で活かしていくかに焦点を当てた授業です。授業スピードも程よく、授業内容も面白いのでプログラミングと統計に抵抗感が無い方は是非受講をお勧めします。
最もタフだった授業
Mod1のLeading Teams and Organizationsはケース課題も多く、かつ授業中に発言をしなければいけないというプレッシャーとの戦いでした。アメリカに来たばかりで英語に不慣れということもあり、一番危機感を持ちながら受講していた授業でした。
Owen のここが好き
皆尊敬できるパーソナリティを持っているところです。また、競争的な雰囲気はなく、皆で力を合わせて学校生活を乗り切るといった思想を皆が持っている点も最高だと思います。
Owen への要望
私も現在建設中の新校舎で学んでみたかったです・・・
最も印象に残っているイベント
Cosmopolitan Week
1年生の時に日本の文化について発表したのですが、立ち見が出るほど多くの人がクラスに来てくれて、かつ笑いも沢山取れたので一番印象に残っています。
アメリカ生活で最も楽しかった事
国立公園巡り。アメリカの雄大な自然を目の当たりにして、自分も沢山のエネルギーをもらいました。
アメリカ生活で最も嫌だった事
頼んだものが届かないといった事件はアメリカでは頻繁にあるのですが、日本ではほぼ体験したことがなかったので慣れるのには苦労しました。特にUSPSが一番信頼できないということを学びました。
ナッシュビルのお勧めスポット
日産スタジアム。アメリカの人はたいていアメフト好きなので、アメフトの知識が増えると会話の幅が広がり、盛り上がれること間違いなしです。
コメント その2
Class of 2021 MI (Finance 専攻)
Owen の満足度とその理由
90%です。スモールスクールならではの協力的な雰囲気、質の高い授業、授業外での活動、どれも満足度が高かったです。残りの10%は、もう少しインターナショナル比率が高くてもよいかも。
Owen に来て自分はどう変わったか?
リーダーシップへの意識
チームとして最大のアウトプットを発揮するには、リーダーシップが必要不可欠です。リーダとしてチームを牽引する場合に、自分はどのような役割を求められているか、というのを意識するようになりました。
キャリアへの意識
アメリカ人の、「キャリアは自分でつくるもの(所属企業でのキャリアップ、転職等含む)」という感覚を身をもって体験することができました。日本とアメリカの文化差はあれど、今後はより高いプロ意識をもって業務に取り組むことが重要だと考えさせられる経験でした。
Owen で最も影響を受けた人物
たくさんいますが、アメリカ人の友人一人に最も影響を受けました。学業で優秀なことはもちろん、チームメイトへの気配り、教養の深さ、将来のビジョンに感銘を受けました。
学生生活を通じて得たもの
経営の基礎となるハードスキルに加え、多様なバックグランドを持った人たちとのチームワークの経験です。
好きな教授(Top 3)
1. Brian McCann
ストラテジーの教授です。授業の質が大変高く、インターナショナルの学生への理解も高いです。
2. Nancy Lea Hyer
オペレーションの教授です。Owenの名物教授の一人でもあり、授業はわかりやすく、かつ学生全員を巻き込んだ授業を行います。
3. Ray Friedman
アジアビジネスの教授です。
お勧めの授業(Top 3)
1. Corporate Strategy
Brian教授の企業戦略のクラスです。企業が参画するべき事業を決定するにあたって有用なフレームワークを学ぶことができます。個人的には、M&A戦略を学べたことが非常に貴重でした。
2. Managing and Improving Process
Nancy教授の、プロセス効率化の授業です。毎回の授業の質が高く、プレゼン能力も高いため、内容はタフですが、楽しく学ぶことができました。シックスシグマやプロセスマッピング等を学ぶことができました。
3. Doing Business in China
Ray教授の授業です。その名の通り、中国ビジネス(文化背景等も含む)も学べます。中国ビジネスの最前線や、アメリカ人が中国をどうみているか、というのを学ぶことができます。日本との関係にも触れるので、日本人として国際舞台でどう活動していくのか、ということを意識させられる授業でした。
最もタフだった授業
Corporate Valuation
Craig Lewes教授の授業です。私に企業価値評価の知識がなかったことに加え、毎週のケースワークやプレゼン等盛りだくさんでした。また、1年目のMod2で受講したため、英語についていくだけでも精一杯でした。
Owen のここが好き
協力的な雰囲気、学生と教授の距離感の近さ、きれいなキャンパス、です。
Owen への要望
もう少し、インターナショナルの比率を増やしてもよいかと思いました。
最も印象に残っているイベント
若干趣旨とずれるかもしれませんが、卒業式です。コロナ禍の中、スタッフの方々の綿密な仕事のもと、2021年には無事に式が開催されました。関係者の方には感謝しかありません。また、留学準備期間もふくめると4年ほどかかったMBA修得の集大成と思うと、感慨深いものがありました。最後に、友人たちとの日本orアメリカでの再会を約束できたのもよい思いでです。
アメリカ生活で最も楽しかった事
夏休みに行ったロードトリップです。車でアメリカ中を駆け巡り、文字通り一生思い出に残る経験ができました。グランドキャニオンやイエローストーン国立公園などはもちろんのこと、見渡す限りの道路や、人の手のついていない大自然など、アメリカならではの経験ができました。
アメリカ生活で最も嫌だった事
外食が高く、かつあまりおいしくないこと。
ナッシュビルのお勧めスポット
Hop Doddy Burger。上記と若干矛盾しますが、ハンバーガーはおいしかったです。ホットチキンよりハンバーガーです。
コメント その3
Class of 2021 YH (Marketing 専攻)
Owen の満足度とその理由
90%です。自分の学びたいと思ったことが勉強できましたし、何よりもクラスメイトが非常にフレンドリーでかつ勤勉であるため楽しく学生生活を送ることができました。一点残念というか悔しいと感じたことは、授業の予習復習や就職活動に追われ学校のイベントに参加できないことも多かったことです。もっと色々なことに挑戦し体験してみたかったです。
Owen に来て自分はどう変わったか?
よりグローバルな視点で物事を見れるようになったこと。自分が今まで思っていた世界がいかに狭く偏っていたことを痛感することができました。
Owen で最も影響を受けた人物
特に印象深いのはInternational studentsのメンバー達です。非常にフレンドリーでありかつ、アメリカ人と比較しハンデを負いながらも、アメリカで活躍したいというハングリー精神に刺激を受けました。
学生生活を通じて得たもの
グローバルな視点。ビジネスにおけるアメリカ社会の考え方。
好きな教授(Top 3)
1. Tim Vogus
Leading Teams and Organizationsの授業で教えてもらいましたが、多くのクラスメイトの意見を引き出しながらも、自身の考えも提案し、上手く議論を活発化させながら常に楽しく意義のある授業を提供してくれていました。
2. Mumin Kurtulus
それまでオペレーションの考えを知りませんでしたが、彼の説明により非常にわかりやすくまた論理的にオペレーションの考え方が重要であると気づくことができました。
3. Kelly Goldsmith
非常に情熱的でありながらかつ具体的にわかりやすく、授業のプログラムを組み立ててくれ、マーケティングの本質を学ぶことができました。
お勧めの授業(Top 3)
1. Leading Teams and Organizations
2. Operation management
3. Quant Method for marketing
最もタフだった授業
Leading Teams and Organizations
入学してすぐに受けなければならない授業であり、チームでの議論やレポートを中心に授業での発言が求められる授業であったため非常にタフでした。ただこれを乗り切ったおかげで他のどの授業も乗り切れるはずという自信がつきました。
Owen のここが好き
フレンドリーな雰囲気。クラスメイトだけでなくファカルティーやスタッフのメンバー全員がウェルカムな雰囲気を出しており非常に話しかけやすい点です。
Owen への要望
このままスモールクラスの規模を維持して欲しいです。その方が強固なネットワークが維持し続けられると思うからです。
最も印象に残っているイベント
ISBP
Owenで最初に経験したイベントであるため強烈に印象に残っています。楽しくもあり厳しかった印象です。でも終われば非常に良い思い出になりました。
アメリカ生活で最も楽しかった事
クラスメイトと食事をしながら、また飲みながら色々な話ができたこと。こちらの英語を過度に気にすることもなく楽しく話してくれたことは非常に感謝していますし嬉しかったです。
アメリカ生活で最も嫌だった事
夜の治安が少し不安でした。
ナッシュビルのお勧めスポット
圧倒的にCentennial Parkです。時期によって表情が変わりますし、近所の住民ふくめ現地の人たちがその公園を楽しんでいます。特に好きなのはそこで開かれるMusicians corner。フリーで開かれる野外の音楽フェスティバルですが何度もその光景に感動しました。